明日10月22日(土)から2016年の日本シリーズが始まります。
ということで、日本シリーズの開催要項を確認しておきたいと思います。
日 程 | |||
試 合 | 日 程 | 球 場 | 試 合 開 始 |
第 1 戦 | 10月22日(土) | マツダスタジアム | 18:30 |
第 2 戦 | 10月23日(日) | マツダスタジアム | 18:30 |
10月24日(月) | 移 動 日 | ||
第 3 戦 | 10月25日(火) | 札幌ドーム | 18:30 |
第 4 戦 | 10月26日(水) | 札幌ドーム | 18:30 |
第 5 戦 | 10月27日(木) | 札幌ドーム | 18:00 |
10月28日(金) | 移 動 日 | ||
第 6 戦 | 10月29日(土) | マツダスタジアム | 18:30 |
第 7 戦 | 10月30日(日) | マツダスタジアム | 18:30 |
※ 一方のチームが4勝した時点で日本シリーズは終了。 1.サスペンデッド・ゲームは行わない。 2.延長回は、第7戦までの各試合では15回をもって打ち切りとし、第8戦以降は延長回の制限を設けない。 3.雨天などの事由により中止になった場合にはその球場で順延とし、日程は以下の通りとする。 第1・2戦で中止となった場合はその球場で順延し1日移動日を設け第3戦を行う。 第5戦と第6戦の間の移動日は設けない。 第3戦以降に中止となった場合には、その球場で順延し第5戦と第6戦の間の移動日は設けない。 ※ ただし、両出場球団間で当日の移動が困難な地域の場合、第2戦と第3戦の間、及び第5戦と第6戦の間は移動日を設ける。 (本年度、広島東洋カープ対北海道日本ハムファイターズの対戦となった場合適用。) 4.引き分け試合があったことにより、第7戦を行ってなお優勝が決定しない場合には翌日第7戦を行った球場で第8戦を行う。 さらに第9戦が必要な場合には1日移動日を設け、もう一方のチームの球場で行う。 5.パ・リーグ出場チーム本拠地での試合にはDHルールを採用する。 | |||
審 判 員 | |||
審判員は6人制とする。 | |||
日 本 シ リ ー ズ 監 督 会 議 | |||
出 席 者 | 監督、コーチ(2名)、出場球団代表、マネジャー、出場審判員、コミッショナー、 日本野球機構事務局長、野球規則委員会代表委員、審判長、 セ・パ・両リーグ統括、記録部長、出場記録員 | ||
日 程 | 10月21日(金) | ||
出 場 有 資 格 者 | |||
・ 出場球団は10月20日(日本シリーズ開始予定日の前々日)正午までに、 出場資格のある監督、選手、コーチの名簿をコミッショナーに提出しなければならない。 提出された名簿をコミッショナーが公示した後、これを変更することはできない。 ・ 日本シリーズ出場資格を有する選手は8月31日現在その球団の支配下選手で、 その後引き続きその球団の支配下選手として登録されている選手のうち40名以内に限定する。 ・ 監督、コーチ、マネジャー、トレーナー、スコアラー、通訳、広報担当、用具担当は 連盟に登録されている者の中からこの名簿に記載して提出する。 | |||
ベ ン チ に 入 る 人 数 | |||
試合のためにベンチにはいることができる人数は下記の通りとする。 | |||
監 督 | コ ー チ | 選 手 | マ ネ ジ ャ ー |
1 名 | 8 名 | 25 名 | 1 名 |
ト レ ー ナ ー | ス コ ア ラ ー | 通 訳 | 広 報 担 当 |
1 名 | 1 名 | 1 名 | 1 名 |
用 具 担 当 | |||
1 名 | |||
【 注 意 】 1.監督またはコーチで選手を兼ねる者は選手の数に含まれる。 2.二ヶ国語の通訳を必要とするときは、通訳を2名とすることができる。 | |||
ブ ル ペ ン 捕 手 | |||
ブルペン捕手は2名とし、各試合の出場選手名簿に記載し届け出る。 ただし、ブルペン捕手はベンチ内にはいることはできない。 | |||
ということでした。
そして、本日行われた監督会議で、
試合開始時間や順延となった場合の処置を確認し、
予告先発についても両監督合意の上、全試合で採用することに決定。
10月22日(土)の初戦は
北海道日本ハムファイターズが大谷翔平投手、
広島東洋カープがジョンソン投手、
を先発させることが明らかになりました。
第2戦以降は試合終了後に次戦の先発投手を予告するということになったそうです。
監督会議前後には両監督による会見が行われ、
緒方監督は、
「選手が日本シリーズという大舞台を経験できることによってさらに成長してくれるんじゃないかという楽しみと、
最後の最後までファンとともにプレーできる喜びでいっぱい。
栗山監督は選手起用、戦略に長けている監督。
ファイターズ一人ひとりの選手の能力も高いし、バランスの取れたチームという印象。
ものすごく厳しい戦いになると思います。」
と意気込みを語りました。
また、注目される黒田博樹投手の登板については、
「ファンの方の一番知りたいところだろうから。」
と札幌ドームで行われる第3戦での先発を明言。
「黒田のための日本シリーズではなく、黒田がチームとともに日本一になるためのシリーズなので。」
と決断の理由を明かしました。
一方の栗山監督は、
「今年のプロ野球はある意味、カープの年だったと思う。
強いカープに対して全力でぶつかるのみ。
勝ち負けよりも精一杯やり切れたかどうかが問われる日本シリーズだと思います。」
とコメント。
初戦に先発する大谷投手については、
