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2017 ハセツネ30 参戦記

高い山はまだ深い雪に覆われていますが、近郊の山はグリーンシーズン到来です。

と思いきや、昨日のハセツネ30は、山中の積雪と林道法面の崩落により、コースが17kmに短縮されてしまいました。

今回も、睡眠不足が続いていたので、ギリギリまで家で寝ていました。

「後方スタートでもいいや、どうせ後半の林道登り返しで順位上げられるし」と、後半追い上げの作戦をもくろんでいたのですが、早速、スタート前にして作戦崩壊、これはピンチです。

スタートしてしばらくの渋滞と、山に入ったら順位の変動はあまりなくなるのとで、前半に1000位以内をキープしとかないと、

秋の本戦を逃すことにもなりかねません。

 

さて、今回は栃木からはDMJの原始人さんのほかに、明大山岳部時代の一年後輩、武闘派筆頭のT嶋氏、さらに明大山岳部若手ホープのM本君が参戦です。

そして本校からはスピードスターH本が出場、10台の部表彰台を狙いました。

 

会場までの途中で一緒になったM本とともに、案の定今回もかなり後方からのスタートになってしまいました。

他のメンバーは前のほうにいるとのこと。

 

入山峠までの約10kmの林道でほぼ順位が決まるな。

前半に全精力を注ごう。

といっても、スタートしてから街道までは細い路地だし、車道もレーン規制で、キロ5分ちょいのジョグペース。

ここは順位をあげられないので、アップ感覚。本格的な登りの林道に入ってから、入山峠までが勝負です。

ということで、林道に入り、ペースアップ。どんどん順位を上げていきますが、同じようなランナーが多いので、

みんな道を右に左に蛇行しながらとなります。

ぶつかりそうになるし、ペースを上げたり落としたり、とても無駄な走りになってしまってます。

長距離であればこんな非効率的なことはしないのですが、なんて今回はこの林道が勝負なので、

体力の浪費を承知でいきます。

やっぱりハイペースな展開だけあって、林道後半は疲れてきました。

そんなこんなで息を切らせながらやっと入山峠、ここから山道、といってももう残りは半分以下。

おまけみたいなトレイル区間なんですけど。

渋滞もあまりなく、ここまでくると周囲のランナーもそれなりの走力があり、緩い下りなどはみんな爆走です。

距離が短いのでみな余力があるようで、ガンガン飛ばしていました。

 

それにしても、水も規定の1.5リットルを持ちながら、まだ200ccくらいしか飲んでないし。

重りを背負って走っているだけじゃないか、これじゃ。

まあ、いいトレーニングと考えることにしよう。

あっという間に今熊神社、変電所、そして広徳寺前を通って、ゴール。

1時間31分28秒

あっけないレースで、タイムも平凡そのもの。

 

そして、今回はうちの部員、H本は、私より8分先着で10代の部2位に入る好成績。

ついに、顧問の牙城がくずれる日が来てしまった・・・・・

秋の本戦までにまた鍛えなければ。

 

さて、毎年恒例のショット

 のら坊登場!

 「のらぼ、のらぼ、の・ら・ぼ~♪!」

と、自作の歌や

「のらぼうのポーズ」なるものも披露しながら、今年もパクパク食べてました。

 

 

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高校生の春山合宿

先週末から今週前半にかけて、春合宿の引率で西穂へ行ってきました。

入山日の26日は朝から雪、夕方から夜にかけても、テントの除雪作業が必要となりました。

その晩、夢の中に加藤慶信君が現れました。

二人でいろいろ話しながら山梨の農道を歩いているという夢でしたが、

これはきっと、自分達に『雪崩に気をつけてくださいね』なんて伝えにきたのかな、なんて感じていました。

翌27日も雪で視界も悪いため、午前中はテント内で待機、視界がやや晴れてきた昼から、丸山先までトレース付けと上部偵察に向かいましたが、あまり視界はよくならずに引き返し。

