Your happiness is my happiness♪~大好きジャック・ラッセル・テリア~

3匹の愛犬ジャック・ラッセル・テリアの日常の出来事です▼^ェ^▼

子犬の人格は生後3週間で決まる!その3♪

2007年11月10日 | 繁殖の意味
今日は、子犬が生後3週間になるまでにやっておきたいことの続きです。

必ず母乳を、なるべく長い期間飲ませる&ズバリ!太い腸を作る!!!
これに尽きます。

母乳には人工的には作れない、様々な栄養素が含まれています。
そして、母乳を多く飲んだ子は免疫力が高く、病気にかかりにくいのです。
もし、未熟児などで生まれたとして、自分でお乳を吸う力が無かったとしても、口から入れた母乳を飲み込む力があるのであれば、面倒臭がらずに、親犬のお乳を口に含ませ、絞って与えるようにしてください。
面倒ですし、労力もいるので、ついついカテーテルで流し込みたくなる気持ちも解りますが、母乳の偉大さをご存知の方は、愛する愛犬の子供たちの為にも是非、頑張ってください。

この場合は少量しか飲めないので、なかなか体重が増えません。
しかし、減ることなく現状維持しているようなら、根気良く続けて下さい。
早ければ3日目くらいから、少し~ずつ体重が増えてきます。
ほぼ付きっ切りで夜中も授乳させなければならないので、寝不足は覚悟してください!
でも、お産とは、そういうリスクも背負っているということを理解して、繁殖に踏み切って下さいね

次は腸についてです。
腸は、栄養を吸収するとても大切な場所です。

体内の臓器全てが大切なことは言うまでもありませんが、そのバランスを司っているのが「腸」だと言っても過言では無いと思います。
腸で吸収された栄養分が、血液や細胞を始め、からだ全体に回るのですから
なので腸が太く丈夫だと、病気に対する抵抗力も強いです。

太い腸は、子犬の時にしか作れません。
栄養価の高いものをお腹いっぱい食べさせてください。

生まれつき健康な子は食が太いのであまり心配ありませんが、食の細い子だとなかなか食べてくれなかったりするので、回数をかなり小分けにするとか、栄養価のあるおやつの時間を設けるとか、かなり工夫が必要です。
「食べなさいっ!」と言っても食べてくれないので、食べることを楽しむようにもっていくのです。
遊びを取り入れながら、飼い主さんが焦ることなく取り組んでください。

犬の飼育書では「食べてしまわない場合は、すぐに食器を下げてしまいましょう」と書かれていますが、それは食いつきの良い子に限った話しで、食の細い子には該当しません。
ただ衛生面には気をつけてあげてくださいね。

そして、栄養価の高いもの=贅沢なものではありません。
手を替え品を替え与える必要は無いのです。
好き嫌いの無い子に育てたいものですね

最近は室内犬の小型化を望み、「エサをあまり与えないと大きくならない」と誤解しておられる方もおられますが、それは大きな大きな間違いです!!!
サイズは遺伝的に決まっていますので、どんなにエサを減らそうとも、いくら食べさせようとも、小さい子は小さいし、大きくなる子はなってしまうのです。

稀にエサや栄養価の不足で小さく育ってしまう子もありますが、それは栄養失調なのであって健全な犬ではありません。
そういう子は常に病気がちで獣医さんのお世話からは永久に免れられません。
たかだかサイズに拘ったばかりに、その代償は計り知れないものとなって返ってきます。

ショー・ドッグなどの目的を持つものではなく、家庭犬として飼われる場合で小型化ばかりを望み、ファッション的に犬を飼うことを望んでおられる方は、申し訳ありませんが、絶対に犬を飼うことはヤメてください。
犬はとても可愛いですが、いつも楽しいことばかりではありません。
病気もしますし、イタズラもします。
お金も凄くかかります。
愛犬のお世話は、1年365日、休暇はありません。
バッグなどの持ち物とは違い、命や感情のある尊いものだと言うことを肝に銘じてくださいね

ちょっと話しが逸れましたが・・・ 



小型犬から大型犬まで、様々な犬種があるのでなかなか一概には言えませんが、小型犬なら生後3ヶ月くらいまでは、1日3~4回はご飯を与えて下さい。
胃袋が小さいので、小分けに与えてあげたいものです。
あまりにも勢い良くガツガツ食べる場合は、食事の回数を増やして、おっとりと食べられるようにしてあげて下さい。
ガツガツ食べを抑えることは、精神的にも子犬がゆったりしますし、後々の拾い食いの予防にもなります。

何頭か子犬がいたら、例え面倒臭くても、1頭に1食器ずつ用意して食べさせましょう。
どの子が、どのくらい食べたか一目で解りますし、一胎子全部の子を粒を揃えて成長させるのはブリーダーの責任です。

子犬が生まれた時は、大きい子・小さい子様々なバラつきが有る場合がほとんどです。
しかし、離乳食に入り、新しいオーナーさんに手渡す頃には、一胎子全部がほぼ同じ大きさになるように心掛けたいものです。
その後の遺伝によるサイズの変化は、例え一胎子であっても、かなりバラバラになる場合が有りますが、幼犬の頃は、余程の未熟児で生まれたなどの悪条件が無い限り、ほぼ粒を揃えられるものです。

「こんな小さい子犬が、こんなに太いウンチ~」と驚くようなものを毎日してくれるようになれば、しめたものです
食べさせ過ぎによる軟便の話しもよく問題になりますが、子犬の離乳食は水分を含んだ物が多いので、成犬のウンチよりも幾分軟らかいです。
まだ腹筋の発達していない子犬なら、ころころウンチよりも、少し固めのソフトクリームのようなウンチの方がベストだと思います。
トイレット・ペーパーで摘んだ際に、軟らかいけれども、そのままの形で掴めるようであればです
カリカリのドッグフードを食べるようになれば、自然とウンチも硬くなってきます

あと・・・
ペット・ショップで売られていたワンちゃんや、量産ブリーダーで繁殖されたワンちゃんは、極々小さいうちから、1日2回食の子が多かったりします・・・ 
手間や経費を削減する為に、よく取られている手ではありますが、おうちに迎え入れたら、様子を見ながら少しずつ回数を増やしてみてください。
一番最初は、(ショップなりで食べていた1日の量+少し足した分)÷3回にして与えてみて、ウンチの状態が良いようであれば、量を増やすか、回数を増やすと言う具合に少しずつ試してください。

子犬は環境の変化やストレスに弱いので、初心者の方がこれまでの子犬の環境とガラリと違うことをしてしまうと、ピーピーの下痢をしたり、吐いたりします。
下痢や嘔吐は、子犬を衰弱させ脱水症状を招き、死に至ることも稀ではありません。
なので、焦らずゆっくり様子を見てくださいね!

今日も、またまた熱く語ってしまい、全てを書ききれませんでした・・・
なので、明日に続きます







最新の画像もっと見る