毎日新聞が運営する「毎日教育eタウン」が「今週の一冊」で、『後藤新平 大震災と帝都復興』(越澤明著、ちくま新書)の書評を掲載した。書評の著者は町田成尚氏(株式会社ウィザス)。その全文を紹介・引用する。
毎日教育eタウンより引用
http://mainichi.jp/etown/
毎日教育eタウン 今週の一冊
http://www.v-schoolcity.net/ht/etown/book.html
「
町田成尚(株式会社ウィザス)
後藤新平 ─大震災と帝都復興 越沢 明・著 2012年1月5日
「ポリティシャンのごときは数うるに足りない。政治的名誉のごときも無価値である。今日を目標として建設することなかれ。希わくば、永遠を目標として建設せられよ」。
これは、関東大震災後に後藤が来日を要請したアメリカの歴史家であるチャールズ=ビアードが後藤新平に残したとされる言葉です。
後藤はたった四か月しか持たなかった第二次山本内閣にて内務大臣と帝都復興院総裁を兼務し、強力なリーダーシップと発想力で、救援・復旧・復興の陣頭指揮を取り、当初の計画からは縮小されたとはいえ東京と横浜を再建した人物として、また、遅々として進まず、復興が遅れている東日本大震災への対応の遅さとまずさをさらけ出した政治家たちと対称の位置にいるといっていいでしょう。
後藤は明治政府の藩閥でもなければ、東京での高等教育を受けたわけでもなく、もともと医官から衛生官僚を経て、政治家に転身した人物である。本書籍はこうした日本の政治家としては特異な経歴持つ後藤の生い立ちから、児玉源太郎や阪谷芳郎といった、彼の能力を見出した人物達との交流を通じて、帝都大復興を成し遂げた後藤の一生を追いかけたもの。
それと同時に人の一生とは能力があっても、それを見出してくれる人、支えてくれる人、人の縁・人脈が如何に重要かを考えさせられる内容にもなっています。同時に大きな使命を成し遂げるには、艱難辛苦の中、保身に走らず、時には苦汁をなめることがあってもぶれずに信念を貫けるかが不可欠であることも。
組織の中で生きる我々も手本にしたい男の生き方が記されたものになっています。
町田 成尚 (まちだ・なるたか 株式会社ウィザス 通信事業関係部署)
」
毎日教育eタウンより引用
http://mainichi.jp/etown/
毎日教育eタウン 今週の一冊
http://www.v-schoolcity.net/ht/etown/book.html
「
町田成尚(株式会社ウィザス)
後藤新平 ─大震災と帝都復興 越沢 明・著 2012年1月5日
「ポリティシャンのごときは数うるに足りない。政治的名誉のごときも無価値である。今日を目標として建設することなかれ。希わくば、永遠を目標として建設せられよ」。
これは、関東大震災後に後藤が来日を要請したアメリカの歴史家であるチャールズ=ビアードが後藤新平に残したとされる言葉です。
後藤はたった四か月しか持たなかった第二次山本内閣にて内務大臣と帝都復興院総裁を兼務し、強力なリーダーシップと発想力で、救援・復旧・復興の陣頭指揮を取り、当初の計画からは縮小されたとはいえ東京と横浜を再建した人物として、また、遅々として進まず、復興が遅れている東日本大震災への対応の遅さとまずさをさらけ出した政治家たちと対称の位置にいるといっていいでしょう。
後藤は明治政府の藩閥でもなければ、東京での高等教育を受けたわけでもなく、もともと医官から衛生官僚を経て、政治家に転身した人物である。本書籍はこうした日本の政治家としては特異な経歴持つ後藤の生い立ちから、児玉源太郎や阪谷芳郎といった、彼の能力を見出した人物達との交流を通じて、帝都大復興を成し遂げた後藤の一生を追いかけたもの。
それと同時に人の一生とは能力があっても、それを見出してくれる人、支えてくれる人、人の縁・人脈が如何に重要かを考えさせられる内容にもなっています。同時に大きな使命を成し遂げるには、艱難辛苦の中、保身に走らず、時には苦汁をなめることがあってもぶれずに信念を貫けるかが不可欠であることも。
組織の中で生きる我々も手本にしたい男の生き方が記されたものになっています。
町田 成尚 (まちだ・なるたか 株式会社ウィザス 通信事業関係部署)
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