ちゅう太ブログ

将棋の棋士です。日常をのんびり綴ります。

勝敗を分ける玉の逃げ方

2012年01月11日 | 対局
C2 対佐藤慎四段

最終盤。
相手玉に詰めろをかけ、自玉に詰みはない。
ただし、詰めろ逃れの詰めろが簡単にかかり、負けそうである。
まず、と金での王手。

逃げ方は二択だが、普通はこちらだろう、という逃げ方を選択した。
ここが決定的なミスで、以下は鮮やかな順で負けになった。
もう一方の逃げ方が実は正解で、局後に散々検討したが、こちらに明快な負けがなかった。

一瞬のチャンスを逃したことに悔いは残るが、
単純に見えて、かなりレベルの高い問題だったと思う。
そもそも、相手が詰みだと錯覚していたくらい、危険な逃げ方だから。

全体的に見て、内容は悪くない。
この対局で得た物を、次に活かしたい。
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5 コメント

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明けまして (saysay@初級者)
2012-01-12 09:26:10
おめでとうございます。
イベントには年に2〜3回しか参加できませんが、
今年もよろしくお願いしますm(__)m

57角なりの時点ではよく見えました。
初級者レベルの質問ですが、
86手目以降手順は分かりませんが、
76歩や88歩や55桂はありませんか?
投了図以降34同金からどのような詰みでしょうか?
え、もう一方が正解? (タイガー)
2012-01-12 23:08:52
上野先生、お疲れ様でした。
最後は生きた心地のしないほうが難しいんですか?
これだから将棋はわかりませんね。
でも手に汗握る捌き合いが絶品の一局でした。
次はぜひ結果も!
ありがとうございます (ちゅう太)
2012-01-13 14:23:30
皆さま、コメントありがとうございます。

saysayさん

そうですね、あのあたりはいろいろあったかと思いますが、58歩と馬を追われる手があるので、それよりも厳しい手が必要になります。
最後は、こちらに詰みはありませんが、
23銀で必至がかかります。

タイガーさん

そうですね、なかなか踏み込みづらい手ですが、「終盤は形ではなく読み」がセオリーでした。次もベストを尽くします。
ボンクラーズなら・・・ (diamond)
2012-01-17 11:45:15
電王戦、ボンクラーズ勝ちとのこと。
名人を破るぐらいだから、冷静に見て大部分のC級棋士よりは既に強いのでしょうね。
そうかもしれません (ちゅう太)
2012-01-18 14:56:00
正確に言えば「元名人」ですが、
もちろんボンクラーズが勝ったことは素晴らしいと思います。

次の5対5の対決に注目したいと思います。

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