今日は唐川の千葉マリンでのお披露目登板があり、見事なデビューを飾りました。
大嶺とともに3年後のロッテ投手陣の軸となっているであろう唐川、その素材の素晴らしさを発揮しました。
中指のマメが潰れたとのことで、予定していた2イニングを1イニングに切り上げての登板でした。
先頭の仁志にスライダーで、次の石井を内角低めのストレートで三振を奪い、歴戦のベテランに臆することなく真っ向勝負は見事でした。
ストレートも144キロをマークし、高校生ビッグ3と言われていただけのことはあります。
手本にしたいような綺麗なピッチングフォームですが、高校時代にくらべるとやや溜めるような感じになっている気がしましたので、走者を背負ってのセットポジションからの投球も見てみたかったのですが、またの機会にチェックしてみたいと思います。
まとまり感からすると大嶺よりも一段も二段も上ですから、1軍に定着するのも大嶺より早いかもしれません。
まさに千葉の宝とも言える唐川ですから、大事に育てて欲しいと思います。
試合はオープン戦後半の悪い流れを断ち切れないまま、あまりいいところなく4連敗で終わりました。
先発した久保は「突然打たれだす症候群」が顔をのぞかせる場面もありましたが、前回の登板に続いてストレートに力があり、今年はやってくれるのではないかとの期待感を持たせてくれました。
彼が白星先行のピッチングをしてくれればローテーションもかなり楽になりますので、奮起を期待しています。
今日の収穫はOKコンビのピッチングでした。
荻野は生命線のカーブのコントロールが抜群で、膝元へのストレートもキレがありました。
この制球力をキープできれば、昨年と同様の活躍が期待できます。
カーブの曲がりはもう少し大きい方が打者の目を惑わせられるのですが、今日の投球内容は荻野にとっても自信になったのではないかと思います。
消息不明だった川崎も1週間ぶりに姿を見せ、3失点と内容はイマイチながらも無事であることが確認できただけで充分です。
どうやら風邪と昨年も痛めた背中の張りにより登板を見合わせていたらしく、肩肘でないことがわかったのでホッとしました。
もしかすると最初のビジター2カードは1軍から外れるかもしれませんが、大きな怪我さえなければ今年もやってくれるでしょう。
打線は顔ぶれ的には私の考えるベストオーダーでしたが、湿ったバットは相変わらずでした。
かなり重症っぽいズレータは体が伸びきった状態でのスイングが目立ち、力をバットに乗せ切れていない感じがします。
タイミングの取り方の問題だと思いますが、視力の衰えなどではないことを願いたいところです。
またオーティズが2安打したのが好材料で、守備でも走塁でも昨年と同様にひたむきなプレーを見せてくれましたので、目前の結果にとらわれることなく使い続ければ昨年以上の結果を残してくれるのではないかと思います。
その他で目に付いたのは福浦の守備、やはりロッテの内野守備を支えているのは福浦のグラブ捌きだということを再確認できました。
あっちゃこっちゃに放る西岡の送球を何気なく処理する彼のプレーは秀逸で、彼が守ると守らないとでは内野守備の締まりが違ってきます。
福浦の後継としては青野、竹原、神戸らが考えられますが、いずれも守備がイマイチなだけに、福浦の存在意義の大きさを改めて感じてしまいます。
守備という意味では8回に見せた南のバックホーム、あれは橋本がきっちりとキャッチして欲しかったです。
しかしあの強肩をアピールできたことで、南の開幕1軍ベンチ入りが濃厚になったように思います。
今週の木曜日、20日からついにペナントレースがスタートします。
ビジターでの日本ハムとソフトバンクの6試合でどういった戦いぶりを見せてくれるのか、課題の中継ぎ陣と低調気味の打線を抱えていますので、試合の鍵を握るのはどうしても先発投手になります。
小林宏、成瀬、渡辺俊、小野、清水、久保の順番になると思われますが、何とか5割以上の成績で千葉に戻ってきてくれることを願っています。
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身体がもう少し大きくなって球速がアップすれば、かなり期待できます。
西岡の好プレーを演出したのは福浦の見事なハンドワークでした。やはり福浦の守備力は欠かせないと私も感じました。
最後に橋本、先日の振り逃げ失点の時も書きましたが、あれくらいは捕球してもらわないと困りますね…。
昨年、サブローの好返球を何度も演出した里崎とは捕手として大きな差だと思います。
二軍スタートでしょうが、先発6人の内、誰かが
離脱した時には、一軍で見たいですね。
川崎は確かに、ケガでなかったのは良かったですが、
OP戦で結果を残してないのは心配ですね~。
