不断亭

優柔不断の思案橋(何かと心配事が多い今日このごろだが、毎日sundayの一端を・・・・)

またまた、久しぶり投稿

2010-02-03 10:34:31 | Weblog
今日は昼12の勉強会。すっかり忘れてしまっていたブログへの投稿です。色つけに写真を入れた記事です。 この写真は、裏の三峰山から先月入院していた病院方面を望んだものです。(撮ったのは2年半前です。)

久しぶりの体調報告です

2009-08-16 16:58:36 | 耳下せん記
 丁度2年目の投稿です。

 この間に2歳も年を重ねていました。
 肺に転移した腫瘍はじわじわと大きくはなっているが、体調の方はお陰で加齢と思われる以上の衰えはく、今のところ外観からも通常の血液検査の結果にも2年前の状態を維持している。
 この時期にもかかわらず、食欲の衰えもなく、毎日はかっている体重も±1Kg程度の変動で推移している。
 下手の横好きのゴルフの回数は少し減りましたがぼちぼちプレイできていますので、この点もご休心あれ。

 ともあれ、この2年の間にパソコンが壊れるなどのアクシデントがあり、Blogから遠ざかっていましたが、また気が向けば投稿しましょう。


 

今日の体調-1

2007-07-21 18:40:43 | 耳下せん記

 入院中、お見舞いのコメントをいただき有り難うございました。
 お礼のコメントも書かずにうっちゃっておりましたことお詫びします。

 さて、今日は来週ゴルフに出かける予定なので、ゴルフの打ち放題に行ってきました。
 2時間で395球打ってきて、先ほどシャワーを浴びて今これを書いているのだが、運動後の快い軽い疲れのみで、特別な違和感はない。
 ただ、やっているときは、全く何も感じなかったのだが、何故かこうしてパソコンに向かうと少し咳をしたくなる。
 やはり肺に転移したのが影響しているかと不安になる。
 いろいろ調べると今となっては、異常細胞を駆逐することは不可能であるから、これ以上悪さしないことを祈りつつ、なるべく気にしないでやっていこうと思っている。
 以上、今日の体調報告です。

 追 伸
 実は、入院治療では、幸いにも体力を落とすような副作用はなく終わり、ほぼ入院前の体力状態を保って退院でき、今のところ病気を忘れていられるゴルフを楽しむことが出来ます。
 ただ、外見は、顔面神経が全く回復していないのに加えて、完全なスキンヘッド状態になり、チビまる子ちゃんのおじいさん頭のひょっとこ顔状態です。
(一見痛々しい状態ですが、体力的には外見ほどではない状態ですのでご休心あれ。)

退院しました

2007-07-20 16:23:21 | 耳下せん記

 5月と6月二度にわたって入院治療していましたが、6月26日退院しました。
 再発と転移した腫瘍に対する化学療法でしたが、お陰でほとんど副作用の苦しみは無く過ごせましたが、効果の程は?の状態です。
 つまり、入院前の状態と変わらないと言うことです。(といっても、毛髪は全部抜け見事なスキンヘッドですが。)
 この入院中に解ったことは、脱毛の他にも白血球が大幅に減少したことなどから、正常細胞がダメージを受けることは確実であるということ。現段階では、最新の薬(化学的方法)でも癌だけをたたくことはことは出来ないということです。
 今後は、このことを頭に入れて過ごさねばと思っている次第です。
 いろいろ、書いてみたいこともあるのですが、うまくまとまりませんので、今日はこれまで。
 また、機会がありましたら書きましょう。
 では、皆さんもくれぐれもお体を大切にお過ごし下さい。


再発記-1

2007-04-27 23:26:58 | 耳下せん記

 長いこと投稿をご無沙汰している間に、由々しき事態になっていました。
 少し落ち着いたら、手術以降のことを投稿しようと思っていたのだが、
それどころでなくなり、また入院加療となってしまった。

 手術後、10ヶ月経ったので、精密な検査を受けたところ、耳下腺奥に再発し肺への転移も判明し、早速入院加療となった次第です。
 顔面マヒはさっぱり回復していなが、他はゴルフも出来るまでになり、3月には田舎で古稀の祝賀会があり半世紀分も若返って幼なじみと夜中まで歓談し、5月か6月にはラウンドしようと話してきたのに・・・、残念無念。
 再発や転移はあり得るとは覚悟はしていたつもりだが、こんなに早く、しかも、始末の悪い状態で肺に転移していたとは、ショック。

