篠原弘子のシネマ極楽特急 ブログ 篠原弘子のシネマ極楽特急 ブログ


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篠原弘子

愛媛のみかん畑で有名な吉田町に生まれる。広島大学を経て西武百貨店入社。人事部、メディア事業部等を経て88年独立し、プレノンアッシュ設立。初プロジェクトとなる「香港ニューシネマフェス’89」を主催したことから、映画の道に真っ逆さま(いや、まっしぐら)に突入する。ウォン・カーウァイ監督『欲望の翼』『恋する惑星』などを配給した後、『ブエノスアイレス』の製作に関わる。現在はゴダール、オルミ、ツァイ・ミンリャン等、敬愛する監督たちの映画を配給・製作。

プレノンアッシュオフィシャルサイト
『ジョヴァンニ』オフィシャルサイト
『チルソクの夏』オフィシャルサイト
godard.jp
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今、わたしにできること(2)
04 アジア映画(4)
03 ゴダール様(4)
鎌倉(1)
02 『チルソクの夏』(4)
01 『ジョヴァンニ』(5)
05 その他(2)
Weblog(12)

Facebookもはじめてみました
ツイッターはじめました
お墓参り
草履売りと和尚さんの話
蔡明亮監督、今日来日!
ふたたびゴダール!
映画の記憶、記憶の映画
アプちゃんと、おめでとう!
あとでまた
果たせなかった舞台挨拶


鈴木淳 (ゆうりのblog)
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[ 今、わたしにできること ] / 2011-06-21 07:48:39
Facebookもはじめてみました。私には、なんだかtwitterよりこちらの方が向いてるみたいです。よろしかったら、のぞいてみてください。http://on.fb.me/jnolpg
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[ 今、わたしにできること ] / 2011-05-06 06:47:58
3年半ぶりに帰ってきました。また話したいことが、たくさんできました。
まだ頭のなかがごちゃごちゃで、まとまったことが書けないワタシですが、
ツイッターでつぶやいてます。よかったら、みてみてください→@hi_shino。
すこし整理できたら、このブログでも。
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[ 鎌倉 ] / 2007-12-13 04:56:15
小さな頃から、墓地が好きだった。とくに雨で部活が休みの日など、ぶらぶらと近所の寺の墓地まで遠回りして帰ったものだった。父親が早く鬼籍に入ったせいか、父の墓前で今日あった様々な出来事などを報告することもよくあった。心細いことがあった日も、なんだか気持ちがスッキリして、不思議と自信のようなものが湧いてきたものだ。

12月12日は小津安二郎監督の命日(にして誕生日)。大分からやってきた友人と3人でお墓参りに行ってきました。寒いみぞれ雨模様だった昨年のこの日とはうってかわって、朝目が醒めると抜けるような青空。『お早よう』の土手の向こうに広がっていた空のように、どこかから軽快な木琴のトレモノが聞こえてきそうな、清涼な空気の張りつめた冬の朝です。鎌倉に越してきて4ヶ月、今年は初めて歩いて円覚寺まで。思えば鎌倉に住むきっかけになったのも、この墓参でした。
墓前にはすでに幾人もの関係者の方々がおられ、真っ赤な花束とお酒の瓶などが賑やかに並んでいます。「映画関係の方ですか?」と声をかけてくださったのは、山内静夫さんだったでしょうか。たしかに映画関係の仕事をしてはいますが、小津監督の墓前で「映画関係者」などというのはあまりにおこがましい気がして、小さい声で「いえ」と言うと、誰かが「ファンの方?」と助け舟を出して下さり、「あ、そうです。ファンです」ということで手を合わせさせてもらいました。