しばらくは2軍で調整or敗戦処理で様子見にしたいです。
重症ズレータは相手にかける一発のプレッシャーが
あるので、一軍に置いときたいですが、
打てる感がしないので浦和で調整。
私なら、DHは神戸かベニーを起用します。
オリンピックの間に先発できるぐらいに育つんじゃないかな
スタンドデッキなど様変わりしていて、シーズンのマリンでの観戦が楽しみになりました。唐川はもう1軍にいてもいい選手だと思いました。久保少し安定感に欠けている感じがしましたが、シーズンではしっかりやってくれると思います。横浜の寺原が良かったのでしょう。安打が出ずに打線は大丈夫かと心配になりました。回が進んで一時は逆転しましたが、結局逆転を許してしまい。逃げ切られてしまいました。個人的には新外国人のアブレイユにかなり期待しています。コントロールも良く、球に威力があり、シーズン通して抑えをやればかなりのセーブを挙げてくれると思います。今日の打撃陣のスタメンはほぼ開幕メンバーだと思います。もう開幕間近ですが、もっと調子を上げてもらいたいです。シーズン通しての活躍を期待してます。4月にマリンの日ハム戦を見に行くので楽しみです。中田出てきて欲しいです。
あれが現役プロ野球選手1・2を争う強肩なのか!と実感した送球でした。
本当に橋本さえちゃんとキャッチしていれば・・・ 橋本はなんとかならないものでしょうか・・・
ご指摘の通り、あれで体がプロのそれになったら、末恐ろしい投手になると思います。
ただまとまっているので2軍でも使いやすいため、いろいろな面で固まる前に無理使いして壊さないようにして欲しいと思います。
>青学小川26さん
ズレータの不調、悩ましいですね。
確かにあれならベニーや神戸を見てみたい気持ちがしてきます。
ただ一発の魅力と言いますか、その怖さは打線には絶対に必要ですので、試合に出しながら調子を上げていってもらう・・・と言うには打線全体が湿りすぎで無理でしょうかね。
>ウエノさん
諸般の事情がありながらも大嶺が4月デビューでしたから、唐川の北京五輪開催中のデビューは充分にありえると思います。
>Unknownさん
私も昨日が今年初の千葉マリンで、ピクニックボックスなどの新しい座席や、リボンビジョンという真新しい施設に触れました。
しかしあのリボンビジョン、神戸がファールの打球をぶつけていましたが、衝撃には強いのでしょうか。
ズレータが微妙ですが、打順はともかく顔ぶれはほぼ開幕メンバーだという点、全く同意です。
福浦が3番で復活できるか、今江がムードを盛り上げることができるか、今年の打線のポイントはここだと思っています。
>コヤマリンさん
やっぱり凄かったですか、南の強肩。
ヤフー動画で見ていても、ぐんと伸びるような返球でした。
橋本は先日もポロポロしていましたし、里崎の差はどんどん広がっていきますね。
>NO39かずくんさん
ベニーがコロコロしているのは昨年並かなと(笑)
確かにプレーに覇気がないように感じるのは、調子が出ないからだけではないような気がします。
例えば今日の南の返球で橋本がブロックで封殺できたら一気に盛り上がったでしょうに、と思ったりしています。
まあ、南の送球、凄かったですね。イチローがまだ日本にいた頃の球筋を思い出しました。ホーム付近でまだ、タマが伸びてましたからね。
でも、外野陣、ここのところ、ポテンヒット多すぎない?と思ってみておりました。
久しぶりに鳥肌が立ちました。
あれを後ろに逸らされたら、悲しいですね。
福浦の守備。
昨年、成績が悪いながらも、ゴールデングラブ賞
を受賞したように、あの守備は超一級品です。
あのハーフバウンドへのグラブのあわせ方。
彼なしで、マリーンズの内野はありえませんね。
江川ですか、確かに何だかんだ言っても9回に150キロ近いストレートを投げることができた江川は化け物でしたね。
チームを選ばず、高校あるいは大学卒業時にすんなりとプロ入りしていれば、歴史に残る大投手になれたかもしれませんが、巨人でプレーするのが彼の人生設計だったわけですから仕方がありません。
唐川にもそんな底力があると思えるのは同意で、順調に成長してくれることを願っています。
>kt0120さん
他の方も仰っていますが、もの凄い返球でしたね。
Yahoo!動画で見てもそうですから、ナマで観戦した時の感動は凄いものだったと思います。
アウトにこそなりませんでしたが、南はアピールできて満足しているのではないでしょうか。
小坂のハーフバウンド処理も天下一品でしたが、福浦も負けず劣らずだと思います。
彼の守備にどれだけの内野手が救われたか、ズレータの不調が守りながらではないことの影響なのかもしれませんが、やはり一塁は福浦に任せたいですね。