初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

交響曲第36番「リンツ」

2006年06月29日 | モーツァルト
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はモーツァルト:交響曲第36番「リンツ」です。

リンツというのはオーストリアの都市の名前ですね。自分もこの曲のタイトルを聴いてから初めてその事を知りましたが、それくらいあんまりなじみの無い都市ですね。オーストリアと言えば、まずウィーンを想像しますし、確かに有名ではないと思いますが、この曲はモーツァルトの中でも有名な曲のひとつなんですね。


 第1楽章:いきなり「ドドーン!」と始まります。その後は弦楽器でゆるやかに、
 そして静かにフレーズをつないでいきますが、モーツァルトの割りにはちょっと怪しげ
 な雰囲気です。しかし、そんな序奏が終ると、やはりいつもと同じモーツァルトが流れ
 てきます。テンポもアップして軽快な曲になります。さわやかな空気に一新ですね。

 第2楽章:ゆっくりと落ち着いた、やわらかいメロディはとてもやすらぐ感じですね。
 のんびりとした感じは、うつらうつらと眠くなってきそうな夢見ごこちですね。

 第3楽章:目が覚める!?とまではいきませんが、さわやかで勢いのある曲はスッキリ
 しますね。前半は弦楽器が中心となっていますが、途中にオーボエのカラっと渇いた
 感じの音色が鳴り響くと曲がひきしまった感じがしますね。更にそのオーボエと合わせ
 てくるファゴットにも注目ですね。ふたつの楽器が仲良く会話をしているようにも
 聴こえてきます。

 第4楽章:終楽章はにぎやかですね。何か盛大にパーティーでも開いているように
 とても盛上がっているようです。弦楽器もテンポアップしていますし、たくさんの
 楽器もいろんな表情を見せながら、曲を楽しんでいるようです。

「リンツ」へは行ったことないですけど、この曲を聴く限りとても楽しそうな街なのかな?そんな風に思わせるようなにぎやかで楽しい曲ですね。そんないろんな情景を楽器や曲調から想像してみるのも面白いかもしれませんね。

≪オススメCD≫
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モーツァルト:交響曲第29番、第31番「パリ」、第36番「リンツ」
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団, モーツァルト, クレンペラー(オットー), フィルハーモニア管弦楽団
東芝EMI

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆

≪おすすめシチュエーション≫
オーストリアの「リンツ」に行った気分を味わえるかも??


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