28日は絶好の天気に恵まれ、新雪ですっかり冬化粧を取り戻した北アルプスの絶景を眺めながらの登山となりました。

丸山先の大斜面では雪崩を警戒してルート取りに神経を使い、その先は、やせ尾根で岩場も出てきたのでロープを使用。

結局、この日が最終下山日でもあり、雪の状態、メンバーの力など、総合的に見て、独標より引き返してきました。

独標からの最初の急な下りはロープをフィックス、その間に部員達はたっぷりと雪の北アルプスを目に焼き付けたことでしょう。

今回の合宿も無事に終わりましたが、部員たちの「ちょっとだけ山に慣れてきたが故の危険性」を感じる場面もありました。

「自分は山の実力者だ」なんて思った時点でそいつは危険な登山者だ。

常に「自分は未熟である」と自覚し、研鑽に励んでもらいたいと思います。

 

那須の大変痛ましい雪崩事故の報せは、テント内でラジオニュースから知りました。

事故に遭われた高校生、現場で仲間を失った山岳部員、引率の先生、そして親御さんのお気持ちを察すると、言葉が見つかりません。

これ以上ないというくらいにつらい事故です。

山は、季節を問わず、どんな山にも危険はあります。

その危険を察知する知識と感性、それを回避する技術、体力、判断力、どれもこれも身につけてそれを常に磨いていくことが、安全に山を楽しむことにつながると考えています。

 

そしてそれらは、普段の生活やトレーニングで磨いていくだけでなく、やはり山に入って現地での経験の蓄積によって身についていくものです。

そういった点では、ラッセル訓練自体はやる意義は大いにあると思います。

ただ、雪が積もった斜面であれば多かれ少なかれ雪崩の可能性は出てくると私は学んできました。

 

そして、ニュースで報道の通り、スポーツ庁から緊急の通知が本校にも届きました。

「高校生の冬山登山の原則禁止」の再確認と、これからの季節(残雪期)の登山に向けての注意喚起です。

全国的に、冬山特に高校生の雪山登山に対しての風当たりが厳しいですし、栃木高体連では高校生の冬山全面禁止も検討しているとのこと。

 

こうした大事故があり、活動を自粛するというのは理解できるのですが・・・・

 

この通知、登山をしていない人が作ったとしか思えません。

まず、冬山とひとくくりにしていますが、いったい何月から何月だ?

という疑問は推測するに冬山=雪山ということでしょうか。

積雪がある季節、ということであれば、5月も6月もそうだし、特にGWの山なんて荒れれば冬山並みになることもある。

秋、晴れれはハイキング感覚で紅葉を楽しめても、一晩にして完全な雪山になるほど荒れることもある。

それで多くの犠牲者が出た事故も一度や二度ではない。

 

冬山だから危険、というのもおかしい。

冬山ならではのリスクは確かに沢山あります。ただ、夏の体育館だって熱中症のリスクがある。

要は、冬山に対する備えをいかに万全にするか、ということが大事なのではないでしょうか。

 

夏山だけやらせて、山を知った気にさせるほうが、よほど危険な気がする。

夏の雪渓は堅くて的確なキックステップを要するところがいくつもある。

夏の剣沢雪渓などは、ピッケルアイゼンが必要なくらいだ。

「夏の滝谷と、冬の北八ヶ岳、どっちが危ないと思っているんだ?」なんて屁理屈の議論をしたいのではなく、

高尾山でも、冬の北アルプスでも、スキー場の裏山でも、それぞれの危険があるし、無雪期の山でも雪への備えは必要である、ということです。

例えば、丹沢大山の男坂の下り、転んだら命に関わる急斜面に道がついていて、引率では毎回緊張するが、ほぼ観光地と化している状況だ。これはとても危ないと思っているのだが。

秋の奥多摩、熊やイノシシに遭遇してアタックかけられるのは恐怖だ。

雷、低体温、急激な増水などなど、あげればきりがない。

どの季節であっても、どんな山であっても、やはり、

 

先人に学び

体力・技術を高め

危険を察する感性を磨く、

 

ことが大事なのだと思います。

その機会を奪うようなことはしてほしくない。

 

やはり、山岳部というのは、人と競って勝つことではなく

「いかに安全を確保して山を楽しむか」を教える場でありたい、と考えています。

 

人より速く山を走れるより、どんな状況でも生きて帰れることのほうが、強い登山者です。

(とか言いながら明日はハセツネ30kに出るのですが・・・・)

 

「全面禁止」にするのではなく、リスクを察知し、それを回避し、山を楽しめる自立した登山者の育成、を目指したい。

そのための顧問研修(これだって馴れ合いになっちゃダメだ)や、プロガイドの力を借りるなど、やれることは沢山あるはず。

 

私たち指導者は常に、山に対する恐怖心を持ち、そして学ぶ姿勢を忘れてはいけない、と深く感じています。 

 

亡くなった方々のご冥福を心よりお祈りします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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野性解放 !

