chuo1976

心のたねを言の葉として

ⅩⅩⅩⅩⅩⅢ「シアター・プノンペン」を観る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/4/24

2017-04-24 04:10:03 | 映画

ⅩⅩⅩⅩⅩⅢ「シアター・プノンペン」を観る聴く、     『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/4/24

  現代娘、ボーイフレンド、バイク、疾走、夜の街、良家のお嬢さんで大学生の主人公、、弟は心配そうに見詰める、全く気にせず平気な娘、あまりに美しい娘、綺麗な女優さんです、この娘さんを見ているばかりで映画は楽しい、バイクの疾走シーンもなかなかでしょう、街の通り、路地、アクションシーンの遊びです、こうして、いつも、主人公とボーイフレンドが連れだって、バイクを走らせ、そのバイクを止めている駐輪場、そこは、昔の映画館の跡地、廃墟、何も知らない、主人公とボーイフレンドたち、単なる空き地としてしか見ていない、若者たち、夜の街に繰り出して、音楽、歌、ダンス、敵役のグループの若者たちとの喧嘩、まさに、先進国の大戦後の復興のさなかの、怒れる若者たち、ヌーヴェルヴァーグ、そんな最中に主人公一人、この廃墟の中、見いだすのだ、上映されている、映画、スクリーンに、入り込んでしまった、招かれてしまった主人公、一人の若くない男が、孤独に、映像を見つめている、いかがわしい男、不審な男、客席も、映写室も、廃墟、それでも、過去のポスターが張られている、主人公は気づくのだ、映画のスターとは、母親なのだ、理解に苦しむ、なにゆえに、今の母とは大違い、何が有ったのだろうか、家では、厳しい父親、軍部の幹部、その長に当たる男の息子との結婚話、父親にとっては願ったり叶ったり、知らない男と結婚など理解できな主人公、母は夫に従うばかり、何も言葉を挟めずに、こうして、父親の世代の実際が次第に明るみに、廃墟の男の実際が、母の実際が、まさに、この夢物語のような、世界こそが、実際なのだ、この物語の外は無かったのだ、その物語から離れた世代の、主人公たちが、今、父親たちの世代に入り込んでいく、なかなか、本がしっかりしているのだ、スター女優だった母、その恋、監督との恋、ポル・ポトの時代には、監督と判れば処罰、処刑、誰が告げたか、明らかに、主人公の父親も同じ革命施設の中に、美しい母に恋していた、だが、母は、監督とともに、いつも、二人の恋は絶対、残された映画では、監督が自ら主演、母とともに、そこに敵役のごとき弟が、ドラマは、この裏切が、故に、二人の恋は果たして、しかし、映画の最後の缶は消えて、廃墟の男は己が監督のごとく振る舞う、主人公も、そう思い込んで、理解して、大学の映画の教授も招いて、学生スタッフも招いて、最後の缶の消えたシーンの再生をと、皆が理解して、傲慢ボーイフレンドまでも、この芝居に、ドラマの中に導き出されて、そうなのだ、現代の何も知らない人々が、この映画の中、過去の歴史の中に、招かれて、己の母に、父に、家族に、友人に、再会するのだ、始まりとして、素晴らしい、ロケ地、過去に、沢山の人々が、焼かれた場所、亡霊が彷徨う場所、不気味な場所、そのままに放っておくのではない、今、映画の中に、取り入れて、祈りの中に、実はポル・ポトに、捕えられて、殺されたのは、廃墟の劇場の映像を見詰める男の兄、彼こそが、監督、この死、そのあとに、美しい女優を娶ったのが今の父親である若い兵士、彼もまた、囚われ中に、しかし、監督の死の中に、今、生き延びて、今日の解放後を幹部兵士として、それでよいのか、妻は、疲れ切って、全てを忘れたい、何も、語れない、かくて、主人公らの世代、何も知らないのだ、明らかになる現実、監督を射殺したのが、主人公の父親なのだ、命令で、この地獄、妻には何も言えない、知った主人公の地獄、今、カンボジアに生きるとは、全てにおいて、加害者、被害者、この外は無いのだ、主人公とボーイフレンドは、偶然か、必然か、誘われて、招かれて、この歴史の現実の中に、そこから始まるしかない、生きるしかない、こうして、消えた、ラストの撮影に、母も、過去のスターも、理解して、父親も、だが、妻に全ては語られまい、いや、妻は、知っているか、主人公は、子どもたちは、廃墟の男の、その後、坊主に、祈りの世界に、この現実を受け入れるべく、母は、改めて映画に、今、若くない、母が、着飾って、小舟に乗って、流れるように、夫は死した、それでも、また、幻の船が、流れる、いや、夢ではないのだ、私たちの希望の船が、花嫁が、若かろうと、年老いていようと、恋に、走るのだ、女優さん、若者たち、廃墟、廃墟の男の、坊主姿の、祈り、しかし、ポル・ポトの、平等への夢は、終わったのか、いや、含めて、今、始まりなのではないか、主人公は、弟は、父は、母は、ボーイフレンドは、坊主となった男は、そしてまた、同時代を生きていた、私たちの始まりでないはずがあろうか、

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 春風のどこでも死ねるからだ... | トップ | 真っ赤なバラが好きという嘘... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事