商機はあるのか

2016-10-19 14:39:40 | 日常
災害時の備えと男性の育児参加を促すため
菅官房長官が、乳児用液体ミルクの
”解禁”を検討する考えを明らかにしたそう
です。
 
災害で哺乳瓶の消毒が難しく、水道水も遮断
されている時、液体ミルクがあれば、大助かりでしょう。
災害の多い日本で、これまで製品化されてなかったことが
不思議に思えます。
メーカーには是非製造をお願いしたいと思います。 
 
しかし、冷静に考えてみると、幼児用液体ミルクを
ビジネスとして成功させるのは至難の業のよう
にも思えるのです。
 
乳児用液体ミルクが普通に販売されている
アメリカでも、粉ミルクの方が売れています。
液体ミルクは価格が高く、普段使いは難しい
と思われます。
 
日本で販売されても、液体ミルクを買うのは、
災害用の備蓄や旅行時、親の体調がすぐれない
時などに限られてくると思います。
普段使われなければ、量産効果は期待できず、
メーカーが消費者の要望に応えて、製造を
開始したとしても、高価格になり、消費者から
敬遠され、普及は難しそうです。
 
日本で販売されているロングライフ牛乳でさえ、
常温保存が可能な期間は2〜3カ月です。
乳児用液体ミルクとなると、メーカーは
細心の注意を払う必要があります。
 
2016年10月18日 東京新聞朝刊
 
国内で法令が未整備のため、流通していない「乳児用液体ミルク」
の販売を望む声が広がりつつある。菅義偉(すがよしひで)官房
長官は十七日の記者会見で「解禁」を検討する考えを明らかにした。
「政府の男女共同参画会議の専門調査会で検討が行われる」と述べた。
(中略)
 ただ、現時点で、技術的に商品化の見通しがついたわけではない。
 国内の乳業関係者らは、〇四年の新潟県中越地震や〇七年の中越
沖地震を受け、〇九年液体ミルクの解禁を厚生労働省に要望。
しかし、省令改正に必要な衛生面での安全性を示すデータの提出に
至らなかった。
 国内の粉ミルクメーカーの担当者は「消費者の要望が高まって
いるのは理解しており、研究も着々と進めている」と指摘。一方で
「商品化には課題が大きく、発売のめどは立たない」とも明かす。
 海外の液体ミルクは、常温で長期保管するうちに水溶成分と油分
が分離したり、茶色っぽく変色するものもあるという。一般社団
法人・日本乳業協会の担当者は「新しいカテゴリーの商品であり、
赤ちゃんに与えるものなので、慎重にならざるを得ない」と説明。
「便利なだけでなく、粉ミルクと変わらない高品質なものでなけ
れば、日本の消費者には受け入れられない」と話す。
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