ななちゃんが不在なのでサフラン??
と思ってたらティル君でした。
9歳のわりには所作が子供っぽく落ち着きのない感じ。
天真爛漫っていうか…。
自分の殻に閉じこもるタイプと、こうしてどんどん表にだしてくるタイプ。
それぞれ個性があります。
しつけという面では危険がないよう、駄目なことは駄目だと教えないといけないけど
「なんにも考えてないよね~」
って笑ってしまうような天真爛漫さは残っててほしいです。
レッスンでは下乗りがなかったので、まずは確認作業から。
あっち見てこっち見て、自由に歩くところから。
先週は形にしようとしすぎて拳を使ってしまったので、今日はそこが最大の注意点。
前にハミを追っていくように、先週巻き込ませてしまったんで鼻面が少し前に出ているような
イメージです。
自分はなるべく拳をジッとしているつもりでしたが
「全然動きまくってるよ(笑)」
とK2先生。
確かに記憶にある、内側の拳引いたよね…。
外を向かしてみたりもしたような気がするし。
「ここでジッとしておいて欲しいって位置を決める。」
ななちゃんにもいつも言われてる。
その位置ってどの位置??
自分の感覚でしかないですが、ティルの時は馬が自然に頭を置いている時間が長い位置かな。
自分が決めるより、馬が一番安定している位置に今のところは置こうと思ってる。
でもそれがなかなか難しい。
「首を振るのは苦しいから」
苦しいのは動けない状態にしているってことですよね。
スムーズに力が前に出て行くにはどうすれば良いのか、個人個人の感覚なので答えがない。
っていうか、馬が安心できる場所をつくってそこでジッと動いてくるのを待ってたらいい。
言葉で言うのは簡単。
されどなかなかこれができない。
SUNもよく首を振ったり、ハミをカチャカチャ言わす、口元痙攣するみたいなことになってた。
ティルはSUNよりも線が細くて力強さがない。
ディープインパクトみたいに飛ぶように動く。
力でなんとかなる、そんな馬ではない。
SUNは、これは良くないことだけど、手綱でバランスを取ることができたけど
ティルはそれができない。
とにかく動き。
他にはない持って生まれた動きを壊してはいけない。
ある意味、宝なんですよね、こういう馬。
SUNもさとう君もハルも、持って生まれたものがすばらしい。
作られたものじゃないから、それを壊してはいけない。
K2先生にチェックされてから少しはおとなしくなった私の拳。
馬もまだ考えてるけど少しずつ収まってきて、安定はしてないけど巻き込ますことなく速歩が続きました。
一つ、クリア…。
もう一つの課題、駈歩発進。
なんと奇跡的に上手くいきました。
やっぱり先週は巻き込んで苦しくなってしまい前に出れなかったんですよね。
先週、ななちゃんに言われたことはちゃんと意識して発進しましたから、少なくとも苦しくはなかったのかも。
一つ一つ、馬も必死に考えてるし、私も考えてる。
通常時間に戻るので今度はいつ乗れるかわかりませんがその時のために忘れないように。