プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

●第21回NAHAマラソン大会

2005-12-07 10:01:00 | スポーツ
 日本のホノルルマラソンと称される「第21回NAHAマラソン大会」は、12月4日奥武山公園を発着地点として開催された。人気大会だけあって、全国から2万人を超えるランナーが集うマンモス大会だ。

 この人気の秘密を私なりに探ってみた。一つは、制限時間が6時間と長く、初フル挑戦者にも有難い点だ。二つ目は、沿道の応援の凄さがあげられる。公式のエイドステーションのほか、黒糖やキャンディ、バナナ、みかん等々を手渡す私設エイドが数多い。また、エイサーや三線、太鼓といった鳴り物や、手拍子などで沿道から送られる声援がランナーを後押ししてくれる。ここでは、住民がランナーと一体となってイベントを楽しむ光景が途切れることがない。これが一番の魅力なのかも知れない。

 さて、午前9時、平和祈念の鐘が鳴り、2万2000人のランナーがスタートしたが、何せ大集団なので私がスタート地点を通過するまでに約12分要した。国際通りを抜けて、南風原・東風原・糸満・豊見城等の南部6市町を結ぶコースだが、途中、平和記念公園やひめゆりの塔等の観光名所が数多く、本大会の完走率が低い理由が分かったような気がした。夜の国際通りには、全国各地から集まって来たランナー達が、完走Tシャツを着て足を引きずりながらも、満ち足りた表情で歩く姿が目立った。こういった楽しみ方もホノルルマラソンと共通項のような印象を受けた。

 唯一、残念だったのは、スタート順がゼッケンナンバー順だったこと。完走予想タイム順にすべきだ。速いランナーが前に出ようにも、道幅が狭く大集団にもまれて出るのが難しい。私のような遅いランナーでさえ、最後まで自分のペースで走ることが出来なかったのが悔やまれた。


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