♪Le chat des bois♪

人生の苦しみから避難する方法がふたつある。
それは音楽と猫である。
(アルベルト・シュヴァイツァー)

N響ほっとコンサート2007

2007-09-27 | Musique classique
昨日全曲版が放送された「N響ほっとコンサート2007」。
抜粋版は「N響アワー」で既に放送されていましたが、全曲版はコレが初。

何がイチオシって、やっぱりファゴットの水谷先輩のソロでしょう!!
私が大学1回生の時の4回生だった水谷先輩は、その頃既に素晴らしい腕前で、背は高いわ、カッコいいわ、アタマは良いわで、何拍子も揃ったスーパーマン。
大学卒業後はデュッセルドルフに留学をされていて、直ぐにオペラオケに就職をなさっていましたが、その後帰国。
群響を経てN響の団員となられました。

先輩が留学中に私と友人がドイツ旅行をした折には、2~3日泊めて頂いた事もあり、今では懐かしい思い出です。

その水谷先輩が白髪のヅラを被り、腰の曲がったおじいさんに扮して演奏されたフチークの「コミック・ポルカ“小言の多いおじさん”」は正に傑作で、ホンマに面白かった!!
さすが関西人の血!恐れ入りました(笑)!!

また、今回の演奏会にはエキストラが満載だったのですが、トロンボーン奏者の顔ぶれにビックリ!!
何と知り合い2人(2人とも広島県人)が乗ってました!

左は若狭君。現在は地元のエリザベト音大の講師ですが、少し前までは東京交響楽団の首席奏者でした。
ワタクシ、彼とは同級生なのです。昔は良く一緒に金管五重奏とかで仕事してました。

右は一昨年の北欧、今年の名古屋とペガサスで一緒に演奏した香川君。
今は確か神奈川フィルの契約団員(もう切れたか?)のはず。

この2人は同じ高校の先輩・後輩という関係で、昔の広島では吹奏楽の超名門校出身。
さすがに巧いです。

そして今回の指揮者、山下一史氏も広島県人。

これでフルートの甲斐君も出ていたら広島県人いっぱいだったのに~。。。


その他、ホ○ン四重奏は「一体ど~したのか?!」と思うくらい「?」な演奏だったけど(私もかつて満員の大阪フェスティヴァル・ホールでラジオ生放送、しかも真っ暗い会場でピンスポ、オープニング演奏・・・という厳しい条件で同じ曲を吹きましたが、もう少し巧く吹いたゾ~!!)、ユーフォニアムの外囿さんのソロも凄かったし、フルートの神田さんのブッ速いイベールなど、聴きどころが多かったです~。。。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。