たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はモーツァルト:交響曲第39番です。
この曲はモーツァルトの後期6大交響曲のひとつとしても有名ですが、6つの交響曲の中では名前もついておらず、一般的にもそれ程有名とはいえない曲ですが、それでもやはり歴史に残る名曲ですから、聴けばこの曲の魅力にも気付くと思います。
演奏時間は25分少々と、交響曲としては他の作曲家と比べると少し短めですが、短い曲の中にもたっぷりといろんな要素が詰まっていますから、その意味では短い曲でたっぷり楽しめる曲とも言えるのかもしれません。
第1楽章:どっしりとした低音弦楽器から始まり、ヴァイオリンが上からヒラヒラと
舞い降りてくるような調べは、思わず聴き入ってしまいます。
やがて、だんだん静かな曲調になっていきますが、序奏(イントロ)が終わると
トランペットの響きと共にメインテーマが流れてくると、目の覚めるような明るい
響きが眩いばかりに広がっていきます。
賑やかで明るい響きから、素早く鋭い響きまでを見事にうまくあわせて
最後まで息を飲むようなダイナミックな演奏で聴かせてくれます。
第2楽章:そうっと優しいヴァイオリンの響きがゆったりと流れてきます。
優しい響きはだんだん、ひっそりした響きに変わり静かにゆっくりと聴かせてくれます。
フルートの音色を合図に曲調が変わり、少し影を落としたように暗い表情を
見せますが、ふたたびのんびりとした表情に戻り、ヴァイオリンを基調に
ゆっくりとしたフレーズを聴かせてくれます。
ソロ楽器もファゴット・クラリネット・フルート等が伸び伸びとした音を聴かせて
くれますから、その辺も聴き所ですね。
第3楽章:弦楽器が勢いよく元気なフレーズを聴かせてくれると、力を与えてくれる
ような快活な曲です。
最初はザクザクとした小気味よい切れ味のあるフレーズから、次にはヴァイオリンの
しなやかなフレーズにつながり、バランスの取れたメロディを聴かせてくれます。
中盤ではクラリネットがやわらかいソロを伸び伸びと聴かせてくれます。
第4楽章:ヴァイオリンの繊細なフレーズから一気に盛り上がり大きなフレーズに
なりエンディングを派手に飾っています。
そして大小のフレーズをくりかえし織り交ぜながら曲は次第に厚みを増して行き
最後まで勢いを保ったまま、ラストまで聴かせてくれます。
モーツァルトの交響曲は演奏家にも人気がありレパートリーとしている指揮者・楽団もかなりあります。というかモーツァルトの交響曲を演奏したことの無い楽団はほぼ無いと言っても過言ではないくらいだと思います。
それだけに、この曲のCDもかなりたくさん販売されているようです。選ぶのがなかなか難しいですが、番号違いで聴き比べてみたり、どのCDにするか選んでみたりとか、それだけでも結構楽しめる曲かもしれないですね。
≪オススメCD≫
せっかくなのでモーツァルトの「後期6大交響曲」のCDでどうぞ。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆ →明☆☆☆☆☆
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
元気を分けてくれるようなとっても明るい曲です。
「くつろぐ」ブログランキング⇔こちらもよろしく
今日はモーツァルト:交響曲第39番です。
この曲はモーツァルトの後期6大交響曲のひとつとしても有名ですが、6つの交響曲の中では名前もついておらず、一般的にもそれ程有名とはいえない曲ですが、それでもやはり歴史に残る名曲ですから、聴けばこの曲の魅力にも気付くと思います。
演奏時間は25分少々と、交響曲としては他の作曲家と比べると少し短めですが、短い曲の中にもたっぷりといろんな要素が詰まっていますから、その意味では短い曲でたっぷり楽しめる曲とも言えるのかもしれません。
第1楽章:どっしりとした低音弦楽器から始まり、ヴァイオリンが上からヒラヒラと
舞い降りてくるような調べは、思わず聴き入ってしまいます。
やがて、だんだん静かな曲調になっていきますが、序奏(イントロ)が終わると
トランペットの響きと共にメインテーマが流れてくると、目の覚めるような明るい
響きが眩いばかりに広がっていきます。
賑やかで明るい響きから、素早く鋭い響きまでを見事にうまくあわせて
最後まで息を飲むようなダイナミックな演奏で聴かせてくれます。
第2楽章:そうっと優しいヴァイオリンの響きがゆったりと流れてきます。
優しい響きはだんだん、ひっそりした響きに変わり静かにゆっくりと聴かせてくれます。
フルートの音色を合図に曲調が変わり、少し影を落としたように暗い表情を
見せますが、ふたたびのんびりとした表情に戻り、ヴァイオリンを基調に
ゆっくりとしたフレーズを聴かせてくれます。
ソロ楽器もファゴット・クラリネット・フルート等が伸び伸びとした音を聴かせて
くれますから、その辺も聴き所ですね。
第3楽章:弦楽器が勢いよく元気なフレーズを聴かせてくれると、力を与えてくれる
ような快活な曲です。
最初はザクザクとした小気味よい切れ味のあるフレーズから、次にはヴァイオリンの
しなやかなフレーズにつながり、バランスの取れたメロディを聴かせてくれます。
中盤ではクラリネットがやわらかいソロを伸び伸びと聴かせてくれます。
第4楽章:ヴァイオリンの繊細なフレーズから一気に盛り上がり大きなフレーズに
なりエンディングを派手に飾っています。
そして大小のフレーズをくりかえし織り交ぜながら曲は次第に厚みを増して行き
最後まで勢いを保ったまま、ラストまで聴かせてくれます。
モーツァルトの交響曲は演奏家にも人気がありレパートリーとしている指揮者・楽団もかなりあります。というかモーツァルトの交響曲を演奏したことの無い楽団はほぼ無いと言っても過言ではないくらいだと思います。
それだけに、この曲のCDもかなりたくさん販売されているようです。選ぶのがなかなか難しいですが、番号違いで聴き比べてみたり、どのCDにするか選んでみたりとか、それだけでも結構楽しめる曲かもしれないですね。
≪オススメCD≫
せっかくなのでモーツァルトの「後期6大交響曲」のCDでどうぞ。
モーツァルト:後期6大交響曲集カザルス(パブロ), マールボロ音楽祭管弦楽団, モーツァルト, プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団ソニーミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆ →明☆☆☆☆☆
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
元気を分けてくれるようなとっても明るい曲です。
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今年は突然、けいさんのブログと出合ってから世界が広がったような気がします。メロディーを文章で表現するだけでも伝わりますね。
でも、結構年越ししそうな記事もたくさんあり、課題だらけです。
けいさんのブログを始め、他にも音楽(クラシック)情報満載の選りすぐりのブログをエントリーしました。気ままに語っていて真面目な記事ばかりです。記事で人柄がわかるような気がします。
2007年も良い年にしたいですね。
「クラシック音楽」なので、ホントは実際に聴くのが一番早くていいんですけど、いろんなブログを読んででクラシックに興味を持ってもらえれば、とてもいいですよね。
「ミュージック・トリビアの世界」ではブックマークをつけて頂いてありがとうございます。いつかお礼のコメントをしに行かなければと思いながら、なかなかお伺いできずに申し訳ないです。