モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

3月15日

2011年03月15日 | 3月
3/1~4/3    春の人形展…【宝鏡寺】
3/1~3/31   観梅祭(梅園開園)展【随心院】
3/13~5/14  十三参り…【法輪寺】
3/13~5/6   春の特別展…【高台寺】
3/12~3/21  東山花灯路→京都・東山祈りの灯り…【東山周辺】
3/14~3/16  涅槃会…【東福寺、泉涌寺】
3/15~3/17  青龍会…【清水寺】14:00
3/15        嵯峨狂言…【嵯峨釈迦堂】15:00
3/15        涅槃会…【本法寺】
3/15        祈願法要…【東寺】
3/15        桓武天皇御鎮座記念祭…【平安神宮】

【東福寺塔頭 明暗寺】→【東福寺 本堂】→【東福寺 方丈】→【東福寺塔頭 龍吟庵】

12:55着。
【明暗寺】
電車で北から敷地内に入るとすぐに見える、尺八の根本道場。
非常に小さな境内だが、右側にむちゃくちゃ綺麗な苔の庭があって絨毯みたい。

普通に見ただけなのだが、あとでこのお寺に対してハッとすることが起こる。

【東福寺】に通じる橋。臥雲橋。【東福寺】の敷地内には3つの橋がある。
臥雲橋からが紅葉で有名な通天橋が見える。いやあ、紅葉季以外は人がいねーなー!


【東福寺 本堂】…涅槃会
本堂にて、巨大な涅槃絵図が公開される。本堂に入るのは無料! 靴を脱いで上がる。


するとちょうどその時、本堂の中で虚無僧さんらが尺八を吹いていた! うわおラッキー! 10分位吹いていた。

YOUTUBE動画1(本堂/虚無僧尺八)
みんな撮影してたし、撮影禁止とは書かれてなかったから撮っちゃったけど…よかったのかな?
↓涅槃の絵と、天井の龍。


境内では、甘酒の接待席がある。金額は志納らしい。赤い毛氈の上に置かれている三方に小銭が沢山入ってた。


【東福寺 方丈】
以前来た時に、法要で拝観不可になってて、超ガックリしてもう二度と来ないぞとか思ったんだが。来ちゃった。
ここはお金がかかる。400円。靴を脱いで上がる。


渡り廊下の左右に庭が広がる。こちら右側の枯山水。


渡り廊下の左側の枯山水。こちらの方が広い。




こういう門は必ず見ちゃう。装飾が綺麗。


涅槃会の最中だからかは知らないが、方丈の前に3色の幕が張られていて、風が吹くと舞い上がり美しかった。


こうして撮影している、背中側が方丈なのだが宝物が展示してあって撮影は不可。


方丈の両側の部屋は華道の展示室になってて、
多数の生け花が見られる。ここは撮影OKぽい。


どれも綺麗で可愛いが、気になったのがこれ! ビー玉を敷いてる。水滴の代わりなのかな。


そして、ここらへんを見ている時に!! びっくりしたー、虚無僧さんがいらした。
本堂から移動して来たようだ。こうやって、【東福寺】の色んな所を回って尺八の奉納演奏をしてるんだ。

動画2(方丈/虚無僧尺八)
↑方丈内で尺八を吹いていたので、虚無僧さんの姿は撮れなかった。隣室から庭園を映しつつBGM的に。
終えた虚無僧さんらは、またすぐに移動して行った。次はどこへ?

こちらは続いて庭園見学。
四角く刈り込まれた生垣(?)が綺麗に市松模様に設置されている。


残念ながらこの門の近くには行けない。


方丈の廊下を曲がると、今度は通天橋を後ろから見られる高台に出る。うわ、ちょっと怖い。


紅葉の時は絶景なんだろうなー。


そして方丈の裏側の庭。こちらも苔の市松模様。すんごい。奥に行くにつれて模様がまばらになる。なぜ?

この庭園は【東福寺】の写真として色んなところで見かけるが、実際目にしたら思いがけず小さくて驚いた。
敷地的にも広くないし、四角の幅もとても小さい。あの四角に人がひとりやっと立てるかなー? ぐらい。

庭の奥に、なんとなく雑然と置かれている燈籠とか石像。何だろう??


これで方丈は終わり。方丈を一周したかたちになる。


続いて、この建物の裏側に当たるのだろうか、
ここへ来る時に渡った臥雲橋と、通天橋と平行に並ぶ偃月橋(えんげつきょう)へ。

基本的に“橋”ってものが好きだから、バシバシ撮っちゃう。
かなりの高さだ。下を小川が流れていて、これが通天橋や臥雲橋の下にも通じてる。

あ、椿。沢山散って小川に落っこちている。

後で知ったのだが、この橋は他の2つの橋とは違い唯一建設当時からある橋だとか…。
ねねさんがこの先の【龍吟庵】を訪れる為に造った橋なんだそうで。
ははあ、桃山時代からずっとこのままなの? マジ? 途端に怖くなるんですけど(高所恐怖症)


【龍吟庵】
ここから再びお金がかかる。400円。


靴を脱いで上がり、最初に見る庭園が。うっわスッキリ~~!
「無の庭」と言うらしい。まんまだ。よーく見ると横線が沢山走ってる。

次の庭との柵が面白い。無の庭の柵はクリスマスツリーみたいな木が描かれている。
描いているというか、竹か何かで立体的に形つくっている。


2つ目の黒い庭。西庭、通称「龍の庭」だそうな。黒雲たなびくって感じだね。柵がまたいい。嵐でも表してるのかな。


開山堂とその後ろの巨大な椿の木。無数に花が咲いている。




最後に東庭「不離の庭」赤い石を敷き詰めている。鞍馬の石らしい。




小さいが、重森三玲さん作の庭が3つも見られる。

最後に山門へ。現在上に上がれるらしい。怖すぎるのでもちろん登らない。
山門の前に池があって、その周りに少し梅の木が花を咲かせていた。


でかいなーとか下から眺めていたら。


本日3回目! 虚無僧さんらは山門にも登り、中で尺八を吹いていた。さすがに音は拾えなかったー。


帰りに幼稚園に咲いていた椿と桜を発見。可愛いなー! 通りかかったおばあちゃんに「彼岸桜」という名前を教えて貰った。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。