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世界の種子の方舟

2017-05-24 07:36:14 | 日記

終末に備える種子貯蔵庫、地球温暖化で浸水しかける

「世界の種子の方舟」が気候変動を生き残れるとしても、私たちはこの世の終わりに向かって順調に時を刻んでいるようです。

終末に備える種子貯蔵庫、地球温暖化で浸水しかける

世界の終末に備え、作物の絶滅を防ぐ目的で2008年にノルウェー北極圏に作られたスヴァールバル世界種子貯蔵庫。北極圏の約800マイル(約1,287km)北にあり、世界各地から100万種近い種子のサンプルが集められている「終末貯蔵庫」は、特定の作物が絶滅してもバックアップのサンプルを確保しておける貴重な存在です。それだけに、地球温暖化による昨年の記録的な気温上昇で周辺の永久凍土が溶け、貯蔵庫内部が浸水したというニュースは寝耳に水のショックでした。The Guardianは、溶けた水が「入り口のトンネルに流れ込んだ」と報道しています。

Popular Scienceが、状況は本当に深刻なのかどうか、貯蔵庫の創設者の1人であるCary Fowler氏に問い合わせたところ、 「このケースでは、洪水というのは正しい言葉ではありません」と答えています。Fowler氏によると、水は毎年少しずつ入り口に流れ込んでいたそうです。彼は、今年「洪水」が発生したときには現場に居合わせませんでしたが、かなり日常的なことだと主張しています。

Fowler氏はまた、「トンネルを防水にしておく必要性はない」とPopular Scienceに説明しています。山への通路となる100mのトンネルは下り坂になっていますが、貯蔵庫のドアに達する前に上り坂となります。その小さい領域に水を溜め、2つのポンプで排出できるのです。ノルウェーの政府関係者であるHege Njaa Aschim氏は、「トンネルの入り口で大量の水が凍っていたので、中に入ると氷河のようだった」とThe Guardianに述べています。実際、状況は本当に危機にあるわけではありません。Fowler氏によれば、水が高く上がっても、摂氏マイナス18度前後の気温で凍結し、新たな障壁を作ることになるでしょう。

それでも、種子貯蔵庫は人が直接メンテナンスに関わらなくても機能しなくてはなりません。ノルウェー政府は状況を調査し、水漏れを修理する予定です。

Fowler氏は自身の研究チームの調査に基づき、「たとえ世界中の氷が溶けて、貯蔵庫のすぐ前で世界最大の津波が発生しても大丈夫。5階から7階くらい上の高さにとどまっていられる」と主張しています。そうなれば私たちはみんな死んでるでしょうけど。


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