雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

我がこころいかなる過去を保つらむと顧みすれば薔薇の器ぞ

2015-12-03 19:10:00 | Weblog

こころの軌跡を振り返る。


他者はわたしをどう眺めようと、こうしたデッサンを学んでいた頃、母は重く病み、わたしはチェロを懸命に習い、芝居に励み、台本を書き始めていた。

三味線も。


多芸は目的ではなく、夢中で生きた、その結果だ。


内面の創造性に夢中なあまり、外的に欠けたものはある。

例えば、警戒心。


よく言えば、真っ直ぐ、ということかしら。



このころのデッサンにもそれが現れている。



けれど、嬉しいことに、今のほうが前よりも繊細に、柔和に描ける。


わたしの歩み。


感謝。









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