JR東海と国防総省人脈

2010-05-12 11:09:36 | 日常
米長官がリニアモーターカー試乗 JR東海は技術アピール 共同通信
(引用開始)来日中のラフード米運輸長官は11日午後、山梨県にあるリニア
モーターカーの実験線を訪れ、最高時速502キロで走るリニアに試乗した。
JR東海はリニアを米国に売り込んでおり、葛西敬之会長が同乗して技術と乗り
心地をアピールした。(引用終了)

リニアに試乗したラフード米運輸長官の表情をコロ子もテレビで拝見しました。

JR東海のプレスリリースによると、米国を含む海外に同社の高速鉄道システムの
導入をプロモーションする会社が2社あるとのこと。

以下JR東海のサイトより抜粋
・U.S.-Japan High-Speed Rail(USJHSR)
USJHSRは、米国を含む国際市場にJR東海の高速鉄道システムと技術を
マーケティングし、展開するため、JR東海と提携した米国の会社である。
・U.S.-Japan MAGLEV(USJNAGLEV)
USJNAGLEVは、米国を含む国際市場に世界最速のJR東海のSCMAGLEV
のシステムと技術をマーケティングし、展開するため、JR東海と提携した
米国の会社である。

以上2社のCEOに就任しているのが、リチャード・ローレス前国防次官補、
そして、USJMAGLEVの社長を務めるのが、トーケル・パターソン前米国国家
安全保障会議部長であると明記されています。
参照 JR東海高速鉄道の海外事業展開について

リチャード・ローレス(Richard Lawless)氏といえば、あの普天間飛行場の
移設で米側の代表として日本と交渉にあたった方です。お名前がLawless
印象深かったので、よく覚えています。

トーケル・パターソン(Torkel Patterson)氏は、JR東海によると、米国海軍に
入隊後、国防総省国防長官室 日本上級部長、米国大統領府 国家安全保障会議
日韓部長、Raytheon Japan社長を歴任された方だそうです。

国防総省勤務時代に培った人脈を生かして、日本の高速鉄道技術の売り込みに
成功して頂きたいと思います。
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