園長だより

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感謝こそが経営の基本

2016年12月28日 05時11分36秒 | Weblog
北川八郎さんの「無敵の経営」という本を読み終わりました。

最後のあとがきの部分にあたる内容がとてもよかったので、全文抜粋させていただきます(茶色で表記します)。


おわりに 感謝こそが経営の基本

二十一世紀に入ると平和になって、どの国も穏やかになると期待していましたが、世界は相変わらず乱れています。

日本も浮き足立ち、グローバル化のもとに利益中心の社会が持続し、富む人と富まない人の差がふたたび大きくなっているようです。

経済システムもきしみ始め、いろいろな階層や職業の人が、お金に負けて晩節を汚し始めたのも事実でしょう。

そんな状況の中で、私は若い経営者たちに、周りの人々の幸せにするために「利に負けない、信に基づく経営こそが繁栄をもたらす経済の法則」であることを確かめてもらいたいと願いながら、筆をとることにしました。

それは、無敵に生きることによって「無敵の経営で栄える」ことができると思うからです。

無敵とは、力で勝ち抜く無敵ではなく、弱くても味方だらけの愛する人々に囲まれた、戦わなくてもいい「無敵の経営」をすることです。

この無敵の生き方のすばらしさに経営者が目覚め、「人間経済」を軸に人の幸せに寄り添いながら、ずっと繁栄していってほしい。

これからの心の置き方を本書から学んでいただければありがたいと思います。

この無敵の生き方を少しだけでも取り入れ、感謝をすることに人生の軸足を移してみると、まったく違う苦の少ない経営の世界に入れることを体験していただきたいのです。


経営者が気づいて変われば、日本は変われます。

利益を独り占めする経営者から、周りの人々の幸せに喜びを見出しながら、周りの人々を共に富ませることが人生の中心となる経営者へと育つことを祈ります。

ここにある繁栄の法則を大きく理解して、身につけていくことを祈ります。

そして、まずこのすばらしい日本を、平和な、世界にも数少ない桜の花に満ちた豊かな水稲の似合う国を、共存共楽の世界としてずっと維持したいと心から祈ります。


経営者自らが、もう一度「人として立ち」、また教育者も生徒たちの前にまず先生ではなく人として立つならば、この国に秩序ある安らぎと平和感と穏やかさが訪れるはずです。

頭の良し悪しの前に学ぶべき「人の役に立つ」「相手を富ませる」「人々に安らぎを与える」ことが人間としてあることの原点です。

人生は何を成したかより、楽しんで生きたかが問われる時代です。

平凡ですが、感謝こそが経営の基本。

そこから信と安らぎと平和のある、思いやりの心を中心とした「人間経済」へと、ゆるやかに移行していくことを望んでいます。

人口減の世界も楽しみです。

人が少ないと争いの少ない世界が待っているからです。


2015年6月 初夏の小国町にて
     北川八郎



北川さんの本は、はじめに「断食のすすめ」を読みましたが、目から鱗、という感じでした。

ガンジーさんに24年前ぐらいに影響を受けたとき、生半可に菜食に挑戦しましたが、断食という考え方にとても大きな影響を受けました。

先進国は物や食べ物にあふれているのに、人々の顔に表情がない、と北川さんはおっしゃっています。

後進国は物や食べ物が不足しているのに、人々の表情が生き生きとしている、とおしゃっています。

食べ過ぎ、消費しすぎ、情報のありすぎ、になると、すべての感覚がおかしくなってきて、いくら食べても、いくら物に囲まれても、もっともっと欲しい、と感覚が麻痺してくる、そのことから、生活習慣病やさまざまな苦が先進国には増えているように感じました。

欲深く生きることで、人はもっとも大事なことを見失って、刹那的な欲求充足に明け暮れて人生を終えていく、という現代人の様子が浮かび上がってきます。

さまざまな病気も食べ過ぎ、そのことからくる怒りすぎ、心配のしすぎ、によってもたらされている、ことが実感できました。

断食のすすめ、の中にはThinkingをやめる、ことが書かれています。

思考に囚われ、自らが自らの思考(不安や心配)によって疲れ病んでいく、ことを断食をすることによって学びます。

北川さんの「断食のすすめ」という本には、瞑想やヨガをすることも含まれていました。

いかに栄養過剰で、美味を求めすぎて、健康を害しているのか、意識するようになりました。

断食をすると、あたりまえのことがあたりまえでない、ことに気づきます。

この世に存在することすらもあたりまえだと感違いしていることに気づきます。

断食していて、さまざまなものによって、生かされている、ことに気づきます。

感謝の気持ちを体感して味わうには、断食はおすすめです。

あたりまえなことなど、なにもない、ことを体感します。

北川さんは27年もの間、断食と瞑想を繰り返し、貧しい中、修行のような生活を人里離れたところで送っていたようです。

その内容は、明日の投稿で掲載したいと思います。

生き方を、とても見つめさせてくれる内容です。

そんな目から鱗の著者に出会えたことに感謝です。

学びを続けていきたいと思います。



最後までお読みいただいて、ありがとうございました。


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