アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

来週日曜日は名古屋でお目にかかりましょう!

2024-05-11 | インド映画

今日の昼間は暑いぐらいだったのですが、夜はまだ4月の気温ですね。楽しみにしている、朝日カルチャーセンター名古屋教室での講座が、1週間後に迫りました。今回はハイブリッド講座、つまり、配信と実際の教室参加との2本立て講座ですが、先日、担当して下さっているスタッフの方(前回も講座を担当して下さったのですが、インド映画ファンで、とてもよく気のつくスグレモノの方)とやりとりしたところ、なんと教室参加の方がすでに30名に達しているとか。ええー!とびっくりしてしまいました。東京のNHK文化センターの講座では、いつも10名弱の方が参加して下さるので、今回もそれぐらいだとばかり思っていたのです。えらいこっちゃ(あせると大阪弁が出る;;;)、とにわかに緊張してきた私ですが、今回の講座の概要は、以下の通りです。

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2024年度朝日カルチャーセンター名古屋教室講座 
「21世紀のインド映画:第1四半期(2000年~2024年)の攻防」             
   5月19日(日)13:30~15:00
 講師:松岡 環
 配信講座案内(割引あり):こちら
 教室参加案内:こちら

    21世紀が始まって四半世紀が過ぎようとしている今、この25年を振り返ってみると、北インド映画と南インド映画の攻防が本格化した時期だったと言えそうです。ボリウッド(ヒンディー語映画界)がインド映画に君臨していた時代は終わりを告げ、南インド映画が続々と興行収入トップ10に顔を出し、時にはその年の第1位を獲得することもまれではなくなりました。スターの知名度の高さはいまだにボリウッドの方が上ですが、そのボリウッドも、そして南インド映画界も、目下の悩みは新しいスターが誕生していないこと。インド映画はこの先どうなるのか――過去の四半世紀を踏まえて、これからの展望を見ていきます。

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現在、レジュメを作成中なのですが、この四半世紀のインド映画の歩みと、スター誕生の系譜をまずはまとめてみようと思っています。でも、そのためには、前段階に当たる1990年代から話を始めないと、とか、いやいや、出発点はやはり1975年の『炎』であろうとか、どんどん遡ってしまうことになりそうです。あと、最後のまとめでは、あるスターにフォーカスしようと思っていたのですが、彼の作品をリリースしている某配給会社さんに写真使用をお願いしているものの、どうもソフト発売だけだったためか、写真がないようで困っています。うーむ、生写真使うかなあ(会ったことがあるので1枚だけ生写真があるのですが、私とのツーショットなのでこれまた困る)、等々、レジュメを作りあげるまでは本当に修羅場です。でも、皆さんにお目にかかれるのを楽しみに、がんばろうと思います。

©Yash Raj Films Pvt. Ltd.2023., 2023. All Rights Reserved.

最後に、この人ももちろん取り上げます、のパターンさんのテーマ曲をどうぞ。『PATHAAN/パターン』(2023)でタイガーさんとパターンさんが嘆いていた、スパイ組織RAW=インド映画界の後継者不足、まだまだ続きそうですね。そんなお話も名古屋でまた。

Pathaan's Theme | Shah Rukh Khan | Sanchit, Ankit | Kit Bee | Magdalena Supel | YRF Spy Universe

 


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