やっぱり今年も、ロクな年じゃなかった。もはや怒りも呆れも通り越して、一種の思考停止に陥っております。
というわけで、これが最新の、というわけではないが、まずJPMA(日本パレスチナ医療協会)のメルマガより転載します。
その他、情報はパレスチナ情報センター(トップページよりガザ空爆情報)、パレスチナ子どものキャンペーン(同じく、新着情報よりブログ記事へ)、およびP-navi infoより収集できます。
大阪では今日29日、アメリカ総領事館前への抗議行動がありましたが、東京でも明日、午後2時過ぎから、有志の人達によるイスラエル大使館への申入れ行動があります。自分もその場で意思表示をしたいと希望する方は、以下をご参考に。
〜以下転載〜
つい最近、日本在住のユダヤ人(イスラエル生まれ、フランス国籍)の人が書いた自伝を読んだ。その中で、彼女の両親の世代の受難の記憶として、(アウシュヴィッツなど強制収容所での虐殺に先立つ)ワルシャワやその他ポーランド諸都市のゲットー蜂起、その鎮圧についての、短いけれど生々しい記述があって、胸をえぐられるような思いを味わったばかりだ。今、ガザでイスラエルがやっていることは、あのゲットー掃討の悲劇を、その犠牲者を、侮辱することに他ならない。
なぜそんなことができるのだろう。なぜ正当化できるのだろう。なぜ世界はそれを許すのだろう。なぜ「平和と繁栄の回廊」などとぶち上げて、農産業団地の建設だの輸出の奨励だのに人間と資金を投入できる国が、人として最も基本的な「人殺しをやめさせる」ひいては「強者による弱い者いじめをやめさせる」ことに関して、何もできないのだろう?──そうしたなぜ?が頭にあふれかえって、容量の小さい僕の脳内HDは一種の思考停止(フリーズ)に至るわけである。ただ、思考が止まったら、思考以外のことをすればいいだけだ。それがコンピュータと人間の違いではある。
というわけで、これが最新の、というわけではないが、まずJPMA(日本パレスチナ医療協会)のメルマガより転載します。
◆■◆イスラエル軍がガザ地区を猛爆撃、数百人死傷◆■◆
イスラエル空軍は、27日午前11時半、ガザ地区全域に対する爆撃作戦を開始、パレスチナ医療関係者によると、27日中に、同地区で約230人が殺され、780人が重軽傷を負った。爆撃は、ほとんど事前警告なしに始まり、第一波は60機が出動、50の目標に対し100発の爆弾を投下、95%が命中したという。
ガザ地区に対するこのように集中的な猛攻は、1967年の第3次中東戦争以来最大のもの。建国以来、1日にイスラエルが殺傷したパレスチナ人の数は最大となった。
ハマースの警戒心を解くため、イスラエルは、攻撃の前にガザ地区への封鎖を一部緩和している。
攻撃は、主としてハマース政府の警察施設や訓練施設に向けられ、幹部を含む多数の警官や訓練生が殺されたが、死傷者は非武装の一般市民、女性、子供に及んでいる。
爆撃が集中したガザ市では、がれきの中から死傷者を救出するために集まった市民や救急隊員でごったがえし、救急車が足りないため、路上には死体や重傷者が放置された。各地の病院では、手術台が間に合わず、手術はテーブルの上でも続けられた。
イスラエル軍は、必要なら攻撃を続行、対象を広げ、規模も拡大すると警告した。
地上部隊は、ガザ地区の境界に集結、内部への侵攻に備えている。
ハマースは、自爆攻撃を含む報復を宣言、イスラエル南部へのロケット攻撃で応じた。ロケットで、イスラエル人1人が死亡。また、全占領地のパレスチナ人に「第3次インティファーダ」と呼び掛けた。
アメリカのライス国務長官は、ロケット攻撃に対する正当な反撃だとして、イスラエルの空爆を擁護した。
――空爆続行、国連安保理が暴力停止呼びかけ――
28日も、イスラエル軍は空爆を続行。パレスチナ医療筋によれば、攻撃から24時間以内の死者は271人に達した。
南部のハーン・ユーニスでは、少なくとも2人が殺され、30人が負傷。
パレスチナ筋によると、モスクや政府庁舎も爆撃されている。
国連安保理は、リビアの要求で緊急会議を開き、即時暴力停止を呼び掛ける議長声明を発表した。
「安保理のすべての理事国は、ガザ地区におけるエスカレーションを深刻に憂慮し、すべての暴力をただちに止める」ようよびかけた。
(12/27, 28 Haaretz, BBC, Reuters)
その他、情報はパレスチナ情報センター(トップページよりガザ空爆情報)、パレスチナ子どものキャンペーン(同じく、新着情報よりブログ記事へ)、およびP-navi infoより収集できます。
大阪では今日29日、アメリカ総領事館前への抗議行動がありましたが、東京でも明日、午後2時過ぎから、有志の人達によるイスラエル大使館への申入れ行動があります。自分もその場で意思表示をしたいと希望する方は、以下をご参考に。
〜以下転載〜
ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動の呼びかけ
イスラエルがガザに空爆を行い、27日と28日の2日間で死者は287人、負傷者は700人に達しました。イスラエルはさらに予備役兵6500人の招集を閣議決定し、地上戦を行う準備をしていると報道されています。
