chuo1976

心のたねを言の葉として

「わるくち」    谷川 俊太郎

2012-08-03 03:49:35 | 文学
「わるくち」    谷川 俊太郎




ぼく なんだいと いったら

あいつ なにがなんだいと いった

ぼく このやろと いったら。

あいつ ばかやろと いった


ぼく ぼけなすと いったら

あいつ おたんちんと いった

ぼく どでどでと いったら

あいつ ごびごびと いった


ぼく がちゃらめちゃらと いったら

あいつ ちょんびにゅるにゅると いった

ぼく ござまりでべれけぶんと いったら

あいつ それから? といった


そのつぎ なんといえばいいか

ぼく わからなくなりました

しかたないから へーんと いったら

あいつ ふーんと いった
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「せみ」    有馬 敲 | トップ | 「四万十川」   大江 満雄 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

文学」カテゴリの最新記事