モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

7月17日

2010年07月17日 | 7月
5/1~8/末   貴船川床開き…【貴船】
7/1~7/中旬  嵐山の鵜飼…【嵐山通船】
7/1~7/31  祇園祭…【八坂神社】
7/10~8/1  観蓮会…【法金剛院】
7/17      祇園祭山鉾巡礼…【四条通り周辺】(四条烏丸出発9:00)
7/17      神幸祭…【八坂神社】16:00
7/17      神輿渡御出発式…【八坂神社 石段下】18:00
7/17      冠者社祭…【由岐神社】

祇園祭山鉾巡礼

京阪線祇園四条駅から、烏丸御池へ歩く。
自転車で行こうと思ったんだが、交通規制がかかるし無理かな~と電車を選んだのだが…。
別に自転車でも全然良かったなぁ。
御池通沿いには地下街があって、そこへ下りる階段の前に有料自転車置き場があった。
ここに置いて、歩き回れば良かったなァ…。


ネットで情報を見てみると、四条河原町のあたりは非常に混雑するので、
御池通がオススメと書いてあることが多くて(ほとんどそう書いてあった)特に烏丸御池の交差点で、山車の「辻回し」が見られるらしい。
ここに最初の山車が到着するのが10:30頃。
1時間前に到着したのだが、既に人は多い。道沿いに鈴なりである。もう先頭には行けない。
どこが見易いだろうか…とさんざ歩き回るが…。

歩いている内に、こんな。

車も結構な量が通るのだが、間際まで人々が出て場所取りをしている。
横断歩道へ出るの一苦労。自転車に乗っている人も居たのだが、絶対ムリムリ。渡れるはずがない。
警察の人も説明するのに大変そう。かなり迂回して渡ることになってるらしい。

結局辿り着いたのは、この写真で見ると左の茶色い建物の、ちょうど「C」の文字(?)の下らへん。建物の壁際に立って見ることに。
地面際は見えないが仕方ない。

ホテルオークラの上層の窓から、見ている人達がとても羨ましい。
涼しい場所から…。いいなぁ。


ちなみに天気は、前日までの梅雨から一転、眩しい、暑い、喉渇くの夏晴れ。


有料観覧席は御池通に設置されているが、屋根もなく建物沿いでもないので日差しバシバシ。
葵祭では有料観覧席を取った私だが、あれで分かった。
要らない要らない、有料の席は。ホントに!!!

さてさて。祭りの話に戻って。
交差点に樽を用意する人達。辻回しをする山車を滑らせる為の水が入っているらしい。



山車の写真。

↓青い空、白い雲、そして近代ビルの中に山鉾が歩く。

YOUTUBE動画(鉾が進行する)

屋根の上には人が乗っている。
何だこの人、いい所座ってるじゃないの。

と、思ったらとっても大事な役目を持っている人らしい。
高みから色々と指示を出す係なのだ。


その屋根の下には音楽係がすし詰め状態! 命綱なんか着けないで、縁に腰掛けているだけ。


更にその下、
正面には進めとか止まれとか直接指示を出す人が扇を振るう。


こんな巨大な物をターンさせるのは非常に大変。
車の様にタイヤが曲がることがないから、地面に竹を敷いて水を撒き、滑らせるようにして角度を変えるのだ。


いやあ辻回しって言うからだんじり祭りの様に、
「ワーッ」て走って来て「ヤァー」と回るのかと思ったのだが(この表現で分かってくれると思う/笑)、
かな~りゆっくり、そろぉりやっていて、↑の様子が見えないと「まだなのか?」と思ってしまう。
前後の「山」の人達が、所在なさげに待っているのが面白い。炎天下の中待ってるのは大変だろうねぇ。

2回ほど手間をかけて角度を変えて曲がる山鉾に、いちいちどよめきと拍手が起こる。
いやホント、地味~に曲がるので、ちゃんと見てないとあっさり見落とす。

山鉾や山の、壁(って言うの?)の装飾が本当にきれい。
動く美術品だっけか。そう表現もされるらしい。


びっくり。西洋画みたい。



山鉾より小さい、「山」

故事などの1シーンを人形で表現している。私が分かるのは「伯牙山」ぐらい。


蟷螂(とうろう)。山が動くと、この人形も羽ばたいたりする。
蟷螂じたいはともかく、下の御所車がとても綺麗で撮りまくり。


ま、最後まで見ているのは大変かも。

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