 ということで、ブログへの投稿もまたしばらくご無沙汰することになります。
 無事生還できましたら、投稿します。
 何方様も、お体ご自愛の上お過ごし下さい。



本日の症状(10/8)

2006-10-09 00:44:03 | 耳下せん記

 耳下腺腫瘍の手術からほぼ4ヶ月たった。
 今日は、とりあえず現状を書いてみようと思う。
 顔面のゆがみはまだほとんど回復せず。
 顔の次に気になる毛髪はちょうど3分刈りの丸坊主状態である。(まばらに抜けずに残っていた産毛状の細いのは1.5cm程に伸びている。)
 髭は約2ヶ月剃らなくてすんだが、最近は2,3日剃らないと無精髭が目立つようになった。
 顔面のマヒもまだ戻らず、右目の瞬きは左につられて何とかつむれるが開くのは1/3程度の視野である。両目(室外)で遠方を見るとすぐにぼやけてくる。(いっそはじめから片目で見て居ればよいのだが。)
 唇も今のところは左につられて動いているようである。
 (唇は少し慣れて、お椀での飲み物はこぼさず飲めるようになったが、ペットボトルくらいの太さの口の飲み物がもっとも飲みにくい。ストロ-はこぼさず飲める。また、口を右に引けないため口周辺(左)の髭そりがしにくい。)
 口のことでは、当初、舌もうまく動かなかったが、現在はほとんど元に戻ったようである。だだ、一部にしびれた感じが残っている。
 次に、入院中はあまり気にならなかったが、右腕が肩より上に挙がらない。左で持ち上げれば、45°(リハビリ器具で引き上げれば75°)程度挙がる。
 傷跡の盛り上がりはほとんど分からなくなったが、周辺は引きつっており、手でなでると痛くはないがひりひりした感じである。
 肩(腕)を動かすと少しあとで鎖骨の上あたりがきりきり痛いときがある。が、何故か、ときどき、ほほの上(耳の下)あたりがきりきり痛むこときもある。
 また、ほほの痛みは、食後にも感じることがある。(今日はなかった)
 (神経の回復は、「早くて6ヶ月、1,2年かかることもある。場合によっては戻らない部分も残るかも知れない。」とは言われているが、神経が本当につながっているか心配になってくる。)
 今日のところはこんな状態である。
 手術前後のことについては、また折を見てお話しします。
 ではお休みなさい。

耳下腺腫瘍-1

2006-09-06 20:29:59 | 耳下せん記
 昨日は通院診察に行ってきました。
 6月初旬に入院し、ほぼ2ヶ月にわたって耳下腺腫瘍の手術と治療を受け退院してちょうど3週間目です。
 この耳下腺腫瘍の手術と治療について書いてみようと思います。

 耳下腺というのは、耳の下のあご骨(エラが張っていると表現するところ)の中側にある唾液を分泌する器官(唾液腺)などの総称とのこと。
 また、唾液腺には顔の表面を動かす神経が絡まるように通っている非常に複雑で繊細な器官とのことである。

 今日は、入院までの経緯と耳下腺腫瘍について書いてみます。

 2月はじめ、みそ汁を飲む時少し汁がこぼれるのに気づき、下旬になって、近くの医院で診察を受けたところ、県病院の神経内科に紹介状を書くから、すぐに行きなさいと言われる。
 それで、早速、翌日行ったところ神経内科の専門医は明日午後こられるとのことで、3日続けての病院通いとなる。
 その日は、顔面を動かして見たり、「い~」「う~」と発声したりして診察を受け、MRIを撮る予約をして帰る。
 一週間後、「MRIの画像を見る限り、頭(脳)には顔面マヒの原因になる様な異常は全く見あたらないので、しばらく様子を見ましょう」ということであった。
 神経の働きを促す薬を飲みながら、4月初旬までマヒの状態の変化を見守ることとなる。
 その後、在所で法事があり、親戚、兄弟などと歓談したけれども、マヒのことは説明しなければ、全く判らない程であった。
 4月になって、もう少し細かい間隔でスキャンしたMRI画像で調べても、やはり全く異常はないので、耳鼻科でも診察を受けることになる。
 4月下旬、神経内科で撮ったMRI画像を持って耳鼻科へ診てもらいにいく。
 耳鼻科の先生が2度目のMRI画像を観られ、直ぐ、「どうも、この部分が気になるので、このあたり(耳から喉の部分)を詳しく調べてみましょう」と言われ、早速、もう一度、MRIを撮ることになる。
 5月に入り、耳下腺腫瘍は悪性で、神経細胞に浸潤したためマヒが起きた可能性が高いことが判明する。
 県病院の耳鼻科の見立てがある程度はっきりしたところで、セカンドオピニオンとして希望の病院で診てもらうことを勧められる。
 それではということで、大学病院へ資料を持って診てもらいに行ったが、見立ては全く同じであった。