「オーソドックスに、休みを取りながらシーズンと同じようにしっかり使っていきます。」
とプランを語りました。
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最後に当たるはずもない勝敗予想を一応しておきたいと思います。
4勝2敗で北海道日本ハムファイターズの勝利。
になるような気がします。
ここで両チームの今シーズンの成績の比較を。
チ ー ム 打 撃 成 績 | |||||||||||
チ ー ム | 打 率 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁 打 | 打 点 |
北海道日本ハム フ ァ イ タ ー ズ | .266 | 143 | 5550 | 4795 | 619 | 1277 | 179 | 13 | 121 | 1845 | 585 |
広 島 東 洋 カ ー プ | .272 | 143 | 5582 | 4914 | 684 | 1338 | 203 | 35 | 153 | 2070 | 649 |
チ ー ム | 盗 塁 | 盗塁刺 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 故意四球 | 死 球 | 三 振 | 併殺打 | 長打率 | 出塁率 |
北海道日本ハム フ ァ イ タ ー ズ | 132 | 39 | 178 | 28 | 496 | 10 | 53 | 1076 | 79 | .385 | .340 |
広 島 東 洋 カ ー プ | 118 | 52 | 91 | 29 | 500 | 13 | 47 | 1063 | 85 | .421 | .343 |
チ ー ム 投 手 成 績 | ||||||||||||
チ ー ム | 防御率 | 試 合 | 勝 利 | 敗 北 | セーブ | ホールド | H P | 完 投 | 完封勝 | 無四球 | 勝 率 | 打 者 |
北海道日本ハム フ ァ イ タ ー ズ | 3.06 | 143 | 87 | 53 | 42 | 120 | 146 | 9 | 16 | 7 | .621 | 5349 |
広 島 東 洋 カ ー プ | 3.20 | 143 | 89 | 52 | 37 | 99 | 128 | 7 | 19 | 6 | .631 | 5396 |
チ ー ム | 投球回 | 安 打 | 本塁打 | 四 球 | 故意四球 | 死 球 | 三 振 | 暴 投 | ボーク | 失 点 | 自責点 | |
北海道日本ハム フ ァ イ タ ー ズ | 1284 | 1129 | 89 | 455 | 15 | 48 | 1004 | 39 | 4 | 467 | 436 | |
広 島 東 洋 カ ー プ | 1284 | 1194 | 101 | 418 | 7 | 42 | 966 | 30 | 2 | 497 | 457 |
チ ー ム 守 備 成 績 | |||||||||
チ ー ム | 守備率 | 試 合 | 守備機会 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併殺参加 | 併殺球団 | 捕 逸 |
北海道日本ハム フ ァ イ タ ー ズ | .987 | 143 | 5534 | 3852 | 1608 | 74 | 372 | 135 | 9 |
広 島 東 洋 カ ー プ | .988 | 143 | 5562 | 3852 | 1643 | 67 | 357 | 128 | 7 |
となっております。
当然、リーグが違いますので簡単に比較は出来ませんが、
DHがあるパ・リーグの方が打率が良く、防御率が悪くなるはずです。
が、成績をみると、カープの方がチーム打率が良く、
ファイターズの方がチーム防御率が良くなっています。
ということは、打撃はカープの方が上、投手力はファイターズの方が上、
守備力はほぼ互角ということになりそうです。
僕的に一番気になったのは犠打が倍ほど違うことです。
シーズン通りの手堅いファイターズの野球が出来れば、
少ないチャンスでものにした得点を投手力で逃げ切るという勝ちパターンに持ち込めるということで、
そうなると、大谷選手がいる分、今年は例年以上にDHの有る無しが勝敗に関わってくると思います。
今年は大谷投手よりも打者としての大谷選手の方が凄かったので、
大谷投手が2勝した上で打者としても活躍するという前提で考えてファイターズ日本一と予想します。
おそらく大谷投手は第1戦と第6戦で先発するでしょうから、
第3戦から第5戦はDHで出場はするでしょう。
第1戦と第6戦はマツダスタジアムなので元々DH無しですから、
先発すれば当然打者大谷も出場することになりますし、
第2戦はスタメンから外れるかなと。
第7戦までもつれこめば大谷選手はどうするんでしょう?
引退発表でチームの士気が上がっている黒田投手は第3戦に先発するようで。
第7戦までもつれればおそらく第7戦も先発登板するでしょう。
ということは、最終戦までいけばカープが勝ちそうな気がします。
主力選手以外で誰がシリーズ男になるのかも大きく勝敗に関わってきそうです。
とにかく、第1戦が例年以上に大事になりそうな気がします。
大谷投手で勝てればファイターズがそのまま行ってしまいそうですし、
大谷投手で負ければカープが一気に行くかもしれません。
それくらい重要度の高い第1戦だと思います。
ですので、大谷投手、黒田投手、犠打、盗塁、に注目して観戦したいと思います。