元館長の統合ブログ

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背が伸びるスポーツは何か? その5

2016-10-12 18:48:33 | 身長

身トレで「スネが伸びてる!」との報告をいただいくのは、女性と50代男性のお客様です。
これらの性別・年代層は骨強度が低いことから負荷の及ぶ範囲が広がり脛骨が影響されたと思われます。

 

「身トレ四段 スネを伸ばす」も、初段~参段で踵骨・距骨の骨強度を上昇させ、結果として脛骨との間に生じるアンバランスが、上記と同様の結果をもたらすという狙いです。骨強度が高い男性20代~40代は、最初から脛骨に負荷をかけるのは困難で、地道に踵骨→距骨→脛骨とトレーニングを積み重ねる必要があります。

 

そして10代の男性・女性については、ほとんどデータがありません。
身トレの場合、伸びなければお問い合わせが来ますが、順調に伸びていると連絡が来ないというのが常ですから、この年代層の成長も順調なのではないか?と推測しております。この層も骨強度は低めになります。

 

このように身トレでは骨強度で成長効果に違いがあり、骨が弱いほど伸び易くなりますので、より骨が未熟である成長期では身トレのように大きな負荷は必要なく、通常の運動で同様の効果が得られると考えられます。

 

しかし大人の場合、普通の運動をしても背が伸びないのは周知の事実です。
それは、ここに生理的な閾(いき・しきい)があるからです。

 

 

生理的・閾(いき・しきい)

 

身トレでは開始後3か月は成長しない期間があります。
通常、大人の骨は形を変えない「リモデリング」を行っていますので、これが自然成長と同じ「モデリング(マクロモデリング)」へと切り替わるために何等かの体質的変化が起きている期間と思われます。

 

一方で成長期では「モデリング」が常態ですから、この予備期間がなく、運動負荷による骨の形態変化が常に行われていると考えられます。したがって「骨格依存型」と「筋力依存型」の違いは成長に大きく影響することになるでしょう。

 

この「マクロモデリング」から「リモデリング」へのモード切替が、成長期の終盤、骨端線が閉じる頃に合わせて行われるために、骨端線閉鎖が成長停止のように現象しているのではないか?というのが私の考えです。(注:正確にはマクロモデリングとリモデリングは相反する生理現象を表す言葉ではありません)

 

この切替で、簡単には骨が変化しないように制御しつつ、必要があれば変化可能となる「閾」をつくり、種としての形質を維持する。(そうでないと、足の様に小さな骨が多数ある部位は、歩き方の個性だけで変形が進行して、本来の機能が損なわれる恐れがでてきます)

 

しかし、大人であっても適切な種類・方向・強度・頻度の負荷があれば、再度このモード切替が起こり成長可能な体質へと変化させ得ることは身トレでの成長が証明していると考えます。

 

もっとも、私は医学者ではありませんから、この生理構造を究明する術はありません。
私は、この生理機能を現象レベルから把握し目的が達成できれば良いわけで、お客様にとっては足を長くすることであり、私にとっては商業的成功とはまた別の目論見があります。

 

 

それはさておき、ここで骨強度と閾の発生、骨端線閉鎖の三つが絡み合い関与しているのではないかと考えられる一つの例を挙げます。男性と女性の内果端高についてです。

 

内果端高とは簡単に言って内クルブシの高さであり、踵骨の大きさ(高さ)に比例します。

 

内果端高・男性平均 67.5mm  内果端高・女性平均 65.9mm 

 

まず、男女の差が1.6mmと非常に小さいことに気付きます。
標準偏差が男性5.9、女性4.59になりますから、ほぼ同じ値と考えて差し支えないでしょう。
女性の骨格は男性より小さいわけですから、実質的には女性の踵骨の成長量は男性より多いということになります。

 

また、高齢者では逆転して、男性63.5mm、女性63.8mmとなっています。
なぜこんなことがおきるのでしょうか?

(次回に続きます)

 

大人が成長できる時代到来! 身長を高くするトレーニング

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