オリオン村

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ダブルダウン

2017-07-11 01:31:13 | 読書録

ダブルダウン

講談社

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岡嶋二人の作品は2時間ドラマの原作にぴったり、どぎつい殺人などはありませんし軽いタッチで展開をしていくのが常で、その反面で謎解という点ではやや物足りなくはあります。
しかし今回は疑わしき人物はいますし推理のネタもここそこにあるのですが、見事なぐらいな引っ掛けでやられたといった感じです。
推理をする楽しみ、それをそのまま主人公に推理をさせてひっくり返される、ある意味で王道とも言える推理小説でした。

ボクシングの四回戦、かたやデビュー戦、かたや二戦目のボクサーの対戦は二人ともが試合中に倒れて命を落とすところから物語は始まります。
まさにダブルダウンなのですが死因は青酸化合物による毒死、花束贈呈をした謎の女性、セコンドと同じTシャツを着た不審な人物とまさに事故が事件に様変わりをして主人公の編集者、雑誌記者、元ボクサーの評論家がその事件を追っていきますが、殺人方法も二転三転、新たな犠牲者も出て、息つく暇もありません。
真相はやや掟破りな感もありますがさほどに奇想天外なわけでもなく、心地よい騙され方、作者自身が駄作と評しているようですが、なかなかに楽しませてもらいました。


2017年7月8日 読破 ★★★★☆(4点)


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