アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

中国語圏映画もいろいろ見ました

2015-08-16 | 中国語圏映画

シンガポールでは中国語圏の映画もいろいろやっていて、それを追いかけるのも楽しみです。シンガポールに住んでいるとこんなことは考えられないでしょうか、1日に3本ハシゴとかをやってしまうので、シネコンでチケットを買う時にあきれられています。そうそう、今年はタイでもそうだったのですが、外国人はシニア料金では見られないとのこと。敬老カードのようなものがあって、それを見せないと割り引きできないんだそうです。やっぱり税金を払っていないとダメ、ということなのかー。日本のシニア料金は外国人にも適用されると思うのですが、今後もその方針で行ってほしいですね。

さて、今回見たのは次の作品です。 

『破風(To The Fore )』
『太平輪:彼岸(The Crossing Ⅱ)』
『捉妖記(Monster Hunt)』

それでは1本ずつ、簡単にご紹介しておきましょう。

『破風(To The Fore )』
香港・台湾/北京語
監督:林超賢(ダンテ・ラム)
主演:彭于晏(エディ・ポン)、チェ・シウォン、竇驍(ショーン・ドウ)

To The Fore concept poster.jpg

珍しいダンテ・ラム監督のさわやか路線(笑)。ツール・ド・フランスなどで知られる自転車競技の世界を、台湾を舞台に描きます。同じ自転車競技チームにいる韓国人選手の鄭知元(チェ・シウォン)と、チームに加わったばかりの王仇銘(エディ・ポン)、邱田(ショーン・ドゥ)の活躍や挫折が描かれていくのですが、見ものは何と言ってもスピード感に溢れるレース場面。たびたびいろんなレースが登場し、チーム一丸となっての駆け引きなど、我々がイメージしていた単なる自転車レースとは違う面をしっかりと見せてくれて興味深いです。

もちろん恋もありますが、それも自転車レースがらみ。いつもユニフォームかラフなTシャツ姿だった仇銘らが、有名選手になって背広姿で登場するシーンではその格好良さに思わず目が釘付けになるなど、メリハリの効いた演出はさすがダンテ・ラム監督。人間ドラマはちょっと定石的ですが、スポーツドラマとしてはかなりの見応えがあります。日本でも自転車競技人気が徐々に高まってきた今日この頃、もしかしたら公開もアリかも。

英皇電影《破風》最後衝刺 - 官方終極版預告  

 (続く。何だか「本文の字数が多い」という警告が出てアップできませんので、2つに分けます)



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