 

湯河原 幕山にて

 

弁当を食べていたら、トンビが背後から襲来、お稲荷さんを狙われました。

とんびに油揚げ~~~~

息子は、「ジュウオウライオン」になりきって、棒を構え、

再度飛来した「トンビ怪人」に向かって

「バンバン!!」

と、応戦。

野生解放モードで、棒を振り回して頂上のお弁当を死守していました。

トンビが去っていったのを確認して、「レッツ!ジュウオウダンス!♪」

 

だいぶ自力で上り下りできるようになりました。

次は幕岩でクライミングかな?

 

 

 

 

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大山登山マラソン

今年の開幕戦は、恒例の大山登山マラソン。

富士登山競走の短縮版のようなこのレース、9kmと短く、上に行くにつれて傾斜が増すので、半端なく心肺が追い込まれるレースです。

今年は高1部員3人、顧問のS先生とともに、部をあげての出場となりました。

このレース、年々タイムを落とし、ここ2年は50分オーバーと振るわず。

部活の練習でも、部員最速の「スピードスターH」に遅れをとることも増えて、衰えを痛感させられてきました。

そして、昨年ハセツネのリタイア以来のレースです。

今年を占う大事な第一戦です!

 

10時半、40代の部と女子の部のスタート!

スタートすぐの曲がり角、ポジション争いを落ち着いてこなし、最初の1kmは3分55秒。

呼吸も脚も、余裕がある。

昨年よりも調子はよさそう。

ここから、キロ4分5~10秒くらいで、序盤のほぼ平地区間を行きます。

先頭ははるか先、でもここで引きずられたら後で地獄を見るので、落ち着いてペースを保っていきます。

比比田神社あたりから、登り坂の傾斜が上がってきます。

最初の急坂、這子坂の登り、やや追い込み気味に登り、ここから山人の脚を見せて、順位を上げていくと、女子の上位が見えてきました。

ぽつりぽつりと順位を上げつつ、大山国定公園のゲートからの約1kmの激坂区間、ここからゴールまでは心肺が悲鳴をあげるところですが、今年は昨年より力強く登っていけます。

ところが、ここで尿意が・・・・

車道区間の終点、大山ケーブルバス停でトイレに寄るか迷いますが、ここはスルーして参道の階段へ直行!

商店街の階段、ほぼ走りで行けましたが、もうここで心拍は最大近くを打ち続けています。

ケーブルの駅前から、いよいよ山区間、車道最後の激坂から、女子トップの背中が見えながらもなかなか近づかず、

でも、ようやく射程圏内に。

ここからゴールまでの激階段、久々に限界まで追い込むことができました。

大山寺で女子トップ(高校生の陸上選手)に追いつくも、なかなか追い越せず。

この娘さん、速え~・・・・というか、強い・・・・・・

大山寺の少し先でさらに追い込んでこの女子高生ランナーをかわし、さらに男子40代同士の競り合いを制して、ようやく男坂との合流点が見えてきました。

時計は46分台、あと2分で男坂に合流、そして1分でゴールすれば50分切りだ!という考えがよぎり、一瞬ペースが緩んでしまいました。

イカンイカン、ここで妥協してどうする。

最後の階段は、もう一歩追い込んで限界をこえた状態でゴール。

人ごみをよろけながら、階段に倒れこんだまま、しばらく動けず。

 

49分22秒。 40代の部16位。

 

3年ぶりに50分を切り、ここ数年の成績ダウンをようやく止めることができました。

途中でトイレに寄らないで良かった~

 

帰りは、バス待ちが長蛇の列だったので、スピードスターHと走って大会本部会場まで戻りましたが、

Hのペースの速いこと! あっという間にちぎられました。

レースではかろうじて20秒差で顧問の面目を保ちましたが、若者の回復力には勝てません。

こちらはレースで力を使い果たしたので、帰路はえらい目にあいましたよ。

 

成績もさることながら、久しぶりにここまで追い込むことが出来たのが成果でした。

これを機に、良いレースシーズンにしたいですね。 

 

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激階段巡り




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