アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

「ボリウッド4」関連記事ご紹介第2弾

2013-04-26 | インド映画

「ボリウッド4」の紹介&ムンバイ現地取材記事、続々と雑誌に出てきています。「ボリウッド4」公式サイトでも紹介されているので、すでにご覧になっているかも知れませんが、このあたりでまとめて第2弾をご紹介しましょう。

「TV Bros.」 4月27日号

サラーム海上さんと編集部の木下拓海さん(「頭文字D」の主人公と同じお名前!)による、渾身の8ページ特集。P.10~P.17に展開する、「ボリノミクスナンバル1~インド・ボリウッド映画最新事情」というタイトルの記事は、”トップ女優パパラッチ大作戦(カトリーナ・カイフの製品発表現場潜入&プリヤンカー・チョプラのインタビュー)”、”ボリウッドスター名鑑(露出度の高い写真が集めてあります^^)””ピピピ・クラブ(Q&A形式による情報拡散)”等々、隅から隅まで楽しめる内容になっています。

これを読まないと、今後のインド映画の展開についていけない!かもですし、本誌(定価240円)を「ボリウッド4」上映会場に持って行くと、入場料が1800円から1400円に割引になるという「ブロ割り」にも使えるスグレモノです。読んで楽しめて、おまけに160円お得! 書店やコンビニに並んでいるうちに、迅速にゲットしましょう。

なお、本日4月26日(金)午後7時5分より、『タイガー 伝説のスパイ』上映前にサラーム海上さんと木下拓海さんのトーク・イベントがシネマート新宿で開催されます。「TV Bros.」片手に、ぜひお出かけ下さい。

<サラーム海上さんにひと言>

”ちょ、ダバング なんとかしてよ!”でサルマーン・カーン主演作品『肝っ玉男[Dabangg]』 (2011)の日本公開を強く望んでおられますが、それに対して、この言葉を捧げましょう。「心から何かを望めば、世界中が味方して、欲しい物が手に入る」(by オーム) さーて、後押ししてくれる人は誰でしょうね? 主題歌「Udd Udd Dabangg Dabangg(ウル・ウル・ダバング・ダバング)」はこちらです。ラジニ映画の”お名乗りソング”そのもの!

 

「GQ Japan」

GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2013年 06月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
コンデナスト・ジャパン

こんなオシャレな男性ファッション誌にインド映画が? と買う時はちょっとドキドキ。580円とお安いのですが、全ページがカラーの豪華仕様。「TVBros」の記事も、これぐらいの紙に載せさせてあげたかった...。

こちらでの特集は、P.104~P.107の見開き4ページ。「駆ける、ムンバイ 漲る、ボリウッド」というセンスのいいタイトルがついていて、最初のページはプリヤンカー・チョプラの超・超美しいポートレート。何だか、後光がさしているような....。スケスケ・サリーに目が吸い寄せられてしまいます。また、4ページ目のアヌシュカ・シャルマも素敵! ラージクマール・ヒラニ監督や、リライアンス・エンターテインメントのサンジーブ・ランバ社長、エクセル・エンターテインメントの共同経営者リテーシュ・シドワニ氏の写真も格好良く撮ってあって、さすがプロのカメラマンさんだと感心してしまいました。

品のいい文章に乗せた、ボリウッド情報もいっぱい。また、ムンバイの最先端スポットの紹介もあり、これからムンバイに行きたい人は必見ですね。旅行ガイドには載っていない、ムンバイの魅力を知ることができます。そのうち、こういうファッション誌にボリウッド・スターがどんどん載る日が来てほしい....。

 

「映画秘宝」

映画秘宝 2013年 06月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
洋泉社

「映画秘宝」はファンタ系というか、香港映画を始めとするアジア映画をよく紹介してくれていますが、今回は”アジア映画最前線”と銘打って、大阪アジアン映画祭と「ボリウッド4」の大特集。「Part2:驚愕! 映画産業の最先端はボリウッドにあり!!」はP.80とP.81の見開きです。こちらでは、4作品の紹介がバッチリ! リライアンス・エンターテインメントのサンジーブ・ランバ社長のインタビューも載っているほか、”誰も知らないDEEPボリウッド映画トリビア集!”もあります。お、私の知らなかったパクリ映画のことが載ってる! なお、今号は裏表紙も「ボリウッド4」です。

と、これで終わるはずが、今号の「秘宝」ですごいのはむしろ「Part1:最強のラインアップが結集! 第8回大阪アジアン映画祭ルポ」の記事。4ページというページ数もさることながら(負けてるよ~、ボリウッド!)、『毒戦』のジョニー・トー監督のインタビューが面白いったらありゃしない。大阪の皆さんは、トー監督に会えたんですね。いいなあ。香港映画ファンの方も、この号絶対”買い”です! おっと、インド映画『わが人生3つの失敗』の評も載っていますので、インド映画ファンの方もお見逃しなく。

 

「GINGER」 

GINGER (ジンジャー) 2013年 06月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
幻冬舎

 掲載情報を教えて下さった方によると、「GINGER は、20代後半~30代の「アラサー」女性をターゲットとした月刊誌とのことです。その年代に向けた、しかも女性誌に、こんな形でボリウッドが載るなんて、ちょっと意外な感じもする取り合わせですね」だそうで、P.272”CINEMA”欄に若林ゆりさんという方が紹介して下さっています。キレイ&カワイイ系のこういうファッション誌ですが、三池崇史監督と山田優の対談もあったりして、結構歯ごたえアリの「GINGER」です。

