「女声合唱団風」 かたることばが歌になる風になる

作曲家林光さんの作品を中心に2000年から2016年まで歌ってきた
「女声合唱団風」元団員の気ままな日記

歌「ローレライ」は名訳

2016年11月02日 | 音楽
今年もまた、隣町の合唱団の合唱祭に向けての伴奏合わせ練習に入った。

先輩は、昔から日本で歌われている外国の歌曲などを、毎年プログラムに1曲入れていて
今年は「ローレライ」だ。
あと2曲は「よかったなぁ」(まどみちお作詩/新実徳英作曲)と
「たんぽぽ」(星野富弘 詩/大田桜子作曲)

「ローレライ」は、ドイツのライン河に伝わる伝説を元に、H・ハイネ(Christian Johann Heinrich Heine:1797-1856)が書いた詩に、ドイツの作曲家F・ジルヘル(Phillipp Friedrich Silcher:1789-1860) が作曲したもので、明治時代に近藤朔風が訳詞をつけたものが有名だ。
そしてこの訳詞は、メロディーに対しても見事にはまっていて名訳と言われている。

私の通った大阪の音楽大学に付属した高校音楽科では、3年生の時からドイツ語が必修になっていて、ドイツ語のHerr.寺川はローレライの詩を生徒に暗唱させた。
この歌をよく知っている私は、この詩をメロディーのフレーズに合わせるように暗唱すると、寺川先生は「詩をよく理解して読んでますね」と褒めて下さったことも思い出す。

先生の授業は、難しいドイツ語を楽しくわかりやすい時間にして下さった。
私たちが先生にドイツ語を習っている頃、当時としては晩婚かもしれない40歳で先生は結婚されたが、ちょっと小太りで男性としては小柄な愛嬌のある方だった。

Ich weiß nicht, was soll es bedeuten, == なじかは知らねど
イッヒ ヴァイス ニヒット ヴァス ゾール エス ベドイテン

Daß ich so traurig bin; == 心わびて
ダス イッヒ ゾー トラウリッヒ ビン

Ein Märchen aus alten Zeiten, == 昔の伝えは
アイン メルヒェン アウス アルテン ツァイテン

Das kommt mir nicht aus dem Sinn. == そぞろ身に沁む
ダス コムトゥ ミール 二ヒット アウス デム ジン

子供の頃から歌っていた愛唱歌で、ドイツ語は殆ど忘れたのに、寺川先生の授業の思い出と一緒に、この1節だけは思い出す。

なじかは 知らねど こころ侘びて== 何故だかわからないが切ない気持ちになって
むかしの伝えは そぞろ身に沁む== 昔の言い伝え(メルヘン)がいつも胸に沁み込んでくるようだ」
続きは「わびしく暮れゆくラインの流れ==寂しく暮れていくライン河の川面
入日に山々 赤く映ゆる == 日が落ちていく山々は 赤く染まっていくよ」


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