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遅まきながら「関ヶ原」

2017-10-05 10:00:00 | 遊び


「関ヶ原」チラシ


 観ようと思っていて見逃してしまった「関ヶ原」を観にいってきました。

 「関ヶ原」
石田光成率いる西軍と徳川家康率いる東軍の天下分け目の戦いです。

 偶然ですが、少し前に童門冬二さんの「石田光成」を読んでいましたから、頭の整理に役立っていたかも。
このあたりの歴史、誰がどういう思惑で動いていたかとか、裏でどんな動きをしていたかとか知らないとよくわからない気がします。
 じつは、その本を読むまでは、石田光成のことあまり好きではありませんでした。
小物のくせに身の程知らずにも天下を狙って独り相撲をとった印象でしたから。

 でも、本当はその逆の性質の人だったみたいです。
映画でも実直な武士に描かれていました。

 本によると、光成は、「俸禄をため込むのは本来の主旨から外れる、殿のために遣うべきだ」と部下の育成等にお金をすべてつかって贅沢をするでもなく、自分の貯蓄はなかったそうです。
戦いに敗れた直後、財産を狙って光成の城を襲った人たちは、あまりに質素な内装に驚いたと書いてありました。
 また、関ヶ原で敗れたのち、家康の城で様々なひとに貶められるようなことをされたのも事実だったようですが、彼は「勝負は時の運」と、恨みがましい態度はとらず、恩知らずな態度をとる者たちにも凛と顔をあげていたとのことなので、私のなかの印象がすっかりかわってしまったのです。
 素晴らしい人物とされる「直江兼続」と気があったのも、光成が誠実な人物だったからだと思います。

 ・・・そんなに誠実な人物がなんで味方が少なかったのか・・・
実直すぎたのかもしれません。
だって、誰もが「自分が天下をとりたい」と動いていた時代ですから。
 映画では関ヶ原に焦点があてられてますから、秀吉はじめ周囲の人物やその他エピソードなども省略されているので、なぜあんなにも孤立無援なのか不思議なぐらいかもしれません・・・
 家康が天下を狙って画策する策士なことだけは描かれていましたけど。

 そういえば、この映画で有村架純演じる「くノ一」がでてきます。
映画だからといえばそれまでですが、ちょっとキュンとするかもしれません。

 それから、平岳大さん、お父さんに瓜二つでコワイぐらいでした。
岡田准一さん、とてもキレイでかっこいい武将でした。
馬なんかすごい勢いで走らせちゃってますっ

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