オリオン村

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QED 鬼の城伝説

2016-10-01 04:54:29 | 読書録

QED 鬼の城伝説

講談社

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パターン化が顕著なQEDシリーズも、結局のところはテーマに興味があるかどうかなのでしょう。
今回の鬼伝説、吉備津彦命の温羅退治は守備範囲からかなり離れているのですが、それでも一昨年の史跡巡りで日本100名城スタンプが目当てで足を運んだ鬼ノ城で触れていますので心理的な距離が近く、現地の描写もまだ記憶が新しいためにふむふむと、それなりに入り込むことができました。
崇、小松崎、棚旗姉妹のでこぼこ珍道中もこれまたお約束、崇のうんちくもマンネリを意識したのか前半部分を新たな登場人物に語らせたのもよかったように思います。

ミステリーとしてのそれが物足りないのにも、慣れてきました。
あまりに偶然に頼った仕掛けはそもそもがツマでしかなく、その言葉遊びと同じく突っ込むのは野暮と言うものなのでしょう。
崇がタタル、だからタタラというわけでもないでしょうが産鉄へのこだわりもいつもどおりで、実際に古代史に占める「鉄」の存在がそれだけ大きいのでしょう、孝霊天皇など登場人物を調べるようになっただけでも守備範囲の広がりとまでは言わずとも豊かになったような気になれます。
ちょっとルビが無いと読めない漢字が多すぎるかなぁ、これが一番のハードルかもしれません。


2016年9月30日 読破 ★★★★☆(4点)


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