 耳鼻科にかわって、耳下腺腫瘍が原因らしいことがわかり、インターネットで耳下腺腫瘍を検索してみた。
 それによると、どのHPでも、耳下腺腫瘍の多くは良性腫瘍であるが、数%は悪性腫瘍(癌)であると解説してあった。その希な数%の悪性腫瘍に取り憑かれたわけである。
 HPの記事に加え、主治医の先生の話から、顔面にマヒが出るのは、腫瘍が神経に浸潤している場合がほとんどで、腫瘍が大きくなり神経を圧迫するだけなら、痛みは出るかも知れないが、マヒは起きないことも判った。(このころは、痛みや腫れの様な自覚症状は全くなかった。)
 また、良性か悪性かの正確な判定は、細胞を取り出して調べるしかないこと。細胞を取り出すには普通の臓器の腫瘍なら注射針でも行えるのだが、顔面神経に浸潤した細胞までは出来ないことなどが判った。
 さらに、病状の進行を止めたり、遅らせたり、縮小する手だては今のところないとのことであったので、他の部位への転移はないかを調べた上、手術することを決断したものである。
 顔面マヒ(唇や瞼の動きのマヒなど)、は、脳から顔の表面に至る神経が何らかの原因で機能しなくなったとき起きる訳であるが、この経路のどこで機能しなくなったかによって診療科が違うことが判った。神経の機能障害が、一つは末端部分で起きるもの(これを顔面神経マヒといい、なぜ起きるか分かっていないが、大部分は1ヶ月くらいで自然に治る)、二つめは、中間部分(耳下腺のあたり)で起きるもの、三つ目は、脳の中で起きるものの3つである。
 一つ目と三つ目は神経内科で、二つ目は耳鼻科で診てもらうことが判った。

 だいたい、以上のような経過を経て6月初旬の入院治療を向かえた訳です。
 今日はここまでにします。
 ではまた、折を見てこの続きを書き込みます。



やっと退院しました

2006-08-17 16:36:48 | Weblog
6月6日に入院してから71日目の8月15日に退院しました。
入院したときは梅雨入り前の比較的凌ぎやすい時期でしたが、退院の日は最高気温37度の酷暑日でした。
退院したとは言え、しばらくは、家で療養を続ける必要もあり、2ヶ月あまり三食昼寝付で過ごしたツケがかなり溜まっていますので、これらが片付きましたら、闘病生活の一端をお話ししたいと思っています。
今日はとりあえず、退院しましたことをお知らせするのみとします。
いろいろとお気遣い有り難うございました。

ようやく退院です

2006-08-13 17:02:04 | Weblog
 今日はまだ一時帰宅ですが、来週早々もう一度念のため検査して退院出来ることになりました。長いことご心配をかけましたが、ようやく何とか退院出来そうです。
 それにしても、巷の暑いこと。三色昼寝付の入院生活が夢のようです。
 退院しても、顔面神経マヒの回復が遅れていて、片目の瞼の開閉が自由にならず、外出に難儀を感じる状態がしばらく続きそうです。
 が、これくらいのことにめげていては、この厳しい世の中生きていけませんし、マヒもわずかずつですが回復しているようですので、少し慣れてきましたら、また、勉強会にも出かけるつもりです。
 とりあえず、現状報告です。
 では、皆様も、この残暑乗り切ってご活躍下さい。

今日もまだ一時帰宅です

2006-08-06 20:03:08 | Weblog

 今日で入院ちょうど二ヶ月、たいぶ良くなったのですが、薬の副作用の回復を待っているところです。
 足腰等の体力はさほど落ちていないと思うのですが、白血球が減少しているため感染症にかかりやすい状態で用心しています。お盆は自宅で過ごせそうですが、何しろ、顔面神経を腫瘍に侵されたために、片目の瞬きが出来ず、視野と焦点が定まらないので、外を出歩くにはいささか難儀です。この回復には半年かかりそうとのことで少々落ち込んでいるところです。
 庭を見るとあらかた雑草に占領されていたが、鉢植えのサギ草に花芽が出来ていて少しほっとさせられた。まあ、無理せず、涼しいときに少しずつ片付けましょう。
 皆様もまだまだ暑い夏、頑張って乗り切ってください。