初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

ウィーン気質 (ヨハン・シュトラウス2世)

2008年01月25日 | ちょっとした曲
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はヨハン・シュトラウスⅡ:「ウィーン気質」です。

この曲は、ヨハン・シュトラウスの曲の中でも、有名な曲ですが、このブログでは、まだやってなかったんですね。
それで、今回紹介しようと思って少し調べてみると、喜歌劇「ウィーン気質」にもなっているらしい。
個人的には、ニューイヤーコンサートなんかで使われる、10分程度のシュトラウスの曲。くらいにしか思って無かったんですが、歌劇になっていたとは…、知らんかった。

今回紹介するのは、そのニューイヤー等で演奏される10分程度の曲の方ですが、メロディをメロディを聴けば、おそらく曲を思い出す人も多い曲だと思います。


 ホルンの呼びかけに応えるようになめらかな、流れをヴァイオリンが聴かせると、
 ワクワクするような弦楽器が刻んでいきます。そして一度静かになると、
 ヴァイオリンの艶やかなソロが、チェロの伴奏に乗せて優雅に舞うように
 しなやかなメロディを聴かせてくれます。
 みごとなアンサンブルにうっとりとした時間を楽しませてくれます。
 そして、トランペットとティンパニが大きくファンファーレを響かせると、
 いよいよ本番の始まりです。
 艶やかなヴァイオリンのメロディを、そのまま引き継ぎながら、トランペットや
 管楽器が加わると、豪華な曲へと盛り上がりを見せていきます。
 大きく盛り上がったかと思うと、ヴァイオリンのゆるやかなメロディが
 入り、とても上品にエレガントな様相を楽しませてくれます。
 聴いていると、思わず曲に合わせて肩を揺らしてしまいそうな曲です。
 そして、トロンボーン、トランペットが再び仕切り直しを入れると、
 今度は少し、その足取りも大胆になり、揺れ幅も大きく、一層その曲を
 楽しませてくれます。
 最後は、やはりメインの艶やかなヴァイオリンのメロディを、ひとつ聴かせると、
 徐々に加速をつけて、クライマックスに向けて勢いを付けるとラストは
 トランペットの華やかな響きにティンパニのドラムロールから、トロンボーンが
 ガッツリと締めて、豪快に終わります。


名前に「ウィーン」とついているだけで、なんとなく優雅で豪華な気がしますよね。かと言って名前だけで判断するのもなんですが、雰囲気と想像力でいろいろな景色を思い浮かべながら聴いてみると面白く曲を楽しめるかもしれないですね。

≪オススメCD≫
ウィーン気質ならウィーンフィルでどうぞ
ウィーン・フィル / ヨハン・シュトラウス、ベスト・オブ・ワルツ&ポルカ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,マゼール(ロリン),カラヤン(ヘルベルト・フォン),アバド(クラウディオ),ボスコフスキー(ウィリー),J.シュトラウス
ポリドール

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
シュトラウスの定番の曲をお楽しみ下さい。


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