2年ぶりの堀のホームランは通算180号で、バックスクリーンへの見事な当たりでした。
まさかここまで堀が頑張るとは思ってもいませんでしたし、無様な姿を見ることになるぐらいであれば引退をすべきだと考えていましたが、ベテランの意地には頭が下がります。
逆に言えば堀の活躍を許した福浦の不調や、真剣に野球をやっているようには見えない他の選手の不甲斐なさが浮き彫りになってしまっています。
何にせよ今のチーム状況を考えれば、このホームランを見ることができただけで満足をするべきなのがロッテファンの正しい作法なのでしょう。
それにしても分からないのが、いつもながらのバレンタイン監督の采配です。
7回にバーナムJr.が1点差に迫るホームランを打った後の堀の打席で、橋本を代打に送ったことにはスタンドからも非難の声が上がっていました。
二死で走者がいるわけでもありませんし、投手が左腕の林に変わると橋本に代打の代打で大塚を送り、その大塚が初球を打ち上げるのですから、出るのは溜息ばかりです。
猛打賞でヒーローになった翌日がスタメン落ち、なんて選手起用をするバレンタイン監督ですから驚くに値はしないとは言っても、これだけ勢いというものを無視するのはどうかと思いますし、果たして選手たちは本当にバレンタイン監督に心酔をしているのかが疑わしくなります。
代打を告げられてベンチに戻る堀の後ろ姿が寂しげで、うつむきながら肩を落としていたように見えたのは思い入れによるものなのでしょうが、とてもガッカリとした采配でした。
こういった采配を来年以降も見たいと思っているファンがあれだけの数もいることは、私の理解の範囲を越えています。
竹原を2番に置くことでどういった選手になることを求めているのかも見えませんし、やはり私は別の監督にチームを預けたいと思います。
得点差以上の完敗、これが今日の試合の私の評価です。
肘の違和感もあって久しぶりの登板となった唐川でしたが、今シーズン最悪のピッチングでした。
心配をしていた肘を気にするような素振りはありませんでしたし、腕の振りも悪いというほどでもありませんでしたが、あれだけコントロールが悪い唐川は初めて見ましたので、長い空白期間が影響をしたのだと前向きに考えたいと思います。
ストレートが高めに浮き気味で抑えが効いておらず、序盤はそれでもボールに伸びがあったために空振りが取れていましたが、球数を重ねる毎に捉えられるようになり、5回途中で8安打5失点ですから何の言い訳もできません。
スライダーやチェンジアップも制御しきれず、低めのボールはお辞儀をしてしまい、よくぞ5回まで持ったといった方がよいかもしれません。
チーム状態もあって何とかしなければという力みもあったのかもしれませんが、ここから失速をするようでは昨年と同じになってしまいますので、次に期待をしたいと思います。
それにしても相性がいいとか悪いとかはよく言われる話ですが、唐川にとっては二岡が完全な苦手となってしまいました。
4月の対戦の際に二岡にホームランを打たれて、次の打席で交代をさせられた唐川でしたが、その際に「ああいった場面で投げさせてもらえるようになりたい」と言っていました。
昨年は稲葉にきっちりとリベンジをした唐川だけに、私もあそこは続投をさせるべきだと考えていましたが、あの交代が唐川に苦手意識を、二岡にカモ意識をもたらしたのではないかと、そこまで単純な話ではないのかもしれませんが、そんな気がしています。
少なくとも日本ハムベンチはそう考えていることは間違いなく、久しぶりに二岡がスタメンに名を連ねたことを見ても明らかです。
意識ではなく無意識にでもそういったことがあれば唐川にとっては好ましいことではないので、早めにそういった憂いは断つべきです。
次に日本ハム戦に唐川が先発をする際には二岡が再び立ちはだかるでしょうから、リード面を含めて、ベンチの最大限のバックアップを求めます。
後半戦の最初のカードをあっさりと負け越してしまったわけですが、3連敗は避けなければなりません。
昨日の小林宏と同様にさりげなく調子を上げつつある小野ですから、その小野が小野らしいピッチングをするためには先制点がどうしても必要です。
2試合で6安打の打線にそれを期待するのは酷ではあるのですが、全選手に先日の広島戦のビデオを見ることを課すことで、基本に忠実な打撃を取り戻してもらいたいものです。
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長打で勝つチームでは無かったはずがいつのまにかこんな現状になってしまっている、打線そのものを見つめ直さねばいけないですね・・・
日ハムと戦っているとチームの差がありすぎて憂鬱になります。
小野も被打率が高いのでいつまで持ちこたえられるかわからないですが、今更戦い方を変えられるほど器用ではないので明日こそ打ち勝ってほしいですね。
でも、試合としてはいいところなく敗れてしまいましたね。借金返済がなかなか見えてきません。この際3位狙いでもいいので、勝つことへの貪欲さ、がむしゃらさ、執念を見たいです。
ところで、今日は日ハムファンの友人と一緒でした。左翼席でマリーンズ側とファイターズ側を分かつ柵を挟んでの観戦でした。左翼席のホーム応援エリアで声を出してほぼ一人孤立無援で応援していたら浮いていたようです。明日は右翼席でいつもの調子を取り戻します!