たしかにどういう立場で墓参に来たのかと問われれば、「ファン」というしかないのです。でもそのなんとも無責任な感じの匿名性に逃げ込んでしまったのも潔くないな、などと山を降りながら思い、やっぱり私達は小津さんに大きな「借り」がある、と思うのです。紅葉に染まる円覚寺の境内で「光泉」のいなり寿司をほおばりながら、その借りを、きっといい映画を作ることで返すぞ、と不思議に力が湧いてきたのでした。
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[ 04 アジア映画 ] / 2006-08-06 07:44:10
蔡明亮が東京に来て、星雲和尚と草履売りの話を何度もして帰っていきました。それはこんな話でした。
台湾に星雲法師という和尚がいました。和尚はいつも草履を履いていましたが、30元の草履を買うたびに、なぜか毎回40元払っていました。ある日草履売りが、いつも40元くれることを不思議に思って、「どうして30元でよいのに40元くれるんですか?」と尋ねました。そうすると和尚さんはこう答えたのです。「私はこの草履を履くことにすっかり慣れていて、この草履以外は履く気がしないんだ。もし、この草履を作る人がいなくなってしまったら、私は本当に困ってしまう。だからあなたがこの草履売りをやめないでいいように、ちゃんと生活していけるように、いつも余分にお金を出して買っているのです」
映画を作る人、配給する人は、この草履売り。そして映画を見に来てくれる観客たちこそが星雲和尚というわけです。台湾では全国を行脚して草履(チケット)を売り歩き、今では5万人の蔡明亮ファンがいるという。
映画の世界ばかりでなく、高い志を持って良いものを作ろうとしている人を応援したいという気持ちは誰もが持っていると思います。例えば「食」。草むしりの重労働をしながら低農薬の米や野菜を作って、それがまた美味しい野菜や米であったなら、私は5割くらい高くても喜んでお金を払うことにしている。何故なら、そのような人が居なくなってしまったら安全で美味しい食生活ができなくなるからだ。これは食いしん坊のわが身にはかなり切実な問題。また、最近きものに嵌まってしまって思うのは、きものというのは美と職人の技による日本の文化の粋を集めた芸術。所謂「作家モノ」は高嶺の花、値札を見るだけでため息が出るが、法外だとは思わない。何故なら、それはある美意識と見識を持った人が研鑽を積み、途方もない労力をかけて織り出した、または染め上げた世の中に一点しかない逸品であったりするからだ。そんな物作りをする人がきちんと生活でき、後継しようという人も出てきてもらうためには、それなりの金額を奮発するのは当然と考える。
映画は着物や米と違って、一回見るのに映画によって金額が変わるわけではないので、和尚さんになるには、余計なおせっかいではあるが、友人知人に草履を買ってもらうしかない。時にはうっかり食事を奢ったりして高いものについたりもするが、そこが和尚の太っ腹の見せ所なのである。とにかく、所謂「金儲け」のために大量生産される映画(製作費が高いものほどこの傾向がある)ばかりになって、蔡明亮のような映画作りをする人が居なくなったら、それこそお先真っ暗。だから草履売りにも精を出すし、一生懸命働いてせっせと劇場に通う良い和尚さんになりたいとも思うのです。
今日から毎週日曜日、この草履売りイベントを渋谷で決行します。みなさんも、ぜひご参加ください。プチ和尚さんも大歓迎です。蔡明亮倶楽部特製スイカTシャツを用意してお待ちしています。詳しくはコチラからhttp://www.tml-movie.jp/



