モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

8月18日

2010年08月18日 | 8月
5/1~8/末   貴船川床開き…【貴船】
7/1~9/中旬  嵐山の鵜飼
8/1~8/18  燈明会…【高台寺】
8/18      頼家忌…【建仁寺】
8/18      さえずり市…【御霊神社】
8/18      月次祭…【吉田神社】


さえずり市、例大祭…【御霊神社】
9:30着。

京都にはさまざまなフリマ、市があるがここもそのひとつ。
まぁ有名な弘法さんや天神さんに比べると規模はとても小さい。
訪れている人も観光客というより地元の人っぽい。
手づくりの鞄、のれん、あとは~…自家製の野菜とか、しそジュースとかあったな。
特に何も買うものは無かった。


この日は例大祭。
舞殿の前に、嵯峨御流の花が供えてあった。

どれも綺麗だが一番好きなのは真中のこちら。涼しげ~~。


最高気温の予想が37度だとかで、午前中だと言うのに日が照り照り。
個人的に、こういう緑の美しい夏は嫌いではないが、三十六歌仙の人はぐったり。
色が褪せちゃってて、誰だか分からないのだが、壬生忠見さん辺りではなかろうか。いや、全く適当。



9:30から本殿にて神事が開始。
社務所から移動する神職さんら。


楽師さんは3人。既に本殿で待ちぼうけ。

笙、龍笛、篳篥(太鼓兼任)
篳篥の音が…ちょっとね…って感じだった。
いやでもねぇ、こういう音が本当の雅楽だと思われたらたまらんぞ…。
みんな、東儀秀樹さんの雅楽を聴きましょうね。

神事が始まると、格子の戸が閉まってしまうので、鮮明には中が見えない。
拝殿を右側へ回ると、やや低い屋根があって本殿が見える。
神饌を供えているあいだ本殿の白い扉が開くのだが、頑張って背伸びをすれば少しは見ることが出来るぞ。
ホントはまぁ、そういうところ覗くの良くないんだろうけど。興味がある。見たい…。


10:30本殿での神事修了(1時間も!!)

ところで、神職さんらは当然平安装束で、下の衣が透けて見える夏用のものだが、
楽師さんらは室町装束の直垂。暑いだろうなぁ…。大変だなぁ。


これで終わりかと思いきや、舞殿で宮司さんによる舞楽が!!

録音の音楽と、更に舞っている宮司さん自身が謡う。珍しいタイプだ。

観光の神社ではないので、見学者はそこそこの数。
舞殿に限りなく接近して見ることも可能。
私は本殿から出て来る楽師さんを見るのに夢中になってたので少し出遅れる。
ぎゃあ、日傘さしてる人前に立たんといてと思ったが仕方ない…。


更に茂山社中の人による狂言「舎弟」

いいですねぇこういう笑顔。

狂言はかなり馴染み深い演劇なのだが、「茂山社中」っていうのは何なのだろう?
茂山家系の人達ということ? プロの人なのかな? プロっぽくはなかったけども。
知っている曲だったのでかなり笑わせてもらいました。
へぇぇ、茂山社中では引きまわし(上の写真)で投げられた後、ちょっと飛ぶのね。
ジャンプしてましたぜ。アクティブだなあ。

狂言というのは、あらすじを書くともの凄くアッサリとしちゃって面白みが伝わらないので、
まぁ見たことがない人は是非プロのを見に行って下さいな。
逆に言えば、なんてことないお話を大げさに表現して笑わせてくれる、古語だけど分かり易く面白い演劇です。


以上で午前の部はおわり。
19:00から太鼓などの奉納があるらしい。

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