赤ちゃんパンダは14センチ=健康良好、授乳も確認―上野動物園
上野動物園(東京都台東区)は14日、ジャイアントパンダの赤ちゃんを初めて身体検査した。
【映像ニュース】水分補給する「シンシン」
体長14.3センチ、体重147グラムと、通常の新生児サイズであることが判明。性別は判断できなかったという。健康状態は良好で、授乳が行われていることも確認した。
身体検査は同日早朝、母親のシンシン(11歳)が抱いている赤ちゃんを柵越しに取り上げ、約20分間行った。赤ちゃんは測定やへそ周りの消毒をする際、力強い鳴き声を上げていた。検査中には黄色いふんを排せつ。中国から招いた専門家によると、きちんと母乳を飲めている証拠だという。
シンシンは出産以降、飲まず食わずで赤ちゃんの世話をしていたため、13日に2回、水分補給を行った。ブドウ糖などを溶いた水が入った鍋を差し出すと、顔を突っ込んで飲んだ。