園長だより

学園の様子と、園長の日々想うこと、日々の学びを、つれづれに書きしるすブログです

「意図的な練習」と「フロー」→「やり抜く力」

2017年05月12日 05時31分33秒 | Weblog

アンジェラ・ダックワースさんの「GRIT やり抜く力」という本を読んでいます。

その中に「意図的な練習」と「フロー」の関係について述べられているところがありました。

金メダルをとるようなオリンピック選手が、毎日の「意図的な練習」の積み重ねの体験と、「フロー」に入る体験を調査したような内容の紹介です。

「意図的な練習」というのは毎日のルーティンのように取り組む練習です。

「フロー」は、別の言い方で言うと「ゾーンに入る」とも言われ、集中して忘我の境地で楽しみ、時間が止まったように、体が自然に動き、すばらしいパフォーマンスができるような状態です。

「フロー」の研究の世界的な第一人者はミハイ・チクセントミハイさんです。

チクセントミハイさんは、あの有名なユングさんの講義を聴いたことがある人です。

チクセントミハイさんとダックワースさんはお知り合いです。

フローは、毎日の「意図的な練習」という絶え間ない鍛錬を行っている人が入る境地と言われています。

その意図的な練習も、いやいや取り組んでいる人よりも情熱や楽しみとして厳しい練習に取り組んている人が入りやすくなると書かれていました。

生活習慣の中で、厳しい鍛錬も、ある目標に向かって楽しんでいる中で取り組めていると、本番にはフローに入ることができるということが紹介されています。

世界的なアスリートでも経営者でも、両者の共通点は、厳しい意図的な鍛錬とフローの両方を体験していることにあるのだと思います。

忘我の境地に至るまで、何か一つのことに取り組んだ経験がある人は強いです。

そこには、いつしかストレスとかも感じることがなくなり、困難や逆境も楽しむ境地となります。

認知行動療法というものがありますが、一つの出来事も認知の仕方を変えれば、嫌だなと思う体験が意味のある体験になる、

ということと、フローに入る境地と関係が色濃いのではないか思います。

毎日の読書にも同じことが言えます。

読書を続けることは大変なことに思う人もいるかも知れませんが、脳内ネットワークがスカスカの状態が読書の習慣を継続することによって、ネットワークの網の目がスカスカの状態から、網の目が入り組んだような、たくさんつながった状態に変化していくと、そこには楽しみや興奮、フローに似た体験をします。

退屈で厳しい訓練も、毎日の習慣として習熟していくと楽しいものになる、、、それがフローにつながる体験になる、というようなまとめ方をダックワースさんがされています。

「意図的な練習」→「フロー」→「やり抜く力」というようにつながっていくことがわかります。

そこを体験した子どもや大人は強いです。

そのような体験をできるように、自分自身が見本を子どもたちや職員さんに見せていきたいと思います。

そんなことを考えるきっかけを与えてくれるのが「GRIT やり抜く力」という本です。

 

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

 

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