ゴールデンウィークも終わりましたね。
皆さんはどのようにお過ごしになりましたか
…さて、たぬきさんから近況報告でです。
今回は検査内容等、詳細に書かれています。
同じように二次障害でいる方たちに少しでも参考になればという思いでたぬきさんは自身の現状と向き合いながら記録をしていこう、という思いでいると思います。
皆様の一助になることを願いつつ、たぬきさんからの報告をご覧下さい。
先週の木曜日、金曜日と2日間にわたりMRIの検査がありました。
1日目のMRI検査は、頸椎を中心に撮られました。2日目のMRIは胸椎を中心に撮られました。結果からいくと、頸椎の第2番3番4番がいちばん脊髄が狭くなっており、それを広げる必要があるとそして、頸椎を上から下まですべて固定することになるというふうにサブ医師から話しがありました。また、胸椎のMRIについてはお腹のあたりから脚がしびれているのでその原因を特定するために撮りましたが、異常ないといわれました。原因は、首からしびれがきているのだろうとこのことです。
1日目のMRIを午後に撮りました(検査時間:約40分)が、午前中に歯科で歯を抜くために麻酔をかけており、午後からはMRIを撮るために軽く麻酔をかけました。
2日目のMRIも麻酔をかけて撮りました。
この2日間、MRIを撮るために自分の普段の姿勢(逆Sの字型)からまっすぐ仰向けに寝た状態に強制されたためにその後遺症としてしびれが今まで以上に増してしまいました。
自分にとって、検査は身体に負担を強いるものになっています。そこで、少し今までの検査を振り返ってどういうふうに検査を受けてきたのかを書いておきたいと思います。
まず、歯科です(受診時間:約20分)。
この病院では、車いすのまま治療を受けました。それを可能にしたのは、車いすがリクライニングになるということで医者が「これだったら車いすでも出来ます」ということで治療を行ってもらいました。
次に心エコー(※心臓のエコーを撮る/検査時間:約2,30分)は、基本的にベッドに寝かされて腕と脚に心電図の端子をつけられて、心臓の周りをゼリー状のものを体をつけられてなぞられていきます。
私の方から「ベッドに寝ると頭や首が痛いので、車いすのまま撮れませんか?」ということで交渉しました。車いすがどのくらいリクライニングになるかを見てもらって「そのくらいの角度であれば車いすでもOK」と言われたので、車いすで撮ることになりました。
次に心電図(検査時間:2,3分)ですが、これもベッドに寝て基本的に撮るものですが寝てしまうと緊張が激しくなるので車いすのままでも撮れないのか、と交渉し、検査の医師は車いすでもOKだと言われたので、車いすのまま撮ることになりました。
検査を受けての印象として、私自身の障害からしても緊張することが多い中でどのようにしたらリラックスして検査を受けられるのかということを考えてしまいます。
緊張の要因としては、検査がどのようなものでどういうふうに行われるかがわからないことの不安、もうひとつは、リラックスできる姿勢や場所の問題があると思います。一般的に求められる形としては、「ベッドの上に仰向けになってまっすぐに寝る」こと。しかし、この姿勢では私にとって身体全体に緊張をより一層もたらす要因になります。そういう意味では、自分がいちばんリラックスできる車いすの上で検査を受けられたほうがより検査で求められている結果が得られるのではないかと思います。後は、検査技師さんの腕前というか判断ではないでしょうか。
さて、私の手術日が近づいてきています。来週は手術の説明会があり、手術日がきます。今は、体調を整えながらその日を待っている状態です。