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[ Weblog ] / 2006-07-05 09:13:05
長い間ご無沙汰しました。この間、3月に香港に行ってトニーさんやイップ・トンと旧交を温め、5月にルイ・タン、イップ・トン夫妻を拙宅に迎え、一緒にシネマヴェーラの加藤泰特集に通い、カンヌ映画祭の帰りに「ラス・メニーナス」を見るためにマドリッドのプラド美術館に足を伸ばし、帰ってきてからツァイ・ミンリャン(蔡明亮)の公開準備、という映画三昧の日々を過ごしておりました。
そして! お待たせいたしました!! このブログでもたくさんのコメントをいただいた蔡明亮の『楽日』『西瓜』、李康生初監督作『迷子』の晩夏の公開を前に、今日からいよいよ蔡明亮と李康生が来日します。今週は楽しいイベント連打しますので、ぜひぜひご参加くださいませ! 詳しくはこちら→http://www.tml-movie.jp/から。蔡明亮ブログも毎日チェックしてくださいネ→http://tml.jugem.jp/
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[ 03 ゴダール様 ] / 2006-03-18 15:55:37
この間まで雪が降ってたと思ったら、気がつけばもう桜の蕾もふくらんで、春!です。今日から渋谷のシアター・イメージフォーラムで『愛の世紀』と『アワーミュージック』のアンコール上映がはじまりました。どうしてこの2本なのかといいますと、『アワーミュージック』を見て『愛の世紀』をもう一度見ると、「そうなんだ!」とわかってしまうことや感動してしまうことがたくさんある、ということに気付いたからです。ゴダールが今「そうなんだ!」ということと同時に、世界と映画の関係、かかわり方についても「そうなんだ!」と開眼させてくれるのです。これを初めて指摘してくださったのは12月に名古屋シネマテークで行われた熱狂講演の蓮實重彦氏でした。
そこで、今回は「映画を見て、語って、また見る」という企画を立てました。
初日の今日は、午後5時の回のあと、「カイエ・デュ・シネマ」編集長ジャン=ミッシェル・フロドン氏の講演があります。そして明日は映画評論家(というか、敬意をこめて「映画狂人」)蓮實重彦氏と青山真治監督によるゴダール対談があります。これはWBC準決勝戦もなんのその、と朝11時から『愛の世紀』を見に来てくださる方への大大プレゼントです!!
いずれもゴダールの今=映画の現在をとらえる、スリリングな内容となるでしょう。それでは、映画館でお待ちしてます!!
詳しくはhttp://www.godard.jp/で。
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[ Weblog ] / 2006-01-16 13:52:24
今年のお正月映画、何かご覧になりましたか?私は『キングコング』と『SAYURI』を見てきました。「キングコング、ヨカッタヨォー」とエステサロンに勤める友人に話したら、「エ?篠原さん、そんなの見に行くんですかぁ?」とたくさん??マーク付きのあきれ顔。「まあ騙されたと思って見てみんさい!」といきなり広島弁になって励ましたらその友人、次の休みに同僚を誘って女二人で見に行って「泣いた泣いた泣きました」そうな。私も最初予告編を見て「これって『ジュラシックパーク』お猿版になってない?」とたいへん大きな不安を抱えつつ劇場に赴いたわけですが、本編を見て一安心。キッパり、これはハードボイルドな純愛映画です。わたくし、コングに惚れました。気は優しくて力持ち、そしてとってもハードボイルド。ふたりで美しい夕日を眺める、その一瞬だけのために命をかけてもいいと彼は思ったわけです(たぶん)。イイ男とはこういうオトコだ!と息巻きつつ33年版のコングが見たくなって調べてみたのだけれど、どこの映画館でもやっていない。映画ファンにとっては「心の原点」みたいな映画なので、リメイク公開時にはぜひどこかでかかっててほしかったな。その記憶込みで新作を見ているところがあるじゃないですか。それにしても宣伝でもう少しコングのいい男っぷりを出していたら、ハリポタなんかに大負けすることもなかったんじゃないかと残念です。
『SAYURI』はノー・コメント。ただこれを誉めちぎる外国人がいたら(きっといそう)、あれが「日本の美」だなんて思わないでよね、とクギをさすつもり。
