たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はラヴェル:優雅で感傷的なワルツです。
この曲はラヴェルの作品の中でも、人気のある曲のひとつです。最初はピアノのための作品としてシューベルトのワルツを元に作曲したようですが、その後オーケストラ用にも自ら編曲し、現在ではどちらでも演奏されています。
タイトルは「優雅で」の部分が「高雅で」とか「高貴で」になっていたり、「ワルツ」の部分が「円舞曲」になっていたり、また前後の組み合わせも多数ありますが、これは日本語訳の問題なので、どの組み合わせでも、「感傷的」というキーワードがあれば、まずこの曲と見て差し支えないと思います。
あとは、ピアノかオーケストラの違いだけ、のハズです。
曲は、ゆらゆらと揺れるようなリズムに様々な楽器がたわむれるように入り交じる、ラヴェルの独特な世界観を持った曲です。
ちなみに、今回はオーケストラ版の方で書いてみます。(そっちしか聴いた事ないので…)
バスドラム、シンバル、タンバリン等の打楽器が賑やかに打ち鳴らされると、
派手に始まります。トランペットが響くと、更に明るくなります。
オーボエがひっそりと響くと、静かな曲調が始まり、フルートやヴァイオリンは、
少しひんやりとした雰囲気を与えます。ホルンがポーンと響くと、
ひっそりとした感じになり、弦楽器やフルートはとても幻想的です。
オーボエが小さく始まると、可愛らしいフレーズを鳴らします。
他の木管楽器たちと呼び合うように、少しずつ盛り上がっていきます。
グロっケン(鉄琴)がチリーンと鳴ると、オーボエのやわらかい音色から、
弦楽器が美しいフレーズを奏でます。
フルートとミュート(弱音器)付トランペットが交互に呼び合うように響くと
曲はだんだん盛り上がり、弦楽器やオーボエが加わりハープは、その流れを
演出していきます。
クラリネットとオーボエがその、ゆったりとしたやり取りを引き継ぎ、
ゆらめくように繰り返していきます。
どよめきのような弦楽器が始まると、ティンパニのドラムロールから一気に
盛り上がっていきます。トロンボーンが鳴り、トライアングルやスネアドラムが響くと、
更に盛り上がるかと思いきや、また静かになります。
弦楽器はゆっくりと優しく響き、美しいメロディを奏でます。
トライアングルにトランペットが響き出すと、大きく盛り上がります。
やがて、また弦楽器がゆっくりと響くと優しく美しい響きがよみがえります。
トランペットが現れると賑やかに最初のフレーズが流れます。
木管楽器がけだるく流れてくると、弦楽器もどんよりと響きます。
静けさの中にヴィブラフォン(鉄琴)がひとつ響くと、とても意味深な
音色に感じます。ゆったりと漂うような弦楽器にトランペットが奇妙に響くと
不思議な世界に居る気がします。ヴィブラフォンはポツリ、ポツリと響きます。
う~んラヴェルの独特な世界観をなんとか文字にしてみたかったんですが、実際に書いてみると、どうも楽器の名前を並べただけになってしまった感じになってしまう…。(いつもの事か?!)
ピアノ曲は全8曲のようなので、とりあえず段落分けしてみましたが、それもちょっと微妙です。
演奏時間は約15分程度ですが、全体としてはゆったりとしたフレーズが続いているのに、急に早くなったり盛り上がったりと、緩急がかなりついているので若干ボリューム感があります。ただ、聴き終ると、なんとなくふわっと余韻が残るような不思議な曲です。
「優雅で」という言葉が持つ意味の深さを感じる一曲です。
≪オススメCD≫
ブーレーズでどうぞ
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
ゆらゆらと漂うような優雅な曲です。
今日はラヴェル:優雅で感傷的なワルツです。
この曲はラヴェルの作品の中でも、人気のある曲のひとつです。最初はピアノのための作品としてシューベルトのワルツを元に作曲したようですが、その後オーケストラ用にも自ら編曲し、現在ではどちらでも演奏されています。
タイトルは「優雅で」の部分が「高雅で」とか「高貴で」になっていたり、「ワルツ」の部分が「円舞曲」になっていたり、また前後の組み合わせも多数ありますが、これは日本語訳の問題なので、どの組み合わせでも、「感傷的」というキーワードがあれば、まずこの曲と見て差し支えないと思います。
あとは、ピアノかオーケストラの違いだけ、のハズです。
曲は、ゆらゆらと揺れるようなリズムに様々な楽器がたわむれるように入り交じる、ラヴェルの独特な世界観を持った曲です。
ちなみに、今回はオーケストラ版の方で書いてみます。(そっちしか聴いた事ないので…)
バスドラム、シンバル、タンバリン等の打楽器が賑やかに打ち鳴らされると、
派手に始まります。トランペットが響くと、更に明るくなります。
オーボエがひっそりと響くと、静かな曲調が始まり、フルートやヴァイオリンは、
少しひんやりとした雰囲気を与えます。ホルンがポーンと響くと、
ひっそりとした感じになり、弦楽器やフルートはとても幻想的です。
オーボエが小さく始まると、可愛らしいフレーズを鳴らします。
他の木管楽器たちと呼び合うように、少しずつ盛り上がっていきます。
グロっケン(鉄琴)がチリーンと鳴ると、オーボエのやわらかい音色から、
弦楽器が美しいフレーズを奏でます。
フルートとミュート(弱音器)付トランペットが交互に呼び合うように響くと
曲はだんだん盛り上がり、弦楽器やオーボエが加わりハープは、その流れを
演出していきます。
クラリネットとオーボエがその、ゆったりとしたやり取りを引き継ぎ、
ゆらめくように繰り返していきます。
どよめきのような弦楽器が始まると、ティンパニのドラムロールから一気に
盛り上がっていきます。トロンボーンが鳴り、トライアングルやスネアドラムが響くと、
更に盛り上がるかと思いきや、また静かになります。
弦楽器はゆっくりと優しく響き、美しいメロディを奏でます。
トライアングルにトランペットが響き出すと、大きく盛り上がります。
やがて、また弦楽器がゆっくりと響くと優しく美しい響きがよみがえります。
トランペットが現れると賑やかに最初のフレーズが流れます。
木管楽器がけだるく流れてくると、弦楽器もどんよりと響きます。
静けさの中にヴィブラフォン(鉄琴)がひとつ響くと、とても意味深な
音色に感じます。ゆったりと漂うような弦楽器にトランペットが奇妙に響くと
不思議な世界に居る気がします。ヴィブラフォンはポツリ、ポツリと響きます。
う~んラヴェルの独特な世界観をなんとか文字にしてみたかったんですが、実際に書いてみると、どうも楽器の名前を並べただけになってしまった感じになってしまう…。(いつもの事か?!)
ピアノ曲は全8曲のようなので、とりあえず段落分けしてみましたが、それもちょっと微妙です。
演奏時間は約15分程度ですが、全体としてはゆったりとしたフレーズが続いているのに、急に早くなったり盛り上がったりと、緩急がかなりついているので若干ボリューム感があります。ただ、聴き終ると、なんとなくふわっと余韻が残るような不思議な曲です。
「優雅で」という言葉が持つ意味の深さを感じる一曲です。
≪オススメCD≫
ブーレーズでどうぞ
ラヴェル:ピアノ協奏曲ブーレーズ(ピエール)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
ゆらゆらと漂うような優雅な曲です。
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