 

このほか、ブログにもいろいろ記事がアップされるようになりました。まずは、「毎日新聞」日曜版に出た、「藤原帰一の映画愛 『命ある限り』 観客が生む主演のオーラ、ボリウッドの集大成」はこちら。紙上で使われたスチールを付けておきます。

2012 YASH RAJ FILMS PVT. LTD.

そして、宣伝を担当しているアンプラグドのスタッフによる、とっても楽しいムンバイ取材レポートはこちら。ちょっと情報間違いがありますが(エドワード・シアターでやっていたアクシャイ・クマールの主演作『最高のプレーヤー[Sab Se Bada Khiradi]』(1998)は、マラティー語映画ではなくてヒンディー語映画、etc.)、写真がよくて文章も元気がいいので、自分もムンバイ取材に行ったような気分になれます。これだけ迫力あるカラー写真が見られるとは、ネットメディアも威力大ですね。

このレポートの「2」に出てくるシャー・ルク・カーンの自宅ですが、YouTubeで「お宅拝見」番組を発見。ムンバイの自宅とドバイに買った自宅とを紹介しています。我々が行った時は海に面している部分は緑のシートで目隠しされていたのですが、この映像ではきれいなシャー・ルク邸が見られます。雑誌やネットの記事、映像を見て、あなたもムンバイ取材気分を味わって下さいね~。

<追加で~す> 

こちらのAol News にも、「サラーム・ムンバイ ボリウッド映画を求めて 三泊四日の突撃ムンバイ・レポート」が。ぜひ併せてお読み下さい。3.までアップされていますが、さらに続きそうな気配...。

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インド映画♪脇役賛歌<その1... | トップ | 『アシャの日記』 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (アイジマ)
2013-04-29 21:03:29
はじめまして!
「恋する輪廻」をみてカルチャーショックをうけ、インド映画大大大大大大好きになったものです。
ボリウッド4も順々に見ていっています!
今年のGWは遠くに行かないでも十二分に楽しく過ごせそうです♪素敵な日本語訳をつけ、映画を公開していただき、本当にありがとうございます。こちらで紹介されている雑誌も追いかけようと思います!

できれば映画そのものを家でも楽しみたく、お尋ねしたいのですが、
日本語訳のついたDVDは、ボリウッド4の作品も「恋する輪廻」も発売されないのでしょうか…?
海外版のものは購入したのですができれば日本語も欲しいのです…(恥ずかしながら英語が苦手で…)
大好きな作品の内容をいつか忘れてしまうのではないかと不安です。。(最近物忘れが激しいので…)

せめて日本語訳のシナリオ本だけでも出てくれたら…本当にありがたいのですが、出してはいただけないでしょうか?

今もしかしてそういったものは発売されないかもしれないという焦りから、必死で一番後ろの席でメモを取りながら映画を見ている日々です。
暗闇でメモ取るのは結構大変でまして3時間ともなるととても厳しく。。。どうかなにか発売予定があれば教えてください。((もしくはもう出ていましたら申し訳ありません…教えていただけるとありがたいです…!!!))
よろしくお願いいたします。
返信する
アイジマ様 (cinetama)
2013-04-29 23:29:37
初コメント、ありがとうございました。

『恋する輪廻』と「ボリウッド4」4作品ですが、もちろんソフトは後日発売されます! 多分DVDでは、と思いますが、『恋する輪廻』には特典映像(メイキングなど)もたっぷりつく予定ですので、どうぞお楽しみに。『恋する輪廻』は、字幕版と吹き替え版の両方が入ると思います。
まだどの作品も好評上映中ですので、ソフト発売は公開から半年後ぐらいになるのでは、と思います。今しばらくお待ち下さいね。

日本語訳のシナリオ本は、まず出ないでしょうねー。日本版ソフトが出るため、必要ありませんからね。

その他の日本版ソフトが出ているインド映画は、もうご覧になりましたか? 『恋する輪廻』のディーピカーが出ている『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』(これも二役!)や、シャー・ルク・カーンの主演作『ラ・ワン』『マイ・ネーム・イズ・ハーン』『DON 過去を消された男』『たとえ明日が来なくても』『家族の四季』、サルマーン・カーンの『ミモラ 心のままに』、アーミル・カーン主演作『ラガーン』など、インド映画のDVDは結構出ています。ネット・レンタルで借りられるものもありますので、ぜひチェックしてみて下さいね。

もう1件いただいたコメントは、メルアドが入っているのでアップしないように致します。以上のお答えで大丈夫でしょうか? また何かご質問がありましたら、いつでもコメントをお寄せ下さい。
返信する
ダバン (マリリン)
2013-05-02 12:18:34
いつも楽しく拝読しております。ブログにありましたインド映画ダバンは日本公開が決まったのでしょうか?
すごい面白いと聞いており、絶対観にいきたいと思っています。
もし何かご存じの情報があれば教えてください!
返信する
マリリン様 (cinetama)
2013-05-02 22:21:35
コメント、ありがとうございました。いい所に食いついて下さいました(笑)。

今はまだ「?」段階なので、また何か情報が入りましたらお知らせしますね。次なるボリウッド映画の公開は、『恋する輪廻』と「ボリウッド4」の観客動員数次第かも知れません。ぜひ、今上映中の映画を盛り上げて下さいませ~。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インド映画」カテゴリの最新記事