というわけで、写真は1月5日のマエちゃん(左)とアプちゃん(右)です。マエちゃんは男のコらしく腕白な顔つきになってきましたが、アプちゃんの方が冒険心旺盛で、朝「おはよ!」と声をかけると巣(?)の奥からトコトコ出てくるようになったそうな。その上きれい好きで、早くも毛づくろいに余念がないらしい。ヨシヨシ。では親バカもそろそろここらへんで。失礼いたしました。
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[ 05 その他 ] / 2006-01-02 11:38:33
あけましておめでとうございます!
昨日、北鎌倉に初詣に行ってきました。友人はてっきり鶴岡八幡宮へ行ったものだと思って、「人が多くってたいへんだったでしょう」と心配してくれたけど、ノンノンノン!お隣の北鎌倉駅は元旦だというのにひっそりつつましく、清浄な空気に背筋がすぅっと伸びる感じ。
円覚寺にお参りしたあと参道右脇の小道をのぼって小津監督のお墓へ。厚みのある墓石のまわりには色とりどりのお花や可愛らしいブーケやワンカップやオールドのボトルなんかが供えてあって、「無」という墓碑銘とはなんだか正反対だけれど、とっても賑やかなお正月だなあと、嬉しくなりました。
そのあと浄智寺のあたりを少し散策して、藤沢の友人宅へ。12月に生まれた子猫(アビシニアンのアプちゃん)に会うためです。アプちゃんは2匹兄妹のうち、あとで生まれたのでアトちゃんと呼ばれていましたが、それじゃあんまりだということで、アプレと名づけられました。まだ片目があいたばかりで、抱っこすると小さな爪で必死で指にしがみついてふるえているので、すぐに心配そうに見上げている母ネコに返してあげました(写真はまだ目があく前の大晦日のアプちゃん)。母の元ですくす育って、2月には拙宅へお輿入れの予定です。これから時々このブログにも登場すると思いますので、どうぞヨロシク。
2006年、皆様にとって、そして映画にとって良い年となりますように!
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[ Weblog ] / 2005-10-30 10:56:41
ああ、またまた1日4件も書き込んでしまった。まだまだ書き足りないことがたくさんあるのですが、今日は午後1時半からの『長恨歌』を見に行くので、この続きはまた明日。いろいろ映画祭の批判めいたことも書きましたが、すももさんの迷子事件を通訳から聞いた映画祭のディレクターが謝りに飛んで来られて、でもすももさんが帰ったあとだったことも付け加えておきます。それぞれのご担当は一生懸命、いっぱいいっぱいであることはわかっているのですが、何かうまくいかないこともあるのですね。すももちゃん、ショックのあまり(?)寝込んでしまって、電話にも出ない。ちょっと心配ですが、もし映画をご覧になった方で、すももさんを励ましたい、またはすももさんに励まされた、という方がいらっしゃったら、どうぞこのブログにコメントくださいネ。ではまた。
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[ Weblog ] / 2005-10-30 10:45:07
オーチャードホールでのティーチ・インは、結局夜桜すももさんが姿を見せないまま終わってしまい、「すももちゃん、オーチャードでの舞台挨拶をあんなに楽しみにしてたのに、どうしたのかしら」と文化村1階のコーヒーショップで話していたところに、なんとすももちゃんが半分ベソをかきながら走りこんできた。「どうしたの? 舞台でもあなたのこと、みんな待ってたのに」というと、「今朝の9時から、3時間も渋谷をウロウロしてたんです。髪もセットして、着替えのドレスも持ってきたのに。すごく楽しみにしてきたのに…。私が出演者だと言っても誰もどこに行けばいいのか教えてくれなくって」「どこに来るように言われてたの?」「渋谷ってだけで、最初渋谷駅で待ってたんだけど、電話したら担当の人は六本木にいてわけがわからなくて…」まあ、要領を得ない話ではある。渋谷、といえば事務局の人からすれば当然文化村だろうというのは、女優さんには通じないこともあるのだ。しかしこれが「もとAV女優」などでなく、もっと「ちゃんとした」女優さんであったなら、映画祭の対応も全く違っていたのではないかと思うのは、穿った見方だろうか?『浮気雲』という映画はこんな垣根をこそ壊し、超えていく映画なのに。なんなら私が俄かマネージャーになって仕切ってあげればよかったのだ。後悔先に立たず。でももしこの映画をウチでやれることになったら、まっさきにすももちゃんの舞台挨拶のための大舞台を作ってあげよう。そうココロに決めたシノハラでした。
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