昭和時代の幼児的な情感たっぷりの、昭和ロマンと言うべきか、そんな絵柄で、しかも凝ったブック形式の貯金箱を収蔵しました。
上の写真、ブック形式の貯金箱、陶器製、高さ7.5センチ、横幅10センチです。高度経済成長の昭和時代によく描かれていた可愛い女の子が描かれ、恋・愛について語っています。今思い返せば、全てに無我夢中で駆け抜けた感じの昭和時代、そう言えばこんな甘酸っぱい感じも彼方此方に有りました。戦後復興の厳しい時代でも有りましたが、頑張れば報われる、良い時代でも有りました。
今の時代、20年以上も続く異常な低金利時代、一生に一度もどうかという東日本大震災の体験など、そろそろ時代の変わり目が来そうです。明るい時代を期待したいものです。
それはともかく、表紙もなかなか凝っています。こんな貯金箱、今ではあまり見当たらず貴重ではないでしょうか。
昭和時代の情緒・雰囲気に溢れた貯金箱をいろいろ収蔵しました。
上の写真、たこ焼きのおっちゃんの貯金箱、陶器製、高さ13センチです。
ユーモラスな顔、結構細かく表現されています。この様な人物像は昭和時代の特徴です。惚けた感じ、素朴さが良いですね。昭和時代のこの様な雰囲気は、貯金箱で残され、存続していくのでしょうか。
上の写真、トマトの上にネコの貯金箱、陶器製、高さ12センチです。トマトだけの貯金箱、大小数多く有りますが、小さな可愛いネコが乗っかっている、なんかしみじみ癒されます。全体の形・色も昭和の感じ有り有りです。
上の写真、黒人の女の子、陶器製、14センチです。昭和時代は、黒人の貯金箱の数が多く、流行だった様です。これは赤と黒がメインの配色でシンプルですが、可愛く出来あがっています。別に凝っているわけでは有りませんが、個性的な感じがします。
私も未だ観たこともなく、良く理解が出来ていないのですが、「停電少女と羽蟲のオーケストラ」のドラマ主人公、灯屋の運び屋、灰羽の貯金箱を収蔵しました。
上の写真、招き灰羽猫貯金箱、陶器製、高さ13センチです。肌触り良く 、出来の良い貯金箱です。灰羽がネムの停電を治すため、貯金箱になったそうです。
停電少女と羽蟲のオーケストラは、CDレコード会社の作品の一つ、2009年にドラマCDシリーズとして発売されました。原作・脚本は二宮 愛です。
物語は、人間が瞳から光(視力)を失った世界、人間は光を灯す存在 蛍 と出会い、支えあうように生きていきます。
不思議な世界の物語の様ですが、実際に観ていないので分かりません。