札幌市では3月に全市的な高度地区が指定されたが、45メートル以上の建築物が建てられない中央区桑園で、別の制度を活用して、規制の3倍以上の高さの超高層マンション(45階建て、約150メートル)の建設を計画している。このため、周辺住民は「住環境が害される」と反発していると、北海道新聞により報道された。
高さ制限地区に45階建て 札幌マンション計画
北海道新聞2006/04/07 07:53より引用
高さ制限地区に45階建て 札幌・桑園で丸紅がマンション計画 【写真】
札幌市が先月導入した高層建築物の「高さ規制」により、四十五メートルを超す建築物が原則建てられない同市中央区の桑園地区で、総合商社・丸紅(東京)などが市の別の制度を活用し、規制の三倍以上の高さの超高層マンション(四十五階建て、約百五十メートル)の建設を計画していることが六日、分かった。周辺住民は「住環境が害される」などと反発、住民組織を結成し反対運動を始めた。
建設予定地はJR桑園駅前の中央区北九西一五で、用途は「近隣商業地域」。マンションを建設することは可能だが、市が調和のとれた街並み形成などを目指して定めた高さ規制により、高さ四十五メートルを超す建築物を建てることはできない。
ところが、土地の所有者らが住みよいまちづくりに向け、新たな都市計画を自ら提案することができる市の「都市計画提案制度」を活用すれば、高さ規制にも「例外」が発生する。
市によると、土地所有者らが一定の面積以上の区域で、新たな街づくりや再開発などを目的に、現行の都市計画の変更や新計画を提案。市がこれを認めた場合、高さ規制の対象から外れ、超高層建築物の建設が可能になることも制度上あるという。
丸紅側は、この制度に着目。超高層マンションを桑園駅周辺のランドマークとし、地域の活性化につなげるとともに、敷地内に緑地や「コミュニティーセンター」のような施設を整備。周辺住民の生活と調和した新たな都市計画を市に提案することで、高さ規制をクリアする方向で検討している。
市は、同規制を事実上回避するための、こうした動きは「初めて」としている。
先月、丸紅側から説明を受けた周辺マンションの住民らは「工事車両が長く出入りすることになり危険だ」「地域の人口が過密になる」などと反発。約五十人規模の「桑園環境を守る会」を結成し、ベランダや玄関先に黄色いリボンを掲げて建設反対の意思表示をする運動などに入った。
住民らは高さ規制の「不備」も指摘しているが、札幌市は「計画は聞いているが、正式な都市計画提案を受けていないのでコメントできない」。丸紅北海道支社は「住民の方々には説明を続け、ご理解を得られるよう努力したい」と話す。
同マンションは敷地面積が約七千五百平方メートルで、約三百六十戸。十二月の着工、○九年の完成を目指している。
<写真:丸紅などが超高層マンションの建設を計画している予定地(写真手前の駐車場)。周辺にはJR桑園駅や大型商業施設などが立ち並ぶ>
高さ制限地区に45階建て 札幌マンション計画
北海道新聞2006/04/07 07:53より引用
高さ制限地区に45階建て 札幌・桑園で丸紅がマンション計画 【写真】
札幌市が先月導入した高層建築物の「高さ規制」により、四十五メートルを超す建築物が原則建てられない同市中央区の桑園地区で、総合商社・丸紅(東京)などが市の別の制度を活用し、規制の三倍以上の高さの超高層マンション(四十五階建て、約百五十メートル)の建設を計画していることが六日、分かった。周辺住民は「住環境が害される」などと反発、住民組織を結成し反対運動を始めた。
建設予定地はJR桑園駅前の中央区北九西一五で、用途は「近隣商業地域」。マンションを建設することは可能だが、市が調和のとれた街並み形成などを目指して定めた高さ規制により、高さ四十五メートルを超す建築物を建てることはできない。
ところが、土地の所有者らが住みよいまちづくりに向け、新たな都市計画を自ら提案することができる市の「都市計画提案制度」を活用すれば、高さ規制にも「例外」が発生する。
市によると、土地所有者らが一定の面積以上の区域で、新たな街づくりや再開発などを目的に、現行の都市計画の変更や新計画を提案。市がこれを認めた場合、高さ規制の対象から外れ、超高層建築物の建設が可能になることも制度上あるという。
丸紅側は、この制度に着目。超高層マンションを桑園駅周辺のランドマークとし、地域の活性化につなげるとともに、敷地内に緑地や「コミュニティーセンター」のような施設を整備。周辺住民の生活と調和した新たな都市計画を市に提案することで、高さ規制をクリアする方向で検討している。
市は、同規制を事実上回避するための、こうした動きは「初めて」としている。
先月、丸紅側から説明を受けた周辺マンションの住民らは「工事車両が長く出入りすることになり危険だ」「地域の人口が過密になる」などと反発。約五十人規模の「桑園環境を守る会」を結成し、ベランダや玄関先に黄色いリボンを掲げて建設反対の意思表示をする運動などに入った。
住民らは高さ規制の「不備」も指摘しているが、札幌市は「計画は聞いているが、正式な都市計画提案を受けていないのでコメントできない」。丸紅北海道支社は「住民の方々には説明を続け、ご理解を得られるよう努力したい」と話す。
同マンションは敷地面積が約七千五百平方メートルで、約三百六十戸。十二月の着工、○九年の完成を目指している。
<写真:丸紅などが超高層マンションの建設を計画している予定地(写真手前の駐車場)。周辺にはJR桑園駅や大型商業施設などが立ち並ぶ>









