森ビル会長の森稔氏が逝去され、3月12日、森ビル株式会社からプレスリリースがあり、主要紙で報道された。森稔氏の公職のなかで、国土交通省社会資本整備審議会の臨時委員は、主に、都市計画・歴史的風土分科会都市計画部会公園緑地小委員会での活動である。私は公園緑地小委員長を務めたが、森稔氏は多忙にもかかわらず、ほぼ毎回、審議会にご出席され、熱心にご意見を出された。このご意見は都市の再開発にともない緑とオープンスペースを創出しようとする国の政策や都市緑地法の制定などに活かされた。2001年当時の経団連主催のOECD都市政策対日勧告に関するシンポジウム要旨を収録した「経団連くりっぷ」 No.160 (2001年12月13日)を引用・紹介する。越澤 明。
経団連くりっぷ No.160 (2001年12月13日)、OECD対日都市政策勧告に関する懇談会(主催 香西 副会長/国土・住宅政策委員長)/11月13日
「OECDは、2000年11月、わが国の都市政策に関する勧告をとりまとめたが、今般、本勧告の日本語版を出版したのを機に、ベルナール・ウゴニエOECD地域開発部長が来日した。これを受け、わが国の都市政策について、ウゴニエ部長と意見交換を行う懇談会を開催した。当日は、コメンテーターとして都市再生本部の山本繁太郎 事務局次長、越澤 明 北海道大学大学院教授 を招いたほか、経済界から田中順一郎 国土・住宅政策委員会共同委員長(三井不動産会長)、森 稔 総合規制改革会議委員(森ビル社長)が出席し、コメントを行った。」
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国の現職官僚、国土交通省都市局総務課長を務める佐々木晶二さんは、実名入りのブログ「革新的国家公務員を目指して」を立ち上げ、各分野の新著を広く読書して、それに対する書評、批評、コメントを毎日アップして掲載している。本年3月8日は、越澤明著『大災害と復旧・復興計画』を取り上げたたため、その内容を引用・掲載する。なお、佐々木晶二さんの前職は国土交通省都市・地域整備局まちづくり推進課長であり、以前、兵庫県庁に出向していた際は、兵庫県まちづくり復興担当部長、兵庫県県土整備部まちづくり局長を務め、阪神・淡路大震災の復興事業の収束期の責任者の地位にあり、国土交通省の中でも都市計画・まちづくり行政の実務経験が豊富な事務官僚の一人である。
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岩波書店のWebに越澤明著『『大災害と復旧・復興計画』(叢書震災と社会)の目次(章と節)が公開された。
序 章 大災害と復興の繰り返しだった日本
第1章 幕末・明治の大火と関東大震災
第2章 戦前の大火・震災の復興
第3章 全国の戦災復興と都市の不燃化
第4章 阪神・淡路大震災の復興計画
第5章 明治・昭和の三陸津浪とチリ地震津波
第6章 東日本大震災の復旧・復興に向けて
第7章 首都直下地震への備えは大丈夫なのか?
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美濃市が策定した歴史まちづくり法の「歴史的風致維持向上計画」が2012年3月5日、文化庁、国土交通省、農林水産省から認定を受けた。『読売新聞』2012年3月3日の地方版、『岐阜新聞』2012年3月6日の報道を紹介する。国の重要文化財である美濃橋の本格的な修理、中心市街地では旧須田邸の保存活用、郊外では旧牧谷街道の修景などの実施が計画に盛り込まれた。 . . . 本文を読む
美濃市、宇治市、大洲市、佐賀市、歴史まちづくり法による歴史的風致維持向上計画の国の認定を受けた。
美濃市の認定に関する『中日新聞』2012年3月6日、『中部経済新聞』2012年3月6日の報道を紹介する。石川道政美濃市長と越澤明教授(美濃市歴史まちづくり協議会長)のコメントが掲載される。
美濃市は重要伝統的建造物群保存地区に指定された卯建の街並み、重要文化財の美濃橋、美濃和紙の里などで知られる。 . . . 本文を読む
岩波書店WEBに詳しい内容がアップされました。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/028521+/top.html
叢書 震災と社会
激甚な災害が日本社会に与えた衝撃の意味を考える
東日本大震災と原発事故は何を問うているのか.
被災の事実を風化させないために,事後の経過も含めて多面的に記録する.
直面する諸課題に即して,取るべき対策と防犯のための
教訓を導き出すとともに,現状と課題を踏まえて
復興のビジョンを示す.
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