ビジネスBLOG @神奈川中央会
神奈川県中央会が提供する中小企業支援情報です!
 



神奈川県中央会では、2つのテーマ(「経営革新情報」、「ビジネスITスキル情報」)
による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の177回目の記事となります。
前回のブログを見逃した方はこちらからご覧いただけます!
地域経済データを活かした中小企業経営
--------------------------------------------------------------------------------
177回 生産性向上のために無駄を見つける

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「地域経済データを活かした中小企業経営」に続いて、
今回は「生産性向上のために無駄を見つける」がテーマです。
--------------------------------------------------------------------------------


「生産性向上」は中小企業の重要テーマ



2016年から2017年に掛けての中小企業白書では「生産性向上」というキーワードが多数登場します。
いわば現代中小企業の再重要テーマと言っても過言ではありません。


生産性の指標は様々ですが、現在では労働生産性がとても需要です。



労働生産性=付加価値(ざっと粗利益)÷従業員数



つまり従業員1人が1年間でどのくらいの付加価値(ざっと粗利益)を生み出しているのかの数値です。
高い方が好ましいと解釈します。

日本の中小製造業のうち上位1割の中小企業は大企業の労働生産性以上の水準となっていますが、
残りの9割の中小企業を大企業と比較すると、労働生産性は低い水準になっています。


労働生産性が高くなれば、従業員1人あたりの賃金も高くなる傾向があり、採用や労働意欲にプラスに作用します。







労働生産性を高める視点



算式から以下の視点があります。

(1)付加価値(ざっと粗利益)を増やす

(2)従業員数を減らす(増やさない)


現在の中小企業の状況を加味して具体的なヒントを列記しましょう。





(1)付加価値(ざっと粗利益)を増やす

□ 安く売らない、値引き交渉ばかりする企業や人には売らない

□ 提案力等、価格以外の魅力を高める

□ 自社技術を欲しがる新市場を探す

□ 販売量を増やす




(2)(売上高がアップしても)従業員数を減らす(増やさない)

□ 増やしたいがいい人材がいない、すぐに辞めてしまうという問題に対処するためにも、
 業務の 効率化を真剣に進めて既存従業員で業務が回るようにする

□ 会議を減らし、グループウエアのようなクラウド上での情報共有を増やす

□ 立ちながらのミーティングを行う。座っている時よりも予想以上にテキパキ決まることが多い

□ 少人数で工場内を管理したり、多能工化してチームオペレーションを強化する






無駄を見つける


製造業では生産性を向上させるために常に無駄の排除を行っているのですが、小売業やサービス業ではあまり「無駄を見つける」という話は聞きません。
ゆっくりと仕事をすることはあり得ませんが、もしも経営者から見て「どうしてこんなに時間が掛かるか」等と感じるのであれば、
以下の視点で業務をチェックしてみましょう。

□ 「探す」という作業に時間を費やしていないか。ファイルを探す、前回の資料を探す等

□ 「決める」という作業に時間を費やしていないか。
 経験がなくても決めることができるように意思決定表を作るとよい

□ 目的が曖昧な業務はないか。目的を明確にしていると、無駄な作業に気付くことがある




--------------------------------------------------------------------------------

株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 http://www.spram.co.jp/

中小企業診断士竹内幸次ブログ http://blog.goo.ne.jp/2300062/

株式会社スプラムFacebookページ http://www.facebook.com/spramjp

--------------------------------------------------------------------------------

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« ビジネスIT... ビジネスIT... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
 
この記事のトラックバック Ping-URL
 


ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません
 
・30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております
・送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。