ボビーの采配は言い出すと限が無いし、今年で終わりなので、あえて触れないようにします。
小野が前回のタイガース戦で完投志願したが、適わず次回にと言ってました。今日の堀同様ベテランの力でチームの覇気を取り戻して欲しいものです。
あっさり凡退∠(、ン、)_
はぁ~いかにもなロッテ野球で連敗。元気が出ませんね。
あと、バーナムのスイングが鋭かったような気がしたけど勘違いですか?
堀選手は、シーズンスタート2軍からでしたが、
そこで、しっかりと打ちこめたのが、ここに
きて生きているように思いますね。
バーナム選手も生き返ったのではないでしょうか。
采配のことは何もいえません。
2005年、うまくいったことをずーと
ひきずって今日に至っています。
個々の選手は成長していますが、
チームとしての成長につながっていない。
そういうことではないでしょうか?
改革があってもいいと思います。
現場だけでなく、幹部クラスの改革も
していただきたいものです。
明日は内が落ちるのか?
とにかく竹原二番でいやな予感がし、堀に橋本を代打でだした瞬間にダメだと思いました。
やけくそ業務命令の極みです。
選手は労組員なんだからストでもしたら、マリーンズ分会で。
まぁ、バレンタインは自分が休みたいから2日間 の休みにしたんだろうなと個人的には思ってました。
そういう前提でTV観戦してたのですが、リードされてライトスタンドからの凄い応援の声がTVから聞こえて来て、恥ずかしいやら滑稽な気持やら、いったい何処を見て残留要求になるのかと、
負けを重ねてXデーも悪くない。準備や工夫の見えるオーソドックスな野球を見たい気持です。
1回表の小谷野のエンドラン失敗。
6回表の田中のバント失敗。
ファイターズには珍しいミスで好機を潰してくれました。
しかし風向きを掴めないマリーンズ。
1回、6回の攻撃はあっさり3者凡退。
ほんと淡泊な攻撃です。特に5回裏は堀の2ランで2点差となり八木に動揺が有ったのに、次の里崎が初級のボール球に手を出してあっさり凡退。
そしてこの試合最大の疑問はオリオンさんもご指摘されている7回裏。バーナムの代打HRで1点差に詰め寄り、堀の登場でマリンのボリテージが上がるその瞬間に代打橋本。あの場面で切り札の橋本を送る必要が有るのか?意味が判りません。
唐川は休養明けで間隔が掴めなかったのでしょうか。いつものキレが無かったような気がします。
明日、あまり期待しないでマリンに行きます。勝てば儲けものです。
今年は堀さんが絶好調で、もっとあの打撃を見ていたい気分です。
大松選手の完璧なホームランも見れましたし、負け試合にしては少し満足できました。
竹原選手は自分に求められてる事は理解出来ない、さらに頭を使って野球をしてない。それが大松選手との差になってしまったんだと思います。
糸井選手のような走攻守そろった外野手はマリーンズには出てこないんでしょうかね。
しかし、どうにも勢いを削ぐような采配は勘弁ですね。