美らごはん(new version)沖縄と宮古島

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命の現場

2016-12-28 17:52:58 | 沖縄情報




一生の一度あるかないかの体験をしました。


親族が泊まっていたのですが
深夜、親族が洗面器一杯分くらいの大量吐血。

顔は真っ白で血の気がなく
体を触ると冬のフローリングの様に冷たい。
救急車を呼ぶ間、私は何をしていたか記憶がないです。

倒れた人は自分が吐いた血の海に胡坐をかいて座っていて、うんうん唸るように
呼吸をしています。
こういう状況の時、状況が良く把握ができません。
この人はどうして血だらけなのかも理解が出来ない。
血の海にレバーの様な塊が飛び散り、何か話そうとするたびに血を吐きます。


この時、覚えているのが
「この人はあと数時間で命が終わる」という思いがありました。

3名の救急隊員が到着し、運び出そうとしますが
二階の階段を降りる時
落としてしまう可能性があるので、他の隊員を無線で呼び
3名の隊員が到着し病院へ連絡しますが、対処できる救急病院がありません。
治療を受けるまで何と、2時間も病院をたらいまわしです。

やっと遠方に救命センターに連絡が付き治療開始しましたが
あと30分で死んでいたかもしれない状況下。
夜は救急体制の不備が言われていますが、これでは助かる人も死んでしまいます。

この方は結局、命の危機を脱して平常に戻り一週間ほどで退院が出来るそうです。

状況を把握したのは、救急車に乗る時でした。
もしかしたら、最悪の場合はがんの末期かも知れないと思ったわけです。

胃潰瘍性の大出血でした。
胃潰瘍で出血すると死の危険があるというのは知りませんでした。

今回、学んだのは西洋医療はある意味、マジックに近いと思いました。
激痛を和らげてくれるのは、西洋医療の良い面だと思います。
治療が終わり一時間ほどで、痛みが和らぎ会話が出来る様になりました。
緊急の場合は、マジック的な薬がやはり人を助けます。

深夜の高速で救急車の後を追いながら、ついついお葬式をどうするかまで考えていましたが
それほど見込みがない様に素人の私には見えたわけです。

お医者さんは見ればどういった状況であるかを見るプロフェッショナル。

病気の治療の意味では、西洋医学は問題もありますが
良い所もあるというスタンスから見る事が出来ました。
看護婦さんも必死で、救急外来を助けようとする姿勢は本当に頭が下がる思いです。
彼らを製薬会社と同じように、叩く事など出来ないです。
彼らにはそういった方法しか教えられていないのですから
それ以外の事をやると言ってもまた難しいし、混乱するでしょう。

今回思ったのは
やはり普段の生活の重要性。
精神と身体は同じものです。

忘年会はそろそろ終わる時期ですが
新年も、飲みすぎ食べ過ぎに注意してください。
救急外来に人が多くなるのは新年だそうです。
それも大体、消化器系のトラブル。

ただ、この方は一日一食を何年も続けているのですから
潰瘍ができたのが不思議と言えば、そうなりますが、人の身体は食だけではないですね。
口から吐く言葉、行動の一致で決まる気がします。
この方は強運でした。
今朝早くに新年を海外で迎える為,長時間、飛行機に乗り海外に行く予定でした。
飛行機の中や、ホテルで吐血していたら命があったかどうかはわかりません。

救急車を追いながら
目に入るのが全て、セレモニー葬儀を扱うホールが目に飛び込んできます。
普段、縁がないので目にも入りませんが、葬儀の事を考えている私にはこれが飛び込んできます。

ここで思った事。
私が作り出す宇宙は私の物であり誰のものでもない。
倒れた方の宇宙には葬儀という物は、遥か先であったのかも知れません。
だから命が繋がっているのですね。

私とあなたの宇宙は全く違うという事を学ばせていただきました。
一睡もしていないのでフラフラですが
改めて命の現場を目にして色々と気づきがありました。
人は病気では死なない、寿命で死ぬのは本当だと思います。
病院の悪しき部分の治療でも本人が選んでいるのでしょう。
ビクともしない強い気持ちで、断る強さが求められます。
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