函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説の村・椴法華。
海辺の露天風呂からのメッセージです。

新聞は世界の地図

2017年04月05日 07時26分57秒 | えいこう語る

▼芥川賞作家の池澤夏樹さんが「新聞は毎日更新される世界の地図。何が起きているか、何が問題かを知るため、新聞ぐらい読みましょう」と「こども新聞サミット」での講演内容で話したことを、今朝の北海道新聞が報じている。
▼さらに「世の中にうそが増え、事実や真実が減った理由の一つに、インターネットがある」と指摘し「ツイッターなどは考えて書くのではなく、一瞬の思い好き嫌いを語る。思いを発信するコストは安くなったが、事実かどうかを検証しないまま発信している」とも。
▼スマホを片時も話さない人が多くなった。こっちが知らないことを相当知っていると思うと「おじさんこんなことも知らないの」と笑われそうで、不安さえ感じるこの頃だ。だが、このような通信アイテムを使っている若い人の情報は、週刊誌レベル(確証が薄い)なのだと、今のところは年齢を重ねた分だけ情報選択能力があると思い、多少の優越感を持っている。
▼「正確・やや正確」などという機能が付いたら、持っている人とそうでない人の情報量と質の差は、広がるだろう。この人工頭脳に、人間が生まれながらに持つ限りなき能力も、徐々に死滅して行くに違いない。個性喪失の時代になってしまっては、全体主義国家が台頭してきそうで、寒気を感じる。
▼ほかに注目したのは、こんな記事だ。函館市議会でK議員が、質問の際、職員に文章を読ませたことで、市長が「理事者に対する侮辱とも受け取られる」とし、議長に申し入れ書を提出した。議会運営委員会で協議し、少数会派が市長の意見に意義を唱えたが、多数派が市長に理解を示したという。
▼この記事の隣の『視点』というコーナーでは「市長は自由な質問を認め議員は鋭く質問を」との見出しで、こう解説している。国会でも文書を読むよう求める質問はある。だが、質問内容が類似し、市民に理解しにくい専門用語も多かったと記している。
▼この記事を読み、浮かんでくるのは森友学園をめぐる国会質疑だ。質問者も同じようなことを何度も聞き、答弁の矛盾を引き出そうとしている。真相究明にこの手法は欠くことができないが、アベ総理の発言は「私は総理大臣です。そのような質問は私に失礼ではありませんか」というような答弁をする。
▼地位と権力を持ち出してのアベ総理の発言には、最早民主主義のルールを、大きく逸脱していると感じる。アベ総理は、数の力で押し通す自分の政権に、絶対の自信を持っているので、反対する者を卑下した態度に出るのだ。
▼函館市は、国と電源開発を相手に、大間原発建設凍結の訴訟を起こしている。もしアベ総理が裁判長なら「公共の福祉に資するための国策に反する提訴は、国家を侮辱するものではないか」
というのだろうか。などと、考えさせられる新聞記事だ。
▼「新聞は毎日更新される世界の地図」という言葉だが、森友学園問題の国会や、この函館市議会での出来事は、世界の民主主義社会で、相当遅れている地域の記事のような気がする。我が国の憲法第21条には、「一切の表現の自由は、これを保障する」とある。さらに11条には「この憲法が国民に保証する基本的人権は、侵すことができない永久の権利」とあるからだ。
▼今日のブログは、先日K議員に会ったので、聞いてみたことで判断した私の思いだ。この頃の市長、動物に例えれば「猪」という感じだ。対するK議員、自身を「獅子」に例えている。どちらも「しし」なので、性格が似ているのかもしれない。
▼とにかく最近の私のブログは長い。そこで、自分自身を動物で例えれば「竜と蛇」だ。つまり竜頭蛇尾ということです。
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