初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

軍隊行進曲  (シューベルト作曲)

2006年05月10日 | シューベルト
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はシューベルト:軍隊行進曲です。

この曲も面白い曲ですよね。「軍隊行進曲」なんて、たいそうな名前がついてますけど、聴いていると、何だかコミカルで楽しくなってきますね。「ちょっとした曲」なんで、演奏時間も5分弱ですし、すぐに聴けますから毎度ですが、オススメですね。
それに、何の曲っていう訳ではないですが、このフレーズはひょっとしたら、聴いた事のある曲かもしれないですね。

あと、知っている人はかなり少ないかも知れませんが、20年程前に発売されていた、ファミコンのゲーム、チャレンジャーの第1面に流れていた曲でもあるんですね。そう言えば親しみも持てるんじゃないでしょうか?(どうかなぁ)

CDでは、やはり曲の短さもあって、オムニバス版のものに録音されているものが多いようですね。マーチばかりの録音されているものの他にも、こ曲に関して言えば、コミカルな曲や楽しめる曲がたくさん録音されているCDも多くありますから、そちらのオムニバス版で聴いてみてもいいかもしれないですね。


 低音の弦楽器が、ズンタカタッタ~♪ズンタカタッタ~♪と始まると、きっと聴いた事
 のある曲だと思いますよ。低音のしっかりしたリズムから始まりますから、最初は、
 物々しくゴツイ感じがして、確かに軍隊行進曲だなぁと思いますが、すぐにフルートや
 オーボエが、かろやかにオトボケちっくなフレーズを入れてくるところが、どうも
 コミカルに聴こえてしまいます。そしてまた冒頭のフレーズを繰り返していきます。
 途中フルートとピッコロの掛け合いが楽しく聴ける部分もあり、一瞬ですが結構いろんな
 楽器のソロも楽しめますから、ちょっと得した気分になれますね。それに聴いていて
 とても愉快な気分になれますから、いいんですよね。タイトルからすると…こんな
 軍隊がいたら戦場に行っても敵を笑わせて仲良くなって一緒に帰ってきそうな気も
 しますが・・・。

楽しく明るいこの軍隊行進曲を聴いていると、なんだか曲にのせられてしまいますね。
確かに行進曲なんですが、頭に「軍隊」と付いているところが、どうもわざとらしく聴こえてしまうほど、面白いユニークなフレーズですよね。
 
≪オススメCD≫
交響曲のいいトコどりみたいに単独楽章と一緒に入ってます。
スーパー・ワールド・クラシック2006(4)オーストリア
オムニバス(クラシック), パイヤール(ジャン=フランソワ), イギリス室内管弦楽団, ハイドン, パイヤール室内管弦楽団, カーンス(ティリー), ラローチャ(アリシア・デ), デイヴィス(コリン), モーツァルト, ドレスデン・シュターツカペレ
BMG JAPAN

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
ちょっとおちゃめな軍隊行進曲ならこれですね。

→マーチと一緒に入っているCDを紹介した記事はこちら←

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