イスラエルは40年あまりに渡ってガザ占領を続けた挙げ句、ハマース政権の成立以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生的な水も電気もない劣悪な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。
150万人がひしめき、どこにも出口がないたった360平方キロの土地で、寒さと飢えに苦しみ、窮乏してゆく生活に疲れ切った人々の上に、いま爆弾が落とされ続けています。
イスラエルは、ハマースによる100発あまりのロケット弾に対する報復を口実としています。しかし、その多くは空き地などに落下し負傷者もほとんど出ないものであり、2月の総選挙を前にした政治的パフォーマンスであるのは明らかです。米国の政権移行期のタイミングを狙い、周到に準備を尽くした確信犯的攻撃は、いかなる意味においても認められるものではありません。
しかし米国もイギリスも、ハマース政権の存在を理由に、イスラエルの行動に対し一定の「理解」を示しています。国連安保理も、米国の抵抗のために公式の非難声明を出せていません。パレスチナのアッバース大統領でさえ、イスラエルに抗議をしつつ、今回の事態をハマース政権非難のために利用しています。もはや「対テロ戦争」の言辞を都合良く利用し、民衆の生命よりも自らの権力維持に心を砕く政治指導者たちには何の期待も出来ません。
私たちがすぐに事態を変えられるわけではありません。しかし抗議行動を呼びかけ、広め、より多くの人々の関心を喚起し、イスラエルの暴挙を黙って見逃すことはしないのだ、ということを示しましょう。中東各地で抗議行動が起きています。ロンドンなど欧州の都市や、イスラエル国内でも抗議のデモが始まっています。29日現在、大阪ではイスラエル領事館に対する申し入れ行動が行われています。規模は小さくとも、各地で抗議のうねりを作り出すことが必要です。
参加される方は、出来るだけ自分でプラカードなどを用意してきてください。大使館への申し入れ書は呼びかけ人が用意しますが、他に用意されたものがあれば、一緒に提出する予定です。
日時 12月30日(火) 14時〜
場所 地下鉄麹町 日本テレビ方面改札待ち合わせ(ある程度人数が集まったら、イスラエル大使館の方へ移動します)
個人の有志が呼びかけるデモであり、連絡先を不特定多数に公開することはしません。この呼びかけを見た人は、各自の判断で参加を決め、一人一人の責任において行動してください。
つい最近、日本在住のユダヤ人(イスラエル生まれ、フランス国籍)の人が書いた自伝を読んだ。その中で、彼女の両親の世代の受難の記憶として、(アウシュヴィッツなど強制収容所での虐殺に先立つ)ワルシャワやその他ポーランド諸都市のゲットー蜂起、その鎮圧についての、短いけれど生々しい記述があって、胸をえぐられるような思いを味わったばかりだ。今、ガザでイスラエルがやっていることは、あのゲットー掃討の悲劇を、その犠牲者を、侮辱することに他ならない。
なぜそんなことができるのだろう。なぜ正当化できるのだろう。なぜ世界はそれを許すのだろう。なぜ「平和と繁栄の回廊」などとぶち上げて、農産業団地の建設だの輸出の奨励だのに人間と資金を投入できる国が、人として最も基本的な「人殺しをやめさせる」ひいては「強者による弱い者いじめをやめさせる」ことに関して、何もできないのだろう?──そうしたなぜ?が頭にあふれかえって、容量の小さい僕の脳内HDは一種の思考停止(フリーズ)に至るわけである。ただ、思考が止まったら、思考以外のことをすればいいだけだ。それがコンピュータと人間の違いではある。











私も以前に、自分のBlogでBush連中がオバマ政権に対して、最後にどんな仕掛けをするか非常に気にしていました。。
昨今の米金融危機がそれだと捉えていましたが、ここまでやるとは・・・
元々、ハマスなど強権派が出来てしまったのは、大国の都合による諸々な翼動があってのこと。
もし、オバマ政権に危機に瀕してそれを乗り越えられず倒れるようなことにでもなれば、アメリカは再びBush政権のようなことを繰り返し、更に世界は混迷に陥ることでしょう。
大国にこの問題を一任するのでなく、それこそ世界全体、全国家が自分のこととして、この中東の火薬庫の問題解決に取り組むことを祈るばかりです。
ことイスラエル/パレスチナに関しては、米中枢の方針はネオコンであろうとリベラルであろうと大差ないんです。「中東和平」で点数稼ぎに必死だったクリントンの時代にこそ、西岸の入植地建設は大幅に進んだという現実もあったりしますし。構造的にそうなっちゃってるんですね。
そういうことからも、僕はオバマの中東政策について、一切の期待を持っていません。ただ、オバマがアメリカの権力構造の何かを変えることに成功したら、オバマの次の大統領からは、少し期待できるかもしれない、くらいに思っています。
>大国にこの問題を一任するのでなく、それこそ世界全体、全国家が自分のこととして
そういう意味でも、僕らとしては日本政府こそが問題です。また、「絶対悪としてのハマス」「報復の連鎖」みたいなイメージを安直に垂れ流す日本のメディアこそが。ほっとけないのは私達の貧しさ、です。