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ビリンのリーダー、アブー・ラハマさんの解放を求める

2009年12月15日 | パレスチナ/イスラエル
 先週、ヨルダン川西岸ビリン村の民衆委員会のリーダーであり、非暴力デモのコーディネーターであるアブドゥラー・アブー・ラハマさんが、イスラエル軍の夜襲~一斉検挙に際して逮捕・拘束されたという。現地から送られてきたニュースレターで知った。6さいのビーグルさんがこれを訳してくれている。

 http://bilininfojp.blogspot.com/2009/12/20091210.html
 
 アブー・ラハマさんのことは、佐藤レオ監督のドキュメンタリー『ビリン・闘いの村』の主要登場人物の一人として、僕は記憶していた。映画の公式サイトのトレイラーで観れる(以前に紹介したNews23の特集にも登場していたが、この動画は著作権の問題で削除されてしまって、今は観れない)。

 『ビリン・闘いの村』公式サイト 

 ちなみに、この映画の中での表記にならって僕も「ラハマ」と書いている。読み方としては「ラーマ」などでも正しいのだと思う。下の写真もメールと一緒に送られてきた。

 写真右端の男性がラハマさん。調べてみるとこの写真は、近頃ビリンでの抗議行動で射殺された若者を悼む、献花ならぬ“献石”行事でのスナップらしい。一緒にいるのは、左からブルントラント元ノルウェー首相、二人置いてカーター元米大統領・デズモンド・ツツ大司教・インドの女性労働者の地位向上に努めた活動家のエラ・ブハット氏ら。

 ビリン村ではここのところ軍政側の脅迫・圧力が高まっていて、アブー・ラハマさんを含め、これまでに33人が拘束されているとのこと(うち数名は解放、以下のページ中ほどを参照)。 
 http://www.bilin-village.org/english/activities-and-support/Support-Bilin-amidst-the-ongoing-Israeli-arrest-and-intimidation-campaign(ビリン村ホームページより)
 もちろん、活動家の拘束はパレスチナの全域で、いちいち嘆き悲しんでいられないくらいに日常茶飯事である。ただ僕としては、亡き佐藤監督と関係のあった人だけに、どうしても普通以上の“つながり”を意識せざるを得ない。ニュースを伝えてきたPopular Struggle Coordination Committeeの要請に従い、東京のイスラエル大使館に抗議メッセージを送った。拙い英語だけど、参考にしたい人のために記載する。抗議したいけどどう書いていいかわからん、という人はこれを参考に、おのおのアレンジして送ってみてほしい。


送り先:info@tokyo.mfa.gov.il

件名:escalation of political arrests in Bil'in

Please stop targeting non-violent popular resistance. And please release the coordinator of the Bil'in Popular Committee Abdallah Abu Rahmah and all Bil'in prisoners immediately.
Israeli policies on the settlements and the apartheid walls are all wrong.
They are against the international lows. So we know Palestinians have rights to protest and resist.

Sincerely
○○○○(氏名), a Japanese citizen


 一方、米国に拠点を持つ“Jewish Voice for Peace”という組織も、オバマ大統領向けの要請文フォーマットを掲載している。当然ながらレター文としてははるかにしっかりしているので、もっと本格的な抗議文を書きたいという人はこちらをご参考に。Jewish Voice for Peaceは、イスラエルに批判的なユダヤ人の組織の中でも、最もパレスチナ人との連帯を重んじている、良心的で視野の広い組織のように見受けられる。
 http://salsa.democracyinaction.org/o/301/t/9047/p/dia/action/public/?action_KEY=1882

 原則的なことを何度でも言いたい。違法なのはイスラエルによる占領であり、分離壁や入植地の建設であり、地元住民からの土地収奪である。ラハマさんたちは、何ら違法なことなどしていない。住民としての当然の抵抗をしているだけなのだから、本来「逮捕」などという言葉を使うこと自体、倒錯した話だ。国際法的にはイスラエルにこういった「逮捕」をする権利などない。それを可能にしているのは、占領者イスラエルの“俺様ルール”に過ぎないのだから。
 一刻も早い解放を求める。そしてラハマさんたちをこんな目に合わせた責任者たちこそがいつの日か「逮捕」され、正当な処罰が下ることを願う。不処罰の連鎖がこれ以上続いてはならないという、基本的な認識を広めたい。
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