電脳筆写『 心超臨界 』

国家の栄誉はその寿命にある
( アレクサンダー・ハミルトン )

同盟維持には戦と同じ労力が必要――倉山満さん

2017-04-04 | 200-歴史・文化・社会
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【 倉山満、PHP研究所 (2016/11/16)、p52 】

戦争は負けたら終わりだという人がいます。違います。負けたときからが本番です。負けてもなお、ウチの国は正しかったと言い続けるのが国際法学者の仕事です。

だから、「負けたのだから潔く受け入れよう」ではダメなのです。力関係で国際社会を認めさせられないのは仕方ないにしても、国際法学者は全世界を敵に回してでも、自国の正当性をいわなければなりません。

それを最も実行しているのが台湾です。台湾と中国は、国家承認をしてもらうために世界2百カ国に対する政策を持っています。台湾は今、21カ国に承認されていますが、どちらかの国を承認したら、もう一方の国が自動的に国交を断念するので、自国を承認してくれる国を一つでも増やすという政策を行なっています。あんな小さな国でも、台湾のエリートは絶頂期の大英帝国が世界中を敵に回してでも一歩も引かずに自らの立場を主張したような気概を持っているのです。

それにひきかえ日本の場合は、国連で敵国だ、犯罪国家だ、侵略国家だとさんざんにいわれていますが、本音では日本を認めてくれる国があるわけです。恵まれています。

アメリカがブッシュ大統領だった時代によくあったのは、アメリカの単独行動主義にイギリスがついていって適当なところで止めるというパターンです。国連では基本的に中国・ロシアは敵です。米英仏陣営の中でアメリカが「わけのわからないこと」をいったときにイギリスがついていって、フランスが反対側に回って、英仏がアメリカを説得して、着地させるということをやっています。

「鉄の女」で知られるマーガレット・サッチャーは、アメリカ人を上手く扱った政治家でした。フォークランド紛争のとき、当時のレーガン大統領に「フォークランドはわが国の領土であります!」と机を叩き、「あなたが西側の自由主義陣営のリーダーを自任するのだったら、こういう原理原則を守ってもらわないと困ります。あなたに一緒に戦えといっているんじゃない。私が自分と土地を自分で守るといっているのだから、あなたは、そこで黙ってみてなさい!」と説得したと伝わっています。同盟を維持するには、戦をするのと同じ労力が必要なのです。

ちなみに、なぜか日本にもその根回しが回ってきました。当時の内閣総理大臣は鈴木善幸でしたが、「うちは憲法9条を旨とする国なので」と返答したので、サッチャーはアルゼンチン寄りの中立だと悟ったそうです。一方、中国の鄧小平は香港返還を控えていたので明確なサッチャー支持を表明しています。

国際法がヤクザの論理であることを理解していなければ、こういうときに将来の国益に利する貸し借りで負けることになります。

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