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古いレコード

2017年12月25日 | 音楽・芸術

レコードがCDに変わってもう久しくなります。レコードの売り場がCDに奪われて、レコードは時折スーパーの片隅で廉価版が売られているのを見かけるだけになりました。レコードプレーヤーも電気店で見かけなくなっていました。僕もレコードは昔、一度整理してしまい好きな100枚ほどを残しているだけで、その後はCDで買いそろえて行きました。ところが最近またレコードが復活して来ているそうです。

今日、オーディオのスイッチを入れて久しぶりにレコードを聞いてみました。ステレオラックから残してあったレコードの中から1枚を取り出して、古いレコードプレーヤーの電源を入れて「ちゃんと廻るかな~?」と気にしながらかけてみました。

「モーツアルト/ピアノとバイオリンのためのソナタ」ルプー(ピアノ)・ゴールドベルク(バイオリン)のレコード盤をクリーナーで軽くふいて、プレーヤーに乗せてそっと針を下ろしました。「ソナタ変ロ長調 K378」のバイオリンの流麗な優しい音色が静かな空気に溶け込むように流れてきました。「良かった~。まだまともに鳴っている!」と一安心。「プチッ、プチッ」という針の音を10年ぶり?で聞きながら、CDとは違う帯域の狭い角の取れた丸く柔らかい音色を聞くことが出来ました。CDは透明で高域まです~っと伸びた綺麗な音色を出しますが、レコードは滑らかで帯域の狭い聞きやすい音色(こちらが癒される)で聞くことが出来ます。たまにこういう音で聞くのも良いなぁと思った次第です。これも年のせいかなぁ。

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