中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

もしかしたら歴史的建造物になったかもしれない「金陵酒家」

2007年11月13日 | 中華街(大通り)

 《金陵酒家、解体始まる》と題した記事を書いたところ、bobbeyさんから以下のようなコメントをいただきました。

金陵酒家、解体してますね。
私は建築関係なのですが、この建物は宮脇檀という著名建築家(故人)が設計したものでした。彼は住宅がメインフィールドだったらしくこの手の建物は数少なかったです。
一度も入らずに解体されてしまい残念です。


 へえ~。まったく知りませんでした。あの中華街大通りの中で、ちょっと雰囲気が周りと違うなとは思っていたのですがね。
 こんな有名な先生が設計した建築だったのですね。
 ならば内部を撮影しておくべきだったなぁ。

 でも、外観の写真なら数枚あったはず。
 というわけで、過去のフォルダから探してみました。


 これが外観です。大きすぎて画面に収まりきれない~~。
 赤くて太い柱が、まず眼を惹きます。そしてガラス窓。周囲には彫刻を施された木製の枠が並んでいました。


 店の角には婦人洋品を売るコーナーがありましたよね。なんだか不思議な光景でした。
 
 これを見て、私は山元町商店街の「村上商店」を思い出しました。あそこの店は婦人洋品店なのですが、店頭の一画で和菓子を売っているのです。
 産業分類上どこに分けられるのか、この店の前を通るたびに考えさせられます。


 「金陵酒家」の場合は、「村上商店」と逆ですね。本体が食べ物系でコバンザメのようにくっついているのが服飾系。
 それにしても妙な感じですが、以前はこの洋品部門がもっと広くて、ひとつの店ぐらいあったと思います。


 屋上はこんなでした。べつに大麻とか栽培しているのではなく、経営者の趣味だったのでしょうか、早くから屋上緑化をしていました。
 赤・黄色のけばけばしい色彩の街中にあって、ここにはホッとする緑の空間が用意されていたのです。見上げると本当にいい雰囲気でした。

 この「金陵ビル」は1984年に建てられました。あれから20余年。なにがあったのか分かりませんが解体です。
 でも、金陵酒家の料理は関帝廟通りの売店兼工場2階で食べることができます。

【参考】 そういえばストロングビルがすっかり壊され、今は更地が出現しています。



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10 コメント

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おぉ驚きました。 (bobbey)
2007-11-13 21:05:25
今日、こちらのブログを拝見していたら当方の名前が(ちなみにhobbeyでなくbobbeyで~す)。驚きました。
実は私自身も大学で建築学を学んでいるにも関わらず、不勉強でTOTO出版(あのトイレのTOTOです)から発行している「建築マップ横浜・鎌倉」(http://www.toto.co.jp/bookshop/detail/A0215.html)というもので知りました。
有隣堂本店の並びに昔からある不二家も「実は・・・・・」などという見方もでき面白い本です(私は決してTOTOの関係者ではありません。)。立ち読みでも十分楽しめる(自分の住んでいる所には・・・・という見方も出来ますし)ので良ければ見てください。
昔の記憶・・・ (クラルス)
2007-11-13 22:05:38
今聘珍茶寮のあるところにチャーシュー屋さんがあった気がするんですけど、金陵酒家だったんでしょうか?
すごく昔の記憶なんですが、そこも籐の椅子で雰囲気似ていたような・・・


Unknown (管理人)
2007-11-13 23:02:09
>bobbey様

お名前を間違えてごめんなさい。近眼なので小さい字が見にくくて、bとhを間違えました。
「建築マップ横浜・鎌倉」はおもしろそうな本ですね。さっそく読んでみたいと思います。

Unknown (管理人)
2007-11-13 23:02:35
>クラルスさま

聘珍茶寮のあるところに叉焼屋さんがありましたっけ? 記憶では萬珍茶房とかバー・ヴァイキングですね。
金陵はずーっと、今の位置だと思うのですが。
でも、これはもう少し調べないとなんともいえません。お待ちくださいね。
金陵の洋品 (すぎちゃん)
2007-11-13 23:57:03
かつて中華街や関内のあちこちにチャイナドレスのクラブがたくさんあったころ、夜の蝶のためにドレスのお店がたくさんあったとか・・・。
でも、そういうお店はなくなっちゃったとおばさんが嘆いていたのを思い出します。

粋華さんなら、そのころからブイブイ言わせていたんでしょうねえ・・・

訂正
粋→酔
粋な酔っ払い (管理人)
2007-11-14 05:45:27
>すぎちゃん

そうかぁ。関内のクラブか。いまでもクラブはあるけど、チャイナドレスは流行っていないよねぇ。

それから、HNの「酔華」は酔っ払った中華街好きということです。粋な中華街好きではないのですよ。
なつかしいです。 (ころた)
2007-11-15 07:51:37
どうも、ちょくちょく寄らしていただいているころたと申します。
今のとこになって前よりお持ち帰りは、しやすくなったのでが、やっぱ、前を知っていると何だか悲しい気持ちです。

昨日、お昼を食べてきたのですが、たぶん食事をできることを知っている人が少ないからでしょうか、お昼時なのに、1組だけでした。(まあ、たくさん入れるわけではないですが)

大好きな香港にはあんな焼物を売っていて、奥でご飯が食べれるお店がたくさんあるのですが、中華街では貴重なお店、がんばってほしいものです。
金陵酒家の懐かしい(しかもそんな貴重な)建物を見て、筆を、いや、キーボードをうった次第です。
そうですか、1組だけ (管理人)
2007-11-16 00:10:23
寂しいですねぇ。みんな、金陵の2階で食べられるなんて思っていないからでしょうね。
金陵 (ぺり)
2007-11-16 12:57:33
酔華さん

そうですか。解体始まっているんですね。
結局1度しかいけなかった金陵ですが、
去年行ったときの写真、拙ブログにも載せましたので、よろしければご覧ください。

売店も行かなきゃ!
解体 (管理人)
2007-11-17 07:18:12
>ぺり様

売店の2階にも行ってあげてね。

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