Claraの矯正治療日記

唇顎口蓋裂に起因する顎変形症の外科矯正日記。矯正を始めて三年経過。顎矯正手術後の矯正はあっという間に終わり保定に突入!

40年以上前の執刀医と話ができました!

2011-12-28 12:48:50 | 日記
障害年金をいただける可能性は低いのですが、やはり申請はしておかなければと思って動き始めています。

まず先日障害者手帳取得でもお世話になった口腔外科に電話をかけました。あらためて診察は要らないはずですが、取りあえず受付に記入していただく用紙を預けることになりました。そしゃくの程度について記入していただきます。そしゃくだけでは難しいと思うので音声の程度も記入していただかなければなりませんが、言語療法士はリハビリ科ですし、医師ではないので、どうしたらよいかわからないでいました。リハビリ科にいきなり行って「書いてください。」というわけにもいかないようで、とりあえず口腔外科の先生にお願いすることになりました。可能ならそこからリハビリ科に紹介があり診てもらえるかもしれません。診断書の記入は口腔外科の先生になるかもしれませんが。
そしゃく・音声、両方合わせても難しいのだろうとは思いますが、何でもやってみないことにはわかりません。矯正の過程でおそらくは保険適用にならないインプラントの必要性が出てくるはずで、その費用を捻出するためにも年金をいただけるとうれしいな、というところです。

母にあらためて聞いてみたところ、口蓋形成術を行ったのは順天堂医院ではなく、順天堂医院の先生が他の場所で手術を行ったとのこと。でも順天堂医院でまず診察していただいてからのことです。
少し前に「順天堂医院」と「口蓋裂」で検索をかけているうちにある先生のお名前が浮上しました。
昭和40年頃から活躍されていた先生ですが、母に聞くとその先生が執刀医だったということで、現在先生が開業されているTクリニック(口唇口蓋裂治療の)に電話をかけてみました。順天堂医院に電話をかけてもカルテは残ってないようでしたし、警察病院にもないということでしたので何か少しでも手がかりがほしかったのです。

Tクリニックにはかなり思い切って電話をかけてみましたが、当然そこにカルテがあるということは期待できなかったですし、受付の女性に言われそうなことも想定していました。ただ、そのクリニックのT先生が私の手術をしたという外科の情報が欲しいと思ったのです。
電話をかけると、女性ではなく男性が出ました!まずそれで驚いたのですが、「私、40年ほど前にT先生に口蓋裂の手術をしていただいた○○○○と申しますが・・・」と切り出すと、「ああ・・・」と笑いながら答えられました。(・・・はちょっと聞き取りにくかったです。)
何と、驚くべきことに、40年以上前の執刀医であるT先生その方だったのです!
先生は電話の向こうで私の名前の記録を探してくださいました。大勢の口唇口蓋裂の治療をされているはずで、大変な数のはずですが、驚きました。その時はすぐに見つからないとのことで、それ以外の情報をいろいろ教えてくださり(手術した外科のこととか)「何かわかったら電話します。」とおっしゃいました。それから何分も経たないうち、先生から電話があり、ご自分の手帳に記録が残っている、とのことでした。
○年○月○日○曜日の手術で、手術の場所(東京T外科)、順天堂医院での診察番号に至るまで教えていただくことができました。後で順天堂医院に電話して番号を言いましたがやはりカルテはありませんでした。それでも、ここまで記録を残していただいている事に感謝でした。口唇形成術もその先生がされていたのであれば写真が残っていたようなのですが、あいにく口蓋形成術だけだったため撮ってないとのことでした。
おそらくこの先生は80代だと思いますが、しっかり現役でいらっしゃるようでうれしくなってしまいました。

母によると、この先生による口蓋形成術でも完全には裂が塞がらなかったようです。その後警察病院での手術まで数年ありますが、口蓋裂の真ん中だけが繋がってあとは離れていた状態を私はまったく覚えていません。その時期に通っていた言葉の教室などの記憶はあるのに。塞がらなかったということはそれだけ裂が大きかったということのようですが。

病院のカルテはないし、生まれた助産院、口唇形成術の医院、口蓋形成術を実施した外科はことごとく廃業しているし、書類を書くのが大変です。
とにかく、T先生とお話できたのが大きな収穫でした。

それから私が大学生の時に国民保険任意加入時期になっていましたので、特別障害給付金が申請できます。年金でも給付金でもいただけるならどちらでも良いですが、とにかく在学していたことを証明する必要があるため、大学に証明書を送ってもらわないといけません。(2012.1/9追記 国民保険任意加入時期に障害が発生したわけではないのでこの手続きは無意味だったと思います。まだよくわかりませんが、とりあえず添付